2月18日(金)東京・飯田橋にある新極真会総本部道場にて、 10月22日(土)23日(日)東京体育会館で開催される『第10回オープントーナメント全世界空手道選手権大会』の記者会見が行われ、世界大会開催までの様々な展開について発表された。
今大会は記念すべき第10回大会となり、世界79カ国から男子144名、女子32名が出場。オリンピック競技加入を目指す新極真らしく、代表選抜戦は2010年、世界各地でスタートし、徐々に各国の強豪外国人代表選手が決定してきている。
日本では昨年10月の第42回全日本大会が第一次選抜戦となり、トーナメント上位に進出した男子4名(優勝:塚本徳臣、準優勝:村山努、3位:森健太、4位:塚越孝行)、女子2名(優勝:将口恵美、準優勝:佐藤弥沙希)が世界大会への出場権を獲得。
第2次予選は2011年5月28日(土)29日(日)第28回全日本ウェイト制大会となり、男子は重量級上位4名、中量級上位2名、軽量級優勝者、女子は各階級優勝者が日本代表となる。そこに推薦選手を含めた、合計男子16名、女子8名が日本選手団として世界大会に出場する。
また、海外の選抜戦では、アルゼンチンで行われた南米大会でラファエル・カルドソ・ガルシア(ブラジル)が優勝、ロシアではローマン・ネステレンコ(ロシア)がオール一本勝ちで優勝を果たしている。
会見に出席した緑健児代表は「記念すべき第10回の世界大会が近づいてきました。今、世界中で選抜大会が行われています。私が今まで経験してきた世界大会の中でも、最強、そして最高な大会になると確信しています」とコメント。
世界大会出場が決定しているメンバーの中での優勝候補については「日本人の4強(世界大会出場権を獲得した4選手)はもちろん、海外選手ではヴァレリー・ディミトロフ(ブルガリア)、ドナタス・イムブラス(リトアニア)、ローマン・ネステレンコ(ロシア)、ラファエル・ガルシア(ブラジル)の4選手が有力」と語る。
最後に「大相撲、総合格闘技においても、なかなか日本人が勝てない状況です。第1回〜第9回の世界大会で、外国人選手に王座を渡すことなく、日本人選手が優勝しているのは新極真だけです。日本選手全員が『俺が絶対にチャンピオンになるんだ』という気持ちを持ってすれば王座を死守できると思います。第10回の記念すべき大会も空手母国日本を背負って王座を守っていただけることを期待しています」と日本人選手に熱いメッセージを送った。
NPO法人 全世界空手道連盟新極真会
「骨髄バンクチャリティー第10回オープントーナメント全世界空手道選手権大会」
2011年10月22日(土)23日(日)東京体育会館
<問い合わせ>
全世界空手道連盟新極真会=TEL:03-3268-5671
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