
▲カノンスック・チューワッタナ(左)が保持するラジャダムナンスタジアム・スーパーウェルター級タイトル挑戦が決定したジョス・ロドリゲス・メンドーサ
6月3日(日・現地時間)“ムエタイの殿堂”と称されるタイ・ラジャダムナンスタジアムにて、ブラジル人ファイターのジョス・ロドリゲス・メンドーサ(イングラムジム)が同スタジアムスーパーウェルター級タイトルマッチに挑戦することが決定した。※当初は5月23日に行う予定だったが、日程が変更
ジョスは、3年前にブラジルからバンコクのイングラムジムへ単身ムエタイ修行に来た26歳。長期滞在してはタイでの試合をこなし経験を積み、2011年1月にはWPMF世界ウェルター級王座を獲得。2度目の防衛戦は僅差の判定で敗れたが、同年12月に1階級上のスーパーウェルター級のWPMF王座決定戦に出場し、見事王座を獲得。今年3月17日にアユタヤ県で開催されたビッグマッチでの防衛戦をクリアし、ラジャダムナンスタジアムでのビッグマッチ興行に定期出場していた。
タイ人選手を相手に3連勝を記録しランキング入り。4月には大差の判定勝ちを収めた試合が高評価され、今回のタイトル挑戦実現となった。
ジョスと対戦する王者は、名門チューワッタナジム所属のカノンスック。昨年は同スタジアムで連戦連勝を収めており、パンチ、ヒジ、キックなど全て倒せる技を持った強豪選手である。
ジョスが王座獲得となれば、ブラジル人選手としてはもちろん、欧米人選手としては初のラジャダムナンスタジアム王者となる(これまでに獲得した4名の外国人王者は全て日本人選手。もうひとつのメジャースタジアムであるルンピニースタジアムでは、2名の外国人選手が獲得しており、共にフランス人選手)。
ジョスは、このビッグチャンスをモノにし、王座獲得となるか!?
「スッグ・ダーウルンチューチャルン」
2012年6月3日(日・現地時間)タイ・ラジャダムヌンスタジアム
開始18:30
<決定対戦カード>
▼メインイベント ラジャダムヌンスタジアム・スーパーウェルター級タイトルマッチ
カノンスック・チューワッタナ(タイ/王者)
vs
ジョス・ロドリゲス(ブラジル/イングラムジム/同級5位/挑戦者)
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