5月9日(日)東京・後楽園ホールで行われるニュージャパンキックボクシング連盟『熱風 零伍』の主要対戦カードが発表された。
一昨年、NJKFスーパーウェルター級王者となった長島☆自演乙☆雄一郎(魁塾)が4月1日付で同王座を返上。連盟は防衛戦を行うべく、魁塾サイドと話し合いを進めていたが、先の「K-1 WORLD MAX ?70kg JAPAN TOURNAMENT」で長島が優勝。世界トーナメントに進出したことで日程の調整が難しくなり、ベルトの返上という措置になった。
そして空位となった同王座については健太(E.S.G)と太陽照明(インスパイヤードモーション)の2名により王座決定戦を行うことが決定。両者は08年5月にNJKFウェルター級王座決定戦で対戦し、激しい攻防の末、5R判定で健太が王座を獲得している。直近の試合では健太が北山高与志に判定勝ち(3・28ディファ)、太陽がCRAZY884に1RTKO勝ち(3・20バンゲリングベイ新宿FACE)と好調だけに、熱戦が期待される。
またNJKFフェザー級王者・国崇(拳之会)も4月1日付で同王座を返上。これは先にライト級王座を返上した大和哲也(大和)と同様、WBCムエタイ/インターナショナル/スーパーバンタム級王座、WBCムエタイルール日本スーパーバンタム級王座も獲得したことで、世界の舞台で闘っていくためにNJKF王座を卒業したいという本人の意志によるもの。
これに伴い、今大会から4選手による次期王座決定トーナメントを開催。決勝の王座決定戦は8・1後楽園大会で行う予定で、参加選手・準決勝の組み合わせは後日、改めて発表される。
ウェルター級王座決定戦(トーナメント決勝戦)として、高橋誠治(町田金子)と大和侑也(大和)が激突。テコンドー出身で足技を得意とする高橋と、パンチでKOを量産している大和だが、昨年11月の初対決では高橋がヒジでカットし、2RTKO勝利という意外な形で決着がついている。これが11戦目の高橋と9戦目の大和。フレッシュ対決を制して、ベルトを巻くのはどっちだ?
またライト級王座決定トーナメント準決勝では海戸淳(y-park)と一輝(OGUNI)が対戦。海戸は全日本キック時代に、王座決定トーナメント決勝で苦杯をなめた経験もあるだけに、ここは初のベルトを巻きたいところ。一方、3回戦時代には前王者・大和にも勝利した経験を持つ一輝にとっても今回は最大のチャンスだ。この試合の勝者は3・28ディファでひでおに勝利した宮越慶二郎と、8・1後楽園で王座決定戦を行うことになる。詳細は以下の通り。
ニュージャパンキックボクシング連盟
「熱風 零伍」
2010年5月9日(日)東京・後楽園ホール
開場16:45 開始17:00
<決定対戦カード>
▼スーパーウェルター級王座決定戦 3分5R
健太(E.S.G/同級1位)
VS
太陽照明(インスパイヤード・モーション/同級2位)
▼ウェルター級王座決定戦 3分5R
高橋誠治(町田金子/同級2位)
VS
大和侑也(大和/同級3位)
▼ライト級王座決定トーナメント準決勝 3分5R
海戸 淳(y-park/同級2位)
VS
一輝(OGUNI/同級3位)
<チケット料金>
特別RS席 12,000円/RS席 10,000円/指定S席 7,000円
指定A席 5,000円/指定B席 4,000円
※当日券は1000円増し
<チケット発売場所>
チケットぴあ 03-5237-9999、0570-02-9977(全国共通)
後楽園ホール 03-5800-9999
NJKF事務局 03-6912-7247
出場選手所属ジム
<お問い合わせ>
NJKF事務局 03-6912-7247
●NJKF2010年度スケジュール
(B)はブリザードジム、(S)はセンチャイムエタイジム主催
4月11日(日)東京・ゴールドジムサウス東京アネックス(B)
5月9日(日)東京・後楽園ホール
6月13日(日)東京・ゴールドジムサウス東京アネックス(B)
7月11日(日)東京・ディファ有明(S)
8月1日(日)東京・後楽園ホール
9月5日(日)東京・新宿FACE(S)
11月7日(日)東京・後楽園ホール
12月5日(日) 東京・新宿FACE(S)
12月19日(日)東京・ゴールドジムサウス東京アネックス
|