↑トーナメントに出場する8選手(左から)ザンビディス、クラウス、ドラゴ、グロガフスキー、カマル、ペトロシアン、長島
明日、11月8日(月)東京・両国国技館で開催される『K-1 WORLD MAX 2010 -70kg World Championship Tournament FINAL』の公開計量&前日会見が、7日(日)都内ホテルにて行われた。計量は池本誠知(総合格闘技スタジオSTYLE)と大石駿介(OISHI)が1度目の計量でわずかにオーバーしたが、全員が無事クリア。明日の試合を待つのみとなった。※計量結果は下記
トーナメントの優勝賞金は200,000ドル、準優勝は30,000ドル、3位(2人)は10,000ドルで賞金総額は250,000ドルとなった。
以下、全選手のコメント。
長島☆自演乙☆雄一郎
「全世界のアニメファンの皆さん、おはようございます。斎藤一です。今日は『薄桜鬼』(アニメ&ゲーム)の斎藤一で来ました。僕はそこにおられる池本誠知選手と一緒にPRIDEを目指して総合格闘技をやっていました。そのチームがとある理由で潰れて、魁塾に入りました。小さい空手道場から始めてNJKFという団体のチャンピオンになり、K-1に参戦させていただきました。去年は屈辱を味わいましたが、今年は実力でこの舞台に立つことが出来ました。
目標の世界チャンピオンが3回勝てば手に届くところまで来ましたが、あと3回とは考えずにザンビディス選手との試合に100%を出して勝ちたいと思っています。時代は違いますが、僕が目指すのは尊王攘夷(そんのうじょうい)。それで頑張りたいと思います。
今日のコスプレの『薄桜鬼』には最近ハマっています。尊王攘夷でボケたかっただけなんです(※尊王攘夷派は新選組と敵対する関係)。明日の入場は秋葉原が舞台となったゲームのコスプレです。来年にアニメ化される『シュタインズゲート』の誰かで入場します。調べてくれたら嬉しいな。僕は好きなことをやり続けてここまで来ました。好きなことでてっぺんを獲りたいと思っています。それが不可能な運命でも、僕の強い意志で変えてしまいます」
マイク・ザンビディス
「今回はたくさん準備をしてきました。オリンピックのような大会で闘えるのが嬉しいです。8人のアスリートの中にいるので光栄です。ベストを尽くしていい結果を出します。(長島のコスプレを見て)自分はこういうのに慣れていないけれど、彼のことは尊敬しています。試合中だけはこの格好をしないで下さいね(笑)。反対はしていません、いいんじゃないですか」
ジョルジオ・ペトロシアン
「今年もこの場所に来られて嬉しく思う。今は多くを語らずにいたいが、目的は2連覇。優勝する気持ちで試合に臨みます。友だちもイタリアからいっぱい来ているのでありがとうと言いたい。リングの上は何が起こるか分からないので優勝する自信が何%かは言えない。とにかく2連覇を狙いたいです。今のところはクラウス戦のことしか頭にないので、その後のことはのちのち考えたいと思います」
アルバート・クラウス
「皆さん、こんにちは。調子は最高です。どうもありがとうございまた」(全て日本語で)
モハメド・カマル
「明日はいいファイトが出来るように頑張ります」
ドラゴ
「ここに戻って来られて嬉しい。明日はエキサイティングな夜になるでしょう」
佐藤嘉洋
「昨日から武者震いならぬしゃっくりが止まりません。いい感じです。今の自分に出来る練習を全てやってきました。気持ちは穏やかです。自分には運が向いているので明日は幸運の女神が自分に振り向いてくれると思います。
今の気持ちは臥薪嘗胆(がしんしょうたん=成功するために苦労に耐えること)です。自分の気持ちはそういう気持ち。MAXに来て5年、世界ベスト4までにしか行ってないですが、善戦野郎になるつもりは全くないので、僕がチャンピオンになります」
ミハウ・グロガフスキー
「この大会に向けていい準備をしてきました。いい試合が3回出来ればと思っています」
HIROYA
「明日は僕にとって新たな第一歩。全力で準備してきたので今は試合が楽しみでワクワクしています。久保選手を見た様子は、身体つきもしっかりしているし、完全な状態に仕上げてきたと思います。久保選手は自分より経験が上なので、挑戦する気持ちで闘いたいと思います」
久保優太
「凄くワクワクしていて、明日は人生逆転を狙いたいと思っています。HIROYA選手は身体つきがよくて、いい仕上がりにしてくれたと思います。HIROYA選手は僕に挑戦すると言ってくださりましたが、僕がテレビで見ていた選手なので、僕の方が挑戦する立場だと思っています」
池本誠知
「明日はK-1対DREAMと言われているので、MMA(総合格闘技)を背負って意識して闘いたい。お客さんがハラハラドキドキして何が飛び出すか分からない、キックボクシングにはない試合をしたいと思っています」
山本優弥
