2009年からMA日本キックボクシング連盟に加盟した、JMC横浜ジムが誇る長身のホープが武田だ。ランキングをどんどん上げていき、現在は早くも2位に。タイトル挑戦も目前となってきた。12月大会ではロシアの空手王者を破り、好調をキープする武田にパーソナルな部分の質問をぶつけてみた。
武田一也(たけだ・かずや)
1986年3月26日、神奈川県出身
身長181cm、体重76kg
MA日本ミドル級2位
戦績:10勝(2KO)2敗2分
MA日本キックボクシング連盟/JMC所属 |
■自信あるのはキックボクシングくらいしかない
ーーなぜキックボクシングを始めたんですか?
「昔からボクシングなどの格闘技には興味があって、小学生くらいの時からの夢が野球選手になるかボクシングのチャンピオンになるかだったんです。でも、野球は途中で無理なことに気付きまして(笑)。高校くらいまでやってたんですけれど、レベルがたけぇなと。
これは無理だと思って普通に卒業して働いたんですが、仕事も無理だなと思って辞めて(笑)。辞めた時に友だちが、ちょうどキックボクシングジムに行くって言い出したので、俺も行くことにしました。いい機会だからどこまでいけるかやってみようかなって感じで始めました。19〜20歳くらいの時でしたね」
ーー仕事は何をやられていたんですか?
「工場内で機械の検査をする仕事をしていたんですが、終電までやらされたりして、もうダメだな、と思って」
ーー武田選手の年代だとK-1に影響は受けましたか?
「好きでしたね。親が空手をやっていたので、小学校の時に遊びみたいな感覚でしたけれど、寸止めの空手を週1でやっていました。それも好きだったので、野球か格闘技だなと思っていて、格闘技をやる機会が出来たので“よし、やろう”と決めていま一生懸命にやっています」
ーー野球でいい成績は残せなかったんですか?
「野球は……残せてないです(笑)。公立ではまあまあ強いところに行って副キャプテンで4番を打ってたんですけれど、私立の凄い選手に比べたら大したことない感じでした。レベルが高すぎました」
ーー甲子園の予選は?
「出ましたけれど、すぐに負けました」
ーーキックボクシングを始めてみての感想は?
「けっこう自信はあったんですけれど……
武田一也インタビュー内容
■自信あるのはキックボクシングくらいしかない(前編)
※以下GBR会員の方のみご覧になれます。
■自信あるのはキックボクシングくらいしかない(後編)
■自分で自分を研究しながら倒せるスタイルを探す
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