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【パンクラス】菊田、復帰戦を一本で飾れず苦闘 2004/04/23

パンクラス「PANCRASE 2004 BRAVE TOUR」
2004年4月23日(金)東京・後楽園ホール
開場17:30 開始18:30
観衆=2,300人(超満員=主催者発表)

<試合結果>
▼メインイベント ライトヘビー級5分3R
同級1位
○菊田早苗(パンクラスGRABAKA)
判定2-0 ※30-29、30-30、30-28
●キース・ロッケル(チーム・エリート)


[試合展開]
 1R開始直後、引き込んだ菊田はロッケルの腕を抱えてスイープを狙う。ブレイク後、今度は左のパンチから組み付いて大内刈りでテイクダウン。相手の腕と頭を固める得意のパスガードからマウント奪うと肩固めを狙いながら腕十字へ移行する。ここでロッケルは亀の状態になってディフェンス。1Rが終了する。
 2R、ここでも先に引き込んだ菊田。下からもぐり系や両腕を抱えてからのスイープを狙うも、ロッケルのバランスを崩すことができずブレイク。パンチのフェイントから組み付いた菊田が対落しでテイクダウンを試みるも、これも潰され再びガードポジションへ。ここでも動きが止まりブレイク。スタンドでも全く打ち合わない両者に観客からも次第にブーイングが起こり始める。
 3R、菊田が大内刈りでテイクダウン。ロッケルをコーナーに押しつけ、中腰になってパウンド、オープンになるとすぐに足を一本またいでハーフガードへ。上半身を固める得意のパスも今度は決まらず、ロッケルが足を利かせて下から上手くディフェンスする。結局、菊田がハーフ→ロッケルがガードに戻すという展開に終始し、試合が終了した。
 試合後、菊田は「別に相手を舐めてるわけじゃないけど、lこれじゃモチベーションが上がらない。ホイスとやらせてもらうまで試合をしないかもしれない。」と話した。


▼セミファイナル ミドル級5分3R
同級2位
○竹内 出(SKアブソリュート)
判定2-0 ※30-30、30-29、30-28
同級5位
●國奥麒樹真(パンクラスism)

 レースクイーンを引き連れ、髪を茶色に染めて入場した竹内。その見た目だけでなく、ファイトスタイルも大きく変わっていた。
  1R、國奥の右ストレートで一瞬、ぐらついたものの、すぐに下からヒールホールドを狙う。これをキッカケにインサイドガードになった竹内は國奥をコーナーに押し込んでストレート気味のパンチを落とす。それ以降も國奥の打撃の間合いを封じ、グラウンドで上のポジションをキープし、積極的にパンチを落としていく竹内。最後まで攻める姿勢を崩さなかった。


▼第6試合 スーパーヘビー級5分2R
同級8位
△謙 吾(パンクラスism)
ドロー 判定1-1 ※19-20、20-19、20-20
△保坂忠弘(パンクラスMEGATON)









▼第5試合 ウェルター級5分3R
同級1位
△大石幸史(パンクラスism)
ドロー 判定0-1 ※30-30、29-30、30-30
同級6位
△星野勇二(和術慧舟會GODS)







▼第4試合 ライトヘビー級5分3R
同級5位
○渡辺大介(パンクラスism)
TKO 1R4分53秒 ※左フック
●百瀬善規(禅道会)








▼第3試合 ウェルター級5分2R
同級2位
○伊藤崇文(パンクラスism)
判定3-0 ※20-18、20-18、20-18
●小沢 稔(V-CROSS)







▼第2試合 ウェルター級5分2R
○アライケンジ(パンクラスism)
判定3-0 ※20-18、20-18、20-19
●関 直喜(フリー)

▼第1試合 ミドル級5分2R
○井上克也(RJW/CENTRAL)
判定2-0 ※20-20、20-19、20-19
●金井一朗(パンクラスism)

【関連リンク】
≫パンクラス公式サイト

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