1月15日(金)東京・五反田にある修斗GYM東京にて、マモル(シューティングジム横浜)が囲み取材に応じた。
MMA(総合格闘技)ブームに沸くアメリカで10年以上の歴史を持つ金網総合格闘技イベント「KING
OF THE CAGE」(以下、KOTC)。マモルはKOTCの日本初進出となる1月30日(土)沖縄・コンベンションセンター「KING OF THE CAGE
in 沖縄 2010 登竜門」に出場し、KOTCジュニアフライ級王者決定戦でフランク・バカ(アメリカ)と対戦することが決まっている。
「KOTC初参戦でタイトルマッチに相応しい選手として評価されたことを光栄に思います。その期待に応えられるようにベルトを取って戻って来たいと思います」と意気込みを語ったマモル。金網での試合は今回が初めてで「期待半分、怖さ半分です。ただ新しいことに挑戦するのは刺激にもなるし、新しい自分の引き出しが増えるのかなと思います。 金網がリングと違うことは理解しているし、例えばリングだとロープなんで足が外まででちゃうけど、金網にはそれがなくて(マットと金網が)直角になっている部分がある。それに金網を蹴ったり、押したりすることも大丈夫なので、そういうものを上手いこと活用できるようにやっています」と金網での試合に臨む心境、金網対策を話す。 また今回はヒジ打ちが認められたルールにもなるが「去年は(ヒジ打ちありの試合を)見越してシュートボクシングでヒジありの試合をやってきました。グラウンドとスタンドは違うけれど、スタンドのヒジ打ちはその頃からやっています。アメリカ人には近距離でのヒジ打ちで対抗しないと、自分のスタイルでは厳しいと思うし、総合格闘技でのヒジ打ちを技の一つとして身に付けたい」とマモル。 対戦相手のバカの映像はまだ見ていないというマモルは「顔は写真で見ました。あとこの階級にしては背が高いみたいなんで、もしかしたらやりにくいかなと。戦績を見ても総合では8戦全勝していて、フロントチョークとかを極めて勝っている選手なんで、強い選手だと思います」とバカを分析する。 今大会はPPVで全米にも放送される予定となっているが、ずばりマモルの今年のテーマは“海外進出”だ。 「今回の試合を足がかりに海外進出したいですね。もしここでチャンピオンになれば、アメリカで防衛戦をやることが出来る。だから今回は絶対にベルトを持って返りたい。(世界に自分をどこをアピールしたい?)自分は淡々と試合をするタイプなんで…でもテクニカルなスタイルを信条にしているんで、それが伝わればいいと思うし、KO出来ればなと思います。5Rなんでフルにやる覚悟はしてますけど、KOで出来れば世界に自分をアピール出来るかなと思います」 トレードマークのアフロヘアもKOTCに向けてバッチリ。マモル葉「アメリカでは普通かもしれないですけど、こんなちんちくりんな東洋人がアフロで強かったら受けるかなと思います(笑)。アフロの日本人で強いのがいるぞ、とアピールできたらいいなと思います」と語っている。 またこの大会ではヴァーリトゥードジャパン09で五味隆典(久我山ラスカル)と対戦したトニー・ハービー(アメリカ)と朴光哲(KRAZY
BEE)の一戦も決定。囲み取材では「修斗とは違い久々の金網になりますが、ベストを尽くすつもりです。KRAZY BEEにも金網はあるんで対策はばっちりです。ハービー選手は五味選手とフルラウンド戦ったタフでトリッキーな選手なんで頑張るだけです。アメリカのMMAファンにインパクトを残します」と朴からのコメントが読み上げられた。大会詳細は以下の通り。 KOTC
JAPAN 「KING OF THE CAGE in 沖縄 2010 登竜門」
2010年1月30日(土)沖縄・コンベンションセンター
開場16:00 開始17:00 <主な対戦カード> ▼KOTCジュニアフライ級王座決定戦 5分5R マモル(シューティングジム横浜/元修斗世界フェザー&バンタム級王者) VS フランク・バカ(アメリカ/Fit
NHB) ▼ライト級 5分3R 朴 光哲(KRAZY BEE) VS トニー・ハービー(アメリカ/マッシュファイトチーム) <チケット料金> SS席 20,000円/S席 10,000円/A席 8,000円/B席 6,000円 C席 4,000円/D席 2,000円 <チケット発売場所> チケットぴあ 各プレイガイドにて発売中 <お問い合わせ> PMエージェンシー 098-898-1331
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