5月22日(日)愛知県武道館にて開催される『3・11東日本大震災チャリティー 2011北斗旗全日本空道体力別選手権大会』は、東日本大震災復興支援チャリティーとして大会入場料を全額、被災した支部へ寄付される。
当日は東北に縁の深い北斗旗歴代チャンピオン(長田賢一、加藤清尚、山田利一郎、飯村健一、小川英樹、アレクセイ・コノネンコ)による特別演武が行われる予定だ。演武の予定時刻、内容などの詳細は調整中。
<特別演武者プロフィール>
長田賢一(おさだ・けんいち)
長い手足、類い希なる運動神経に独特の武道観を兼ね備えたご存じ「ヒットマン」。強烈な右ストレート、ヒジ・ヒザでKOの山を築いた。1985・86・89・92年北斗旗無差別優勝、1984・87・89年北斗旗重量級優勝。80年代末にタイ遠征、ムエタイ初体験で王者と対戦。90年代初期にはオランダに武者修行に渡り、第1回「THE WARS」ではそのグローブ技術を披露。ムエタイ元ウェルター級王者ポータイ・チョーワイクンをKO寸前まで追い詰め「たった一夜で実力日本一を証明」の活字が雑誌の表紙に踊った。現・仙台西支部長
加藤清尚(かとう・きよたか)
二代目「小さな巨人」の加藤は初の全階級制覇達成者でもある。小柄ながら異様なほどの反射神経と「タテの回し蹴り」など独自の技、極限までのウェイト・トレーニングが作り上げた肉体美を誇る。1991年北斗旗無差別優勝、1988・91年北斗旗軽量級優勝、1993年北斗旗軽重量級優勝、2001年北斗旗中量級優勝。「THE WARS」のグローブ・マッチでも当時無名のライアン・シムソンと激闘を繰り広げ、実力を称えられた。渡米修行中はキックの世界タイトルを保持。しかしその栄光の真っただ中に交通事故により大腿骨粉砕骨折の瀕死の重傷を負うが、そこからも立ち直った奇跡のファイターである。現・東中野・行徳支部長。
山田利一郎(やまだ・りいちろう)
巨体からの強烈な左ミドルに精緻な技術、組みからのヒザと投げ。打つ・組む・投げるが一体化した、寝技導入以前の「格闘空手」の体現者である。1987・88・94北斗旗無差別優勝、1988年北斗旗重量級優勝。とくに94での優勝は後輩王者・市原海樹を制しての復帰優勝となった。指導にもすぐれ、右利きをサウスポーに仕立てる方針で知られる。岩木秀之、高橋腕らの王者を育成し指導者としての手腕も持つ。現・新潟支部長、北信越地区運営委員長。
飯村健一(いいむら・けんいち)
80年代にデビュー、いまだ稽古で一線の選手を圧倒する、進化し続ける業師。早くからムエタイに注目、カウンターのヒザとヒジは他の追随を許さない。「THE WARS」ではグローブ戦でも連勝。寝技解禁後も自身は打撃にこだわる打撃の職人でありながら柔術の指導者等も招いて弟子にはシッカリと習得させる懐の深さを持つ。1989・92・94・2004年北斗旗中量級優勝、1999年軽重量級優勝。現・吉祥寺支部長。支部開設後はキックと総合のプロ選手も多数指導、空道では短期間に志田淳、小野亮、田中俊輔、末廣智明らの王者を輩出した名伯楽でもある。吉祥寺支部長
小川英樹(おがわ・ひでき)
体力別8回、世界大会1回の優勝を誇る軽量級の雄、人呼んで「天才」。他流派から北斗旗に挑戦、敗退して入門後は連勝街道をばく進。スープレックス、足払い、絞めなど誰も思いつかぬ技の開発ではまさに天賦の才を見せる。1993〜1997・99・2001北斗旗軽量級優勝、1998年北斗旗中量級優勝、2001年第一回世界大会軽量級優勝。フランスでの「グラントロフィー2001」大会では投げられざま空中で相手を絞め落とし、大道塾の実力を世界に示した。現・四日市支部長
アレクセイ・コノネンコ
ウラジオストク出身。考古学専攻の学者でありながら、東北支部師範代でもある「ロシアのサムライ」。畳上をすべるような流麗な足裁きに強烈無比のワンツー、ローは軽重量級三連覇からついに無差別をも制した。第一回世界大会には母国であるロシア枠から出場、第三回は日本代表となり共に準優勝を飾る。1998年北斗旗無差別優勝。2004・07・08春・08秋・09年全日本軽重量級優勝、2004年北斗旗重量級優勝。2001年第一回世界大会軽重量級準優勝、2009年第三回準優勝。現東北本部師範代。
全日本空道連盟/大道塾総本部 北斗旗実行委員会
「3・11東日本大震災チャリティー 2011北斗旗全日本空道体力別選手権大会」
2011年5月22日(日)愛知県武道館
開会式10:30
<入場料金>
2,000円 ※全て義援金となる。当日券のみで前売りはなし。高校生以下無料。
<お問い合わせ>
大道塾総本部=TEL:03-5953-1860
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