
2月17日(金) 東京・後楽園ホールで行われる『Krush.16』ISKA世界ライト・ウェルター級王座決定戦でフランソワ・シャルル(フランス)と対戦する久保優太(Fighting Kairos)。今回は世界タイトル戦のチャンスが巡って来た久保だが、対戦相手のシャルルはムエタイベースのテクニシャンという厄介な相手。しかも佐藤嘉洋や山本優弥がいる中でトリプルメインの最終試合に抜擢された。色々な意味で久保の実力が試される一戦を前に、久保が決意の程を語った(2012年2月10日UP)
PROFILE
久保優太(くぼ・ゆうた)
1987年10月19日、東京都立川市出身
身長175cm 試合体重63kg
2005年1月22日、ニュージャパンキックボクシング連盟(NJKF)でプロデビュー
2009年11月2日、「Krushライト級グランプリ2009」ではリザーバーながら準優勝
2010年7月5日、「K-1 WORLD MAX 2010 〜-63kg Japan Tournament FINAL〜」では決勝戦で大和哲也に敗れ、優勝を逃す
2011年7月5日、「K-1 WORLD MAX 2011 〜-63kg Japan Tournament FINAL〜」では才賀紀左衛門、野杁正明、卜部功也を下して優勝
同年9月25日、「K-1 WORLD MAX2011」大阪大会でヨーロッパ王者アンドレ・ブルールに判定3-0で勝利を収める
戦績:36戦31勝4敗1分
Fighting Kairos所属 |
■世界戦のうれしさとシャルルに勝てるのかという不安
ーー大みそかの試合が終わってからはどのように過ごしていたんですか?
「年が明けてからハワイ旅行に行っていてきたのですが、試合で足を痛めていたので、特に何をするわけでもなく、ビーチで今後のことを一人で思いふけっていました(苦笑)。でも去年は下半期に試合が集中していたので、どこかに出かけること自体が久々だったんですよ。だからハワイでいいリフレッシュが出来たと思います」
ーー試合の時期に関しては2月ごろを目処に考えていたんですか?
「特に考えていなかったのですが、このタイミングで世界戦のチャンスをいただいて、自分の中で『よし!やろう!』という気持ちになりました。ただ世界戦が出来るうれしさがある一方、対戦相手の映像を見て『自分がこの選手に勝てるのか?』という不安もありました。そのくらいシャルルは強敵だと思います」
ーーそのシャルルにはどんな印象を持っていますか?
「テクニシャンで上手い選手ですよね。だから正直、最初は試合内容の前にしっかり勝てる試合をしようと思っていたんです…
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