「今の自分の気持ちは、池本選手がK-1のリングにK-1の選手ではないのに上がってきてくれることに感謝しています。どっちが勝とうが面白い試合になればいいと思います。将来につながるような試合になればいいと思っています」
アンドレ・ジダ
「明日の試合に向けて準備してきたので楽しみにしている。自分のスタイルを100%出したいと思うので、お楽しみに。私はとにかく日菜太を倒すために一生懸命に練習してきました。リング上は何が起こるか分からないが、私は神と奇跡(※トーナメント出場のこと)を信じています」
日菜太
「明日はトーナメントに出る選手にも石井選手にも他のワンマッチの選手にも、誰にも負けない試合をします。僕が一番、ここから世界を目指せる日本人であることを証明したいと思います。ジダ選手と向かい合った時に殺気を感じたので、やる気十分だなと。今、受けて立つという気持ちになりました。僕に運があれば運が巡って来た時に(トーナメント出場の)チャンスをつかもうと思っています」
FEG
「K-1 WORLD MAX 2010
-70kg World Championship Tournament FINAL」
2010年11月8日(月)東京・両国国技館
開場16:30 開始18:00 <決定対戦カード>
▼トーナメント決勝戦 K-1ルール3分3R延長2R
準決勝 第1試合の勝者
VS
準決勝 第2試合の勝者
▼スーパーファイト K-1ルール3分3R延長1R 70kg契約
山本優弥(青春塾/K-1 WORLD MAX 2009第3位)=69.7kg
VS
池本誠知(総合格闘技スタジオSTYLE/第3代DEEPウェルター級王者)=70.2kg→70.0kg
▼トーナメント準決勝 第2試合 K-1ルール3分3R延長1R
ドラゴ×カマルの勝者
VS
グロガフスキー×佐藤の勝者
▼トーナメント準決勝 第1試合 K-1ルール3分3R延長1R
ザンビディス×長島の勝者
VS
クラウス×ペトロシアンの勝者
▼スーパーファイト K-1ルール3分3R延長1R 63kg契約
久保優太(DC LAB/K-1 WORLD MAX 2010 -63kg日本トーナメント準優勝)=62.95kg
VS
HIROYA(TRY HARD/K-1甲子園2008優勝)=63kg
▼トーナメント準々決勝 第4試合 K-1ルール3分3R延長1R
ミハウ・グロガフスキー(ポーランド/アカデミア・ウォルキ)=69.6kg
VS
佐藤嘉洋(名古屋JKファクトリー/K-1 WORLD MAX2008世界3位)=69.5kg
▼トーナメント準々決勝 第3試合 K-1ルール3分3R延長1R
ドラゴ(アルメニア/チーム SHOW TIME)=69.8kg
VS
モハメド・カマル(モロッコ/ボスジム アムステルダム/K-1 WORLD MAX 2010 西ヨーロッパトーナメント優勝)=69.4kg
▼トーナメント準々決勝 第2試合 K-1ルール3分3R延長1R
アルバート・クラウス(オランダ/チーム・スーパープロ/K-1 WORLD MAX2002世界王者)=69.5kg
VS
ジョルジオ・ペトロシアン(イタリア/サトリ・グラディエートリウム・ネメシス/K-1 WORLD MAX
2009世界王者)=69.7kg
▼トーナメント準々決勝 第1試合 K-1ルール3分3R延長1R
マイク・ザンビディス(ギリシャ/Zambidis Club)=69.8kg
VS
長島☆自演乙☆雄一郎(魁塾/K-1 WORLD MAX2010日本代表決定トーナメント優勝)=70.0kg
▼特別試合 DREAMルール1R10分、2R5分 無差別級
石井 慧(アイダッシュ/北京オリンピック柔道金メダリスト)
VS
柴田勝頼(Laughter7)
▼リザーブファイト K-1ルール3分3R延長1R
日菜太(湘南格闘クラブ/Toshin Family)=70.0kg
VS
アンドレ・ジダ(ブラジル/Evolution Thai)=69.7kg
▼オープニングファイト第2試合 K-1ルール3分3R 63kg契約
大石駿介(OISHI/J-NETWORKスーパーライト級王者)=63.2kg→63.0kg
VS
西山誠人(アクティブJ/元WFCA世界ライト級王者)=62.9kg
▼オープニングファイト第1試合 K-1ルール3分3R 85kg契約
ファビアーノ・ダ・シルバ(ブラジル/極真会館/2005年第3回全世界ウェイト制軽重量級3位)=83.7kg
VS
ヤン・カシューバ(カナダ/バンゲリングベイ・スピリット/unit-K/2005年ワールド士道館空手ミドル級王者)=84.4kg
<チケット料金>
S席10,000円 A席8,000円 B席6,000円
※SRS席、RS席は完売。
<テレビ放送>
11月8日(月)21:00〜22:54 TBS系列にて放送
スカパー!、スカパーHD、スカパー!e2にて完全生中継
<チケットに関するお問い合わせ>
キョードー東京=TEL:0570-064-708
|