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9月3日（日）都内ホテルで、明日、東京・有明コロシアムで開催される東京・有明コロシアムで開催されるTBS/FEG主催『K-1
WORLD MAX 2006～世界王者対抗戦～』の直前会見が行われ、出場選手及びTBS狩野敬事業局長、K-1谷川プロデューサーが出席した。
出席者の挨拶で「今回は世界王者対抗戦ということで、トーナメントではなくワンマッチで行われます。中量級のスピードをご堪能してもらえることでしょう。ブアカーオ選手を始め、歴代王者が参戦し、須藤元気選手のMAX復帰も話題になっています。また新人選手もたくさん出場しますし、明日は多くの名勝負が生まれると思います」と、明日の大会に期待を寄せた狩野事業局長。
 K-1谷川Pは「06年のMAXシリーズは明日が最後となりました。今回はすべてワンマッチで、完全燃焼型・実力で白黒がはっきりつくという楽しみ方があります。私は長い間、格闘技に携わってきたんですが、6・30の大会は素晴らしい大会でした。すごく興奮しましたし、レベルとクオリティの高さは凄いなと感じました。
そしてその頂点に立っているのがブアカーオ選手。今大会も世界的に強い選手が大集結しましたが、70kgは人類際激戦区であり、後ろが詰まっている状態です。
ヘビー級に関しては私が世界各国に足を運んで選手を探しているのですが、MAXに関しては『出たい』という選手がたくさん控えています。
MAXは年に4大会開催していますが、その一戦一戦が勝負です。これだけ層が厚いだけに、その中で選手たちが必死に戦うことが、レベルとクオリティの高さを進化させていると思います。
どの試合も興味深いのですが、個人的には宍戸選手に期待して、何かやってくれるんじゃないかなと思います。元気選手のMAX復帰もそうですし、前田選手はコメントを聞いていても男らしさを感じます。明日はハズレなしの大会になるでしょう」と語った。
そして明日の大会で、約6年ぶりにMAXのリングでメインを務めることになったのが小比類巻貴之（チームドラゴン）。
会見では「サワー選手は年下だけど尊敬している選手。前回戦った時は骨折していて満足には戦えなかったけれど、明日は激しい殴り合いになると思う」と“殴り合い”を宣言すると、「自分はこの6年間で色々な経験をしてきたと思うんで、しっかりと6年ぶりのメインを張りたい」とメインイベンターとしての心境を明かした。
 さらに会見終了後には囲み取材に応じ、「若い選手が出てきている中で、一味レベルの違う試合をしたい。明日のメインでは他の試合とは違う大人の試合をする」と、MAX第1世代としての意地をのぞかせた小比類巻。
ボビー・オロゴンが会見に現れ、アンディとのやりとりで場内で笑いを誘ったが、「一般的にはアンディ選手に注目がいくと思うけれど、レベルが高い試合をするのは明日のメイン。MAXは真剣勝負であり、どのイベントよりもレベルが高いというところを見せる」と、MAXファイターとしてのプライドを垣間見せた。
K-1MAXを初期から支えてきた小比類巻が、明日のリングで“これぞK-1MAX”という熱い闘いを体現する。以下出場選手のコメント。
 アンディ・サワー
「明日は小比類巻にとってリベンジマッチだけど、僕も全力を尽くして闘う。僕も小比類巻のことを尊敬しているし、ファンにみなさんは明日の試合を楽しみにしていてください」
アルバート・クラウス
「ミナサン、コンニチハ。チョウシハ イイデス。アリガトウ」（すべて日本語で）
佐藤嘉洋
「明日は熱く燃えるような試合はしません。冷静に青く燃える試合をします」
 ヴァージル・カラコダ
「今のコンディションはとてもいい。明日はいい試合を見せられると思うし、勝利をみんなに見て欲しいね。あとは同じアフリカ出身のアンディに一言、南アフリカ出身の僕とアンディでアフリカブラザーズ！ アフリカ万歳！」（※カラコダはなぜかその後もアンディに質問攻め）
前田宏行
「カラコダ選手はボクシングの世界王者で、K-1でも数戦闘っているので、すべてにおいて僕よりも優れています。でもだからこそ挑む価値がありますし、前田宏行の魂を見て欲しい。MAXで自分の名前を覚えてもらえるような試合をします」
 須藤元気
「久しぶりのMAX参戦ということで、今はうれしい気持ちです。対戦を受けてくれたシャファー選手に感謝していますし、僕たちの試合を見て勇気と感動を与えたいと思います」
イアン・シャファー
「まずはまたこうしてK-1のリングに招待してくれて、関係者の方たちにありがとうと言いたい。相手はトリッキーなスタイルの選手だけど、それに合わせて大変なトレーニングをしてきた。明日はそれを試合で見せたい」
ドラゴ
「こうして日本に来れたことを光栄に思う。明日は全力を尽くして最高の自分を見せたい」
寒川直喜
「今日いる選手の中で僕は体がデカい方で減量がきつかった。さっきお昼を食べたんですけど、まだお腹一杯じゃないので、明日の試合のことを考えられる元気がありません」
