▲WPMFの新総裁に就任したチャイヤシット氏(右から2人目)
5月17日(木・現地時間)タイにてWPMF (World Professional MuayThai Federation=世界プロムエタイ連盟=日本ではM-1とREBELSがタイトルマッチを行っている)主催の記者会見が行われ、新総裁にチャイヤシット・チナワット陸軍大将が就任することが発表された。
チャイヤシット新総裁は元タイ国軍総司令官で、インラック現・首相、タクシン元・首相の従兄弟である。
会見の冒頭、チャイヤシット新総裁は、「世界に広がりつつある我が国の国技であるムエタイを、より国際化し世界中に普及していきたい。国際化するためにはアマチュアムエタイとしてオリンピック競技になることが一番の早道ではあるが、容易ではない。プロフェッショナルムエタイの世界連盟としてタイ国が唯一認定しているWPMFをよりグローバル化し、プロムエタイの確固たる人気と地位を確保したい」と述べた。
チャイヤシット新総裁は少年時代からムエタイを愛し、ムエタイに造詣が深く各アマチュア組織の会長なども歴任してきた。WPMFはチャイヤシット新総裁の強力なバックアップを受け、今後、世界へ向けどのような戦略でムエタイ普及を目指していくのか。
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