7月19日(土)東京・ディファ有明で開催された『THE OUTSIDER 第弐戦』の大会後、前田日明・大会実行委員長が控え室でイベントを総括した。
まず最初に「無事に選手も事故だとか怪我がなくて、まず選手が安全に試合をやり終えた、というのが一安心ですね。まあ、相変わらずみんな本当にスタミナ配分も何も考えずに特攻精神で突っ込んでいくという試合で面白かったですね」と大会の感想を語った前田。
MVPに選出された大嶽伸次については「ただ不良やってるだけじゃないような、なんかこう、試合を冷静に、ピンチになっても慌てずに基本に忠実にいろんな技を勝負どころで混ぜて入れていくっていうところが凄く良かった」と話し、「基本的な素質という部分では真面目な子と比べて平均値が高い。素質の平均値というかね。やっぱりそれは魅力的ですね。
不良たちの子に言えるのは、勝負どころをちゃんと分かってるんですね。勝負どころを絶対に逃さないんですよ。ちゃんと勝負どころが来ている時に勝負どころだと察知して、勝負が懸けられるんですね」と出場選手たちの潜在能力を高く評価している。
10・19に第3回大会の開催が決定しているアウトサイダー。前田は「今回も何だかんだ言って全体の応募数が60何名いたんですよ。新規で50名くらいいたし、毎大会それくらいになると思う。その中で素質のある子を残していきつつ、今は浅く広く発掘するために新規参入を多くしていきながら、どんどん新しい才能を見つけていきたい。
興行的に考えたら、勝った子ばかりを置いておいて、勝った子同士でやってという方法もあるんだけど、今はまだどんどん浅く広く素質を探すためにというテーマでやっています」と今後の展望を語っている。
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