
DEEPでの活躍後、UFCに活躍の場所を移したドンヒョン。UFCデビュー戦ではジェイソン・タンにTKO勝ち、続く第2戦では大ブーイングを浴びながらも、スプリットの判定でマット・ブラウンを下し、連勝を飾った。今後、更なる強敵との対戦が予想されるドンヒョンだが、“神の階級”で勝ち続けるためには何が必要だと感じているのか?
キム・ドンヒョン
1981年11月17日、韓国・ソウル出身
柔道とブラジリアン柔術がバックボーンでありながら、手足の長さを活かした打撃も武器とする
2006年に日本初条陸を果たすと、圧倒的な強さで連戦連勝
当時のDEEPウェルター級王者だった長谷川秀彦とは2度対戦し、1勝(TKO)1分と勝ち越している
この実績を評価され、今年からUFCに参戦
今回のマット・ブラウン戦では会場の大ブーイングをものともせず、スプリットの判定で勝利し、UFC連勝を飾る
身長185cm、体重77kg
MMA戦績10勝0敗1分
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■大ブーイングの中でのマット・ブラウン戦を振り返る
――UFC2勝目おめでとうございました。まずは試合を振り返ってもらえますか?
「まだまだだな、の一言ですね。私はまだアメリカで試合をした経験が少なく、もっともっとアメリカで試合をしなければいけないなと思いました」
――今回の試合は対戦相手と戦うというよりも、会場の雰囲気との戦いでもあったように思えます。ドンヒョン選手が出てくるだけで会場からは大きなブーイングが起こったり、ドンヒョン選手にとっては完全なアウェー、とても闘いにくい状況でしたよね
「そうですね(苦笑)。ただしブーイングがそこまで私の動きに影響したとは思っていません。それよりも対戦相手が周りの声援によって、動きがよくなることの方が気になりました。日本で試合をする時も、今日のようなブーイングはありいませんでしたが、私が攻めている時は会場がシーンとしているのに、対戦相手が私を攻めているとものすごく盛り上がるんですね。そういう会場の雰囲気によって相手が勢いづいてしまうことはありますね」
――日本、アメリカで母国以外で試合をしているドンヒョン選手ならではの意見です。しかしそういった雰囲気の中でもしっかりと結果を残したことは大きかったと思います
「確かに勝利という結果を残したことはうれしい限りです。ただし試合内容があまりにも良くなかったです…だからこそ次はKOか一本で勝たないと」
キム・ドンヒョンインタビュー内容
■大ブーイングの中でのマット・ブラウン戦を振り返る
※以下GBR会員の方のみご覧になれます。
■「UFCに出場するようになって、ちょっとだけ生活も変わりました(笑)」
■「今年1月から韓国のチームMADに移籍しました」
■ドンヒョンが目標としているのはあの日本人選手! |
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