戦極旗揚げ戦では吉田秀彦からヒールホールドでタップを奪い、メインイベントで勝利を飾ったジョシュ。続く5・18『戦極〜第二陣〜』にもメインイベントへの出場が決まり、まさに戦極の外国人エースとしての活躍を見せている。かつては師弟の関係にあったジェフ・モンソンを相手にジョシュはエースとしてどんな試合を見せてくれるのか?
ジョシュ・バーネット(Josh Barnett)
1977年11月10日 アメリカ・ワシントン州出身
身長191cm 体重117kg
所属:フリー
主な獲得タイトル:第7代UFC世界ヘビー級王者、第10代パンクラス無差別級王者、PRIDE無差別級GP2006準優勝 |
■今はレナート・ババルらと一緒にトレーニングを積んでいる
――昨日は藤井惠選手のセコンドについていましたが、彼女の試合をどうご覧になりましたか?(※取材日は4月26日)
「メグミはみんなが思っている以上に高い打撃のスキルを持っている。対戦相手のハム・ソヒも打撃がとても強い選手だけど、その選手から1Rでタップを奪った。ソヒもあの階級ではレベルの高い選手だし、そのソヒを相手にあんな試合をするのは、決して簡単なことではないよ。メグミは、常に戦うという気持ちを持っているところがすごい。6年前に初めメグミと出会った頃、彼女はあまり総合格闘技の試合をしようとは考えていなかった。でも僕が彼女に総合格闘技でも戦うべきだと言い続けていたら、彼女も戦う意思を持ってくれるようになったよ」
――もしジョシュ選手が女性だったら、藤井選手と戦ってみたいですか?
「もちろん! 彼女は世界でベストの選手だからね。ただしもし試合をした時に、彼女に勝てるかどうかは分からないけど(笑)」
――5・18戦極に向けて1カ月を切っていますが、現在はどのようなメニューで練習されているんでしょうか?
「とてもハードに練習している。フィジカルトレーニングやスパーリングを中心にした練習など、その日によってメニューを変えてやっているんだけど、今はコンディショングを整える練習にも力を入れているね」
――以前、PRIDE無差別級GPに出場した時には、高地トレーニングを取り入れていましたよね。今でもそういったトレーニングは続けているんですか?
「確かにあの時はトレーニングパートナーだったクイントン“ランペイジ”ジャクソンと一緒に高地でトレーニングキャンプを行ったね。でも常にそういったトレーニングを行っているわけではない。今はアナハイムにとても素晴らしいコンディショニングのコーチがいて、彼のもとでコンディショニングのトレーニングをやっているんだ。高地トレーニングはやっていないけれど、彼とトレーニングしていれば、コンディションはとてもよくなるよ」
――今でもジャクソン選手とは練習しているんですか?
「いやあ、彼はとても忙しくなってしまったからね。最近はほとんど一緒には練習していないよ。今は去年の年末にチーム・ジョシュ・バーネットの一員として試合をしたレナート“ババル”ソブラル(=かつてリングスでも活躍したブラジル人ファイター)がトレーニングパートナーになっているんだ。これまで彼とは何度か練習したこともあるし、お互いに尊敬し合える関係だ。彼はグレートなトレーニングパートナーだし、スマックガールで試合をしたジュネル・マルケスなど、優れたメンバーたちと練習を続けているよ」
ショーグン
インタビュー 内容
■今はレナート・ババルらと一緒にトレーニングを積んでいる
※以下GBR会員の方のみご覧になれます。
■まだまだ試合で見せていない技術はたくさんある
■ジェフは人間的にとても変わっていて“クレイジー”なやつさ(笑)
■ジェフの手の内を知っているからこそ面白い試合になる |
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