9月16日(日)東京・渋谷区幡ヶ谷スポーツセンター柔道場にて、フリースタイル空手セミナー&交流試合が開催された。
フリースタイル空手とは、極真全日本王者の増田章師範が考案した武道。従来の打撃のみのフルコンタクト空手に加え、引っ掛け、首相撲、投げなどが認められ、有効な技が決まればポイントが与えられる。
空手各流派からの参加者があり、フリースタイル空手を体験。セミナーでは、柔道や合気道などの技を応用した独自の投げの講習が行なわれた。
セミナー後、交流試合が行なわれ、空手の打撃に加え、投げにも高いポイントが与えられるだけに積極的に投げ技を仕掛ける選手が多く見られた。
怪我人も出ず、試合に出場した他流の選手の中には「打撃だけのルールでは歳を取ってくるとダメージが増えるが、投げがあるとケガが少なくて良いと思う」との意見があり、実戦プラス安全性を追求するフリースタイル空手が生涯武道として発展していく可能性も期待される。
なお、10月28日(日)東京・代々木オリンピック記念青少年スポーツセンターでは、『フリースタイル空手TOKYOオープン』が開催される。
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