2008年、セーンチャイ・ジラグリアングライやトーン・ルークマカームワーンという強豪タイ人を相手に結果を出してきた駿太。年末にはタイにてWMCの世界タイトルに挑戦、デンダナイ・PKステレオとの対戦が決まった。今、最も打倒ムエタイに近い男・駿太のタイトルマッチに臨む心境を聞いた。
駿太(しゅんた)
1982年4月6日、岐阜県出身
身長170cm、体重61kg
2005年8月14日、大高一郎に判定勝ちしてMA日本フェザー級王座を獲得。
2007年9月24日、当時VS日本人無敗だったコムパヤックに判定勝利。
2008年5月6日、WBCムエタイ世界ランカーのセーンチャイに判定勝利。
2008年6月15日、チュン・ジェヒュイに判定勝利し、WMAF世界フェザー級王座を獲得。
2008年9月15日、当時ラジャダムナンスタジアムの現役王者だったトーンと引き分ける。
戦績:23戦15勝4敗4分
谷山ジム所属 |
■最初は自分がWMCの世界タイトルに挑戦していいのかなと思いました
――12月22日、タイでのWMCタイトルマッチが決まり、今の練習状況はいかがですか?
「今は追い込み真っ只中で、めちゃくちゃ疲れています。でもその分、いい練習が出来ているので、もう少し追い込みを頑張って、体調を整えれば、いい状態で試合に臨めると思います」
――タイトルマッチの話があったのはいつ頃だったんですか?
「2カ月くらい前ですかね。9月にトーン(・ルークマカームワーン)とやった後に、タイトルマッチの話をもらいました。WMCという名前はタイでもよく聞くタイトルですし、僕もWMAFの世界タイトルは持っているんですけど、WMCはとても権威があるベルトなので、自分がそれに挑戦しちゃっていいのかなと思いましたね」
――現在はWBCムエタイの世界王者でもあるジョムトーン・チューワタナが巻いていたベルトなんですよね。
「そうなんですよ! ジョムトーンが巻いたベルトを賭けて自分が試合をするなんて、本当に光栄です」
――対戦相手は過去に新日本キックで菊地剛介選手と対戦したこともあるデンダナイ・PKステレオですが、デンダナイの試合映像はもうチェックされました?
「はい。タイからデンダナイの試合映像を送ってもらったんですけど、タイ人同士で戦っているものなので、ぶつかり合う場面が少なかったというか、あまり参考にはならなかったんですよ。それで菊地選手と戦った時の映像を見てます。デンダナイが見せ技をやるシーンもありましたけど、前に出ている場面も多かったので、攻めてくる時の癖なんかは見ることが出来たと思います」
駿太インタビュー内容
■最初は自分がWMCの世界タイトルに挑戦していいのかなと思いました
※以下GBR会員の方のみご覧になれます。
■ムエタイのポイントでも勝てる戦い方が理想のひとつ
■タイでタイトルマッチをやるのに、負けて帰って来たら何も残らない |
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