サステイン
プロフェッショナル修斗公式戦
「“修斗伝承 1”ROAD TO 20th ANNIVERSARY」
2008年5月3日(土・祝)東京・JCBホール
開場15:00 開始17:00
※オープニングファイトは16:00〜
▼メインイベント(第7試合) 世界ウェルター級チャンピオン決定戦 5分3R
○中蔵隆志(シューティングジム大阪/同級世界1位・同級環太平洋王者)
判定 3−0 ※※30−28、30−29、30−29
●天突頑丈(PUREBRED大宮/同級世界2位・同級環太平洋1位)
※中蔵が世界ウェルター級新王者に
修斗の象徴も言える伝統のウェルター級世界王者のベルトを賭けて中蔵と天突が激突! 両者は2年前の10月に対戦しており、この時はドローに終わっている。
1R、体を左右に振って前に出る天突に対し、中蔵は右ローと前蹴りで距離を取る。じりじり前に出て右ストレートを打つ中蔵。天突もすぐに右ストレートを打つ。
中蔵は天突の蹴り足を取ってテイクダウンを狙うが、天突はテイクダウンを許さない。ワンツーで前に出る天突。中蔵は距離を取って右ロー、天突のパンチをスウェーを使ってぎりぎりのところで空振りさせる。
天突も中蔵のローにパンチで飛び込むが、中蔵はしっかりと距離を取ってジャブとインロー。そしてワンツーで前出てくる天突に中蔵が右ストレートから左フック!
さらに細かくジャブを当てる中蔵。そして今度はジャブから天突の右側に回りこんで、左フック。ワンツーで前に出る天突にう対し、中蔵はコーナーを背にしながらも天突を首相撲に捕らえる。
その離れ際に左フックを打つ中蔵と右ストレートを打つ天突。距離が開くと天突の右ストレートに中蔵が右ロー。再び中蔵がジャブを突いて右ロー。さらに天突を首相撲にとらえると、そこから中蔵が一本背負い! これは決まらなかったものの、ダイナミックな動きに場内がどよめく。
2R、ガードが低いものの、上手く距離を取り右ローを蹴る中蔵。ジャブを突いて前に出る天突に右ストレートを打つ。中蔵のパンチをもらいながらも前に出る天突に対し、中蔵は首相撲。天突はそのまま中蔵の顔面にがむしゃらにパンチを連打する。
ここで中蔵は上手くポジションを入れ替えて、天突をコーナーに押し込むと、再び一本背負い! ここは天突の足がロープにひっかかり、決まらない。
右眉あたりをカットした天突にドクターチェックが入った後、中蔵が右ローと左フック。ジャブを突きながら右ストレートを打つ。天突も右ストレートで前に出るが、中蔵は両手を伸ばすようにして距離を取り、ジャブを突いてはそこからスウェーで天突のパンチを空振りさせる。前に出る天突に対し、下がりながら首相撲に捕らえる中蔵。
距離が開くとジャブと突き、すぐに天突の右側へ移動して、天突のパンチを空振りさせる中蔵。その後も中蔵がジャブとローを的確に当てるものの、天突もパンチを受けてもすぐに右ストレートを返していく。
3R、天突のパンチをバックステップでかわす中蔵は右ハイキック。しかし天突は中蔵が下がるところに右ストレートから左フック! そのまま中蔵をコーナーまで押し込む。首相撲になると中蔵は天突の傷口を狙ってパンチ。距離が開くと中蔵が右ストレートから左フック。さらに右ローのフェイントから足払いを狙うが、天突は倒れない。
天突は1Rと同じように圧力をかけてワンツーで前に出る。そこに中蔵はボディへの前蹴りを突き刺す。そしてジャブと左フックを当てる中蔵。天突もひたすらワンツーで前に出るのだが、中蔵が右スとレートから左フック。
天突の突進をバックステップを使って距離を外す。離れた間合いから右ローを蹴る中蔵。天突がワンツースリーで前に出て行くと、中蔵が下がりながらも右ストレートを返す。
天突が中蔵をコーナーまで押し込むと、中蔵は肩パンチ。天突は声を出しながらパンチを振り回す。試合が中央で再開となると、中蔵が右ローと左フック。右ストレートで前に出る天突に対し、中蔵は天突のサイドに回りこんで、それを空振りさせる。
さらにそこから右ストレートやローを返す中蔵。カウンターの左フックも当てるのだが、天突は構わずパンチで前に出続ける。