▲(左から)アーネスト・ホーストジムJAPANの土居龍晴代表、競技運営協力の全日本新空手道連盟・久保坂左近代表、ホースト、石垣慎壱イベントプロデューサー、大会運営のセントブレイン宮本裕之代表
K-1の4タイムス・チャンピオン、アーネスト・ホースト(オランダ)が、24日(金)都内にてキックボクシングの技術セミナーを行った。
新空手道連盟KSS健生館東京道場でのセミナー終了後、ホーストは同連盟の技術アドバイザーに就任したことが発表され、久保坂左近代表から新空手の名誉5段(黒帯)を授与された。
その後、昨年からアマチュア大会として名古屋で行われてきたホーストカップ・チャレンジマッチのプロ大会『ホーストカップ』が、5月20日(日)名古屋国際会議場イベントホール(約2,000人収容)で開催されることも発表された。ホーストは同大会のエグゼクティブ・プロデューサーを務める。
対戦カードは、女子マッチのジョアンナ(ポーランド)vs大石綾乃(OISHI GYM)が決定。ジョアンナは2009年12月20日、J-GIRLSに初来日したホーストの愛弟子で、佐々木仁子を破り初代WJC世界フェザー級王座を獲得。大石は現在J-GIRLSフェザー級&WBCムエタイ日本女子同級の二冠王である。
その他の出場選手に関しては、K-1 WORLD MAX −63kg初代日本王者の大和哲也(大和ジム)、WBCムエタイ日本ウェルター級&NJKF同級王者の大和侑也(やまと・ゆうや/同)、大和大地(同)、HEATミドル級王者ダニロ・ザノリニ(志村道場/ブラジリアン・タイ)など、名古屋在住の有力選手に出場を打診しているという。
また、オランダからはホースト率いるチーム・ミスターパーフェクトからも推薦選手が出場を予定。さらには「名前はまだ出せませんが、皆さんに興味を持っていただけるビッグネームの出場も考えています」(関係者)とのこと。
会見ではホースト自身の現役復帰はあるのかとの質問が飛び、ホーストは「私はファイターなので戦う機会があれば復活する可能性もあるし、しないかもしれない。状況によって両方の可能性があります」と、現役復帰の可能性もあることを示唆した。
なお、今回の第1回大会は名古屋で開催されるが、東京や大阪でも「近い将来の開催を検討している」(関係者)とし、「年末、来年と企画を考えています」と年末にも開催を予定していることが発表されている。
アーネスト・ホーストジムJAPAN
「ホーストカップ」
2012年5月20日(日)名古屋国際会議場イベントホール
開始15:00(予定)
<決定対戦カード>
▼女子 3分3R
ジョアンナ(ポーランド/チーム・ミスターパーフェクト/WJC世界フェザー級王者)
vs
大石綾乃(OISHI GYM/J-GIRLSフェザー級&WBCムエタイ日本女子同級王者)
<大会ルール>
新空手、Krushルールに沿ったクリンチなしのパンチ・キックによる直接打撃制ルール。主な特徴として片手つかみのヒザ蹴り連続攻撃あり、キャッチ(つかんで)しての攻撃は一切禁止。
階級は55kg級、60kg級、63kg級、70kg級、82kg級、ヘビー級
<会場へのアクセス>
地下鉄名城線「西高蔵」駅より徒歩5分
<お問い合わせ>
アーネスト・ホーストジムジャパン=TEL:052−936-5908 |