12月13日（日）東京・ディファ有明で開催されるリングス『THE OUTSIDER 第9戦』の65-70kgトーナメントマッチ準決勝に駒を進めた“川口連合第十代総長”武井勇輝。二回戦の黒石高大戦で勝利を収めるも、拳骨折という大きな代償を負ってしまった。果たして12月大会出場はあるのか。

■前回の黒石高大戦で拳骨折「トーナメント準決勝には出ますよ」

――前回の10・11「THE OUTSIDER 第8戦」での黒石高大戦で拳を負傷したと聞きました。

「もう今は大丈夫です」

――それでは12月のトーナメントには出場すると？

「出ると思います。支障はあると思うけど関係ないっす。また折れても別に……」

――えっ、ということは拳は骨折していたんですか？

「手術しました。全治は半年ぐらいなんですけどね。拳にボルト入れてそれに補強もして試合に出ますよ。まぁ出場できる確立は80％ぐらいです。もしうまく行かなかったら、出られないんじゃないですか」

――今、練習の方は普通にやってるんですか？

「殴ったりとかは出来ないですけど、走ることはチョクチョクやってます」

――黒石戦を振り返ってもらいたいのですが、友人との闘いはどうでしたか？

「いや〜リングに上がったら関係ないですね。やりづらいとは思いましたけど、お互いに割り切りましたから。いつかはやると思いながらも黒石とは遊んでました。次の相手も吉永（啓之輔）君だし、同じ感覚っすね」

――吉永選手とも仲がいいんですね。

「吉永君とは黒石よりももっと前から交流がありましたよ。彼は遠い所に住んでいるからそんなに遊んでいなかったんですけど」

――吉永選手はかなり手強い相手だと思いますが、自信のほどは？

「どうなんすかね。勝てない相手ではないと思いますよ」

――寝技勝負にいきますか？

「吉永君から寝技で勝った方がかっこいいじゃないですか。寝技が強い選手だと思われているので、寝技で倒したらいいですよね」

――狙うは腕十字？

「いや別に何でもいいですね。試合ではいつも『あっ、腕があった』と思って……」