▲会見に出席した草柳和宏氏、大内敬氏、生駒純司氏(写真左より)
7月2日(土)都内会見場にて、日本修斗協会事務局が記者会見を行った。
今回の記者会見は6月29日の公式リリースで発表した、これまで日本修斗協会事務局が情報を発信してきたSHOOTO NEWSブログ版(http://blog.livedoor.jp/shooto_news)が「2011年6月23日以降、何者かによってログインパスワードが書き換えられてしまったため日本修斗協会事務局から正常な情報発信を行えない事態」(原文ママ)になっていることに関するもの。(※日本修斗協会事務局は、同事務局の公式サイトhttp://j-shooto.comにて、事務局からの情報を発信していくとしている)
会見では6月24日付けのSHOOTO NEWSブログ版にて日本修斗協会を除名と発表された大内敬氏(※除名前は事務局長)が、除名の理由とされる情報の配信の事情説明、現在の日本修斗協会への見解を発表した。
修斗協会事務局員によれば大内氏の除名は大内氏本人も知らなかったとのこと。また大内氏は24日以降に同ブログで発表されている、朝日昇氏の副会長就任を含む新人事が「どのように決議されたのかは分からない」と話している。
大内氏はSHOOTO NEWSにて7月1日に追加で発表された自身の除名に関する詳細(http://blog.livedoor.jp/shooto_news/archives/51768342.html)の以下の点について事実とは異なることを説明。
「朝日副会長は、その時点でSHOOTO NEWSのパスワードを持つ1人であった大内敬氏にその旨を告げました」
→大内氏はSHOOTO NEWSを更新するためのパスワードを知らず、事務局に依頼する形で情報を更新していた。
「大内氏は、桜田会長および協会会員が内容を確認し、最終的に桜田会長の掲載許可と掲載要請があった議決事項の文面を許可なく変更して掲載しました」
→池田久雄氏が大内氏あてに、桜田会長の依頼として、日本修斗協会前理事の若林太郎氏を除名処分すること、桜田氏が会長に就任したこと、各人事については桜田会長の主導の下、近日中に決定し、発表することの3点をSHOOTO NEWSブログ版で発表するように要請。大内氏は発表内容を池田氏とメールでやりとりし、内容を確認した上で掲載。
「そして、21日(火)には『お詫びと訂正』なる事実と全く異なる文章を、日本修斗協会および桜田会長の承認を得ることもなく勝手に掲載したのです」
→「お詫びと訂正」という文章で訂正した「若林太郎前理事の除名処分」、「協会各人事については、桜田直樹会長主導のもと順次決定される」の2点については、6月12日の会議で正式に決議されたものではなく、ISC(インターナショナル修斗コミッション)より訂正の依頼があった。大内氏はコミッションの鈴木利治事務局長と連絡を取り合った上で訂正文を作成し、ISCより訂正依頼があった旨を桜田氏に報告している。
大内氏によれば7月10日に会議の場を設け、桜田氏や朝日氏にも参加を呼びかけており「個人的な見解として(日本修斗協会事務局、SHOOTO NEWSで情報を配信している組織の)どちらが協会か分からない状態はよくない。それをはっきりと決めなければいけないと思っています」(大内氏)としている。
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