■相手の心を折るまでは勝っても満足しない
――まず今回の試合がタイトルマッチになると聞いた時はどう思いましたか?
「正直、自分でいいのかなという感じはしましたけど、師匠の上山(龍紀)さんに相談したら『チャンスだからやってみろ』と言われて、決めました。だから最初は驚きの方が強かったですね」
――しかも対戦相手は過去に一度勝っている内村選手になりました。
「そうですね。一応勝つには勝っているんですが、実力に大きな差はないと思うんで、今回の再戦で完璧に実力の差を見せ付けて勝ちたいと思います」
――では竹田選手にとっても今回が決着戦になるわけですね。
「はい。もう二度とやりたくないと思わせるような試合をしたいと思います。会見で内村選手もそう言ってましたけど、こっちもそのつもりです」
――竹田選手は試合をする上で「相手の心を折る」ということは意識しているんですか?