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【ブラジリアン柔術】4・27充実の紫帯、アカデミー優勝はパラエストラ東京

2008/04/27

日本ブラジリアン柔術連盟
「第9回全日本ブラジリアン柔術選手権」

2008年4月27日(日)東京・練馬区立光が丘体育館


 前日に引き続き、全日本ブラジリアン柔術選手権の第2日目が行われた。大会メインとなるべき黒帯アブソルートは参加者が1名で試合は行われなかったが、紫帯各階級&茶帯アブソルートなど熱戦が繰り広げられた。


↑レーヴィ級では同門に優勝を譲った山本だが、茶帯アブソルート級を製した

 茶帯アブソルート級では、ベスト4がノヴァウニオン・ジャパンとグラスコ柔術アカデミーから2名ずつ勝ち残り、決勝戦は山本健一郎(グラスコ柔術)と塚田市太郎(ノヴァウニオン)と対戦となった。抜群のスタミナと積極的なトップからの攻めで、初めての茶帯の全日本、そしてぺナ級で無差別級決勝に塚田。対する山本は、レーヴィ級の決勝で勝利を同門の堀川智に譲っている。塚田は、その堀川を準決勝で下して、山本との対戦となった。

 塚田はタイミングのいいタックルを仕掛けるものの、1階級重い山本は引き込みからスイープに成功。その後も、塚田のお株を奪わんかというようなスタンドでの強さを見せ、テイクダウンを2度奪い4Pを追加。最後まで勝負を諦めない塚田が、スイープを取り返したが、反撃もここまで山本が茶帯無差別級を制した。


↑高本は村浜武洋の兄・哲晴を立ち技で圧倒。大差の判定で下して優勝した。

「自らの動きが理解でき、また相手の動きが見ることができるようになる」と言われている紫帯の各試合は、負けない動きよりも、日頃の修練の結果をぶつけるべく積極的な姿勢が目立ち、気持ちの良い好勝負が多く見られた。

 そんな紫帯で、特に印象的な強さを見せたのは、レーヴィ級で優勝した高本裕和(アンプラグド国分寺)だ。柔道国体、山口県代表。パンクラス・ネオブラッドやJTCなど、総合格闘技で活躍、サンボでも全日本2位の実績を持つ高本は、投げと同時に腕十字にはいるという、サンボ独特の動きを随所に披露。抜群の存在感を見せて、決勝戦進出を果たした。

→柔道国体の山口県代表、サンボでも全日本2位になったことがある高本は投げと同時に腕十字に入るサンボ独特の動きを随所に披露。

 高本の決勝の相手、村浜哲晴(グレイシーバッハ東京)も以前は村浜天晴の名でプロ修斗やDEEPで活躍した総合格闘家だ。

 道衣を使った動きよりも、ノーギに近いパスやらしく裸絞めなどで勝ち上がってきた村浜を、高本は立ち技で圧倒した。横捨て身のように投げ捨て、腕十字を狙う高本。

 その後もテイクダウンとパスなどを重ねると、村浜の必死の反撃=片足タックルを帯取りの上体から、高々と抱えあげて投げ捨てる。村浜も意地で一本だけは許さなかったが、11−0の大差で高本が10人参加のレーヴィ級を制した。


↑積極的な試合展開の“クルクル”柔術で最大激戦区を制した平尾

 16名参加の最大激戦区、紫帯プルーマ級を制したのは、平尾悠人(エクストリーム柔術アカデミー)。常に動き続け、時には無理な体勢で足関節を仕掛け、リバーサルポイントを許すこともあった平尾だが、その"クルクル"柔術とでも呼びたくなる積極的な試合展開で、小林賢輔(パラエストラ室蘭)を14−4で下した。パラエストラ・トップチームというべき東京(全国のパラストラの階級ベストが東京所属として、今大会では出場した)所属でない小林も、スタースイープを巧みに使い、2位という胸を張れる結果を残したといえるだろう。


↑武田がガロ級決勝で見事な腕十字を極める!

 ぺナ級決勝は、大塚博明(GRABAKA柔術クラブ)がともにマイナス2Pを喫するような慎重な試合のなか、福田賢志(ポコナ・クラブ)を下し、参加13人の頂点に立った。少数精鋭5人のガロ級を制したのは、武田宣大(トライフォース柔術アカデミー)、決勝でアカデミアAz板橋の久保陽平に見事な腕十字を極めた。


↑メジオ級は初戦で敗れた石動が、決勝で堀に腕十字で雪辱して優勝

 メジオ級は初戦で堀鉄平(トライフォース柔術アカデミー)に敗れた石動龍が、3人参加のため負け残り1回戦をクリアし、決勝で再び堀と対峙。腕十字で雪辱を果たし、同階級を制した。


↑女子白帯アブソルート級は女子総合格闘家同士の対戦となり、佐藤瑞穂が高橋洋子を降した

 なお、女子白帯アブソルート級は女子総合格闘家同士の対戦となり、佐藤瑞穂(和術慧舟會)がパラエストラ池袋で柔術を習うようになり、各段に動きが良くなった高橋洋子を下し優勝。


↑オールドファンには懐かしい、K-1やリングスで総合格闘技創世記に活躍した本間聡がマスター茶帯アブソルート級に出場。しかし、反則負けとなった。

 マスター茶帯アブソルートに出場した、総合格闘技創世記に活躍した本間聡(ストライプル・インターナショナル)は、決勝でオモプラッタを仕掛けられると、立ちあがり倒れこんだため、反則負けとなっている。

 アカデミー優勝はパラエストラ東京、2位はGRABAKA柔術クラブ、3位はブラザ・ジャパンだった。

【関連リンク】
≫日本ブラジリアン柔術連盟公式サイト
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