 ブアカーオ・ポー．プラムック
「明日はチャンピオンとして面白い試合をしたいと思います」
宍戸大樹
「明日はシュートボクシングの土壇場の強さを見せます。期待していてください」
ファリッド・キダー
「ファイターはリング上では紳士であるべきだと思うし、素晴らしい試合をするべきだと思います。明日はとにかく素晴らしいショーをお見せします」
山本優弥
「久しぶりの試合で明日が楽しみです。ここまでずっとコンスタントに試合をやってきたので、こんな気持ちは今までにないです。相手のことはよく知りませんが、自分の存在感をアピールしたいです。倒して勝ちます」
アルトゥール・キシェンコ
「ここにいるファイターのみなさん、明日の試合が見所のある試合になるよう祈っています」
HAYATO
「もう明日はやるだけだと思います。完全燃焼するだけです」
 アンディ・オロゴン
「今までやってきたことを全部出せればいいと思います。“継続は力なり”そういう気持ちで闘います」
安廣一哉
「2月以来のMAX参戦でうれしいです。明日は思いっきり楽しみたいと思います」
マイク・ザンビディス
「この前の佐藤戦は残念な結果に終わってしまった。でも今回は面白い試合になると思うし、自分もワクワクしている。楽しみにしていてくれ」
TATSUJI
「明日はボコボコに殴り合って、一番面白い試合をします。そして勝ちます」
TBS/FEG
「K-1 WORLDMAX2006～世界王者対抗戦～」
2006年9月4日（月）東京・有明コロシアム
開場17：00 開始18：00
＜全対戦カード＞
▼メインイベント K-1ルール 3分3R延長1R
アンディ・サワー（オランダ/シュートボクシング オランダ）70.3kg→70.0kg
VS
小比類巻貴之（日本/チームドラゴン）70.0kg
▼セミファイナル K-1ルール 3分3R延長1R
アルバート・クラウス（オランダ/チーム・スーパープロ）69.4kg
VS
佐藤嘉洋（日本/フルキャスト/名古屋JKファクトリー）69.8kg
▼第8試合 K-1ルール 3分3R延長1R
ヴァージル・カラコダ（南アフリカ/スティーブズジム）70.0kg
VS
前田宏行（日本/BUKUROジム）70.0kg
▼第7試合 K-1ルール 3分3R延長1R
須藤元気（日本/ビバリーヒルズ柔術クラブ）70.0kg
VS
イアン・シャファー（オーストラリア/ファイブリングス・オーストラリア）70.0kg
▼第6試合 K-1ルール 3分3R延長1R
ドラゴ（アルメニア/チームIT’S SHOWTIME）70.0kg
VS
寒川直喜（日本/バンゲリングベイ）70.0kg
▼第5試合 K-1ルール 3分3R延長1R
ブアカーオ・ポー．プラムック（タイ/ポー．プラムックジム）70.0kg
VS
宍戸大樹（日本/シーザージム）69.5kg
▼第4試合 K-1ルール 3分3R延長1R
ファリッド・キダー（フランス/バグレノボクシングクラブ）69.8kg
VS
山本優弥（日本/青春塾）70.0kg
▼第3試合 K-1ルール 3分3R延長1R
アルトゥール・キシェンコ（ウクライナ/キャプテン オデッサ）69.5kg
VS
HAYATO（日本/FUTURE_TRIBE）70.0kg
▼第2試合 K-1ルール 3分3R延長1R
安廣一哉（日本/正道会館）70.6kg
VS
アンディ・オロゴン（ナイジェリア/チーム オロゴン）70.0kg
※両者の同意により71kg契約
▼第1試合 K-1ルール 3分3R延長1R
マイク・ザンビディス（ギリシャ/メガジム）68.6kg
VS
TATSUJI（日本/アイアンアックス）70.0kg
▼オープニングファイト2 K-1ルール 3分3R延長1R
SHINOBU・ツグト・アマラ（モンゴル/チーム ハードコア）67.3kg
VS
ジョーダン・タイ（ニュージーランド/レイ・セフォーファイトアカデミー）70.0kg
▼オープニングファイト1 K-1ルール 3分3R延長1R
サトルヴァシコバ（日本/勇心館）67kg
VS
タカ・オサミツ（日本/伊原道場）68.9kg
＜チケット料金＞
SRS席22,000円 S席13,000円 A席6,000円
＜チケット販売所＞
●デジタル先行発売
K-1オフィシャルサイト＝http://www.k-1.co.jp
FEGオフィシャルサイト＝http://www.feg-jp.com
i-mode K-1オフィシャルサイト
Voda fone live! K-1オフィシャルサイト
EZ web K-1オフィシャルサイト
＜お問い合わせ＞
・チケットに関するお問い合わせ
株式会社キョードー東京＝℡03-3498-9999
・大会に関するお問い合わせ
㈱FEG＝℡03-3796-5060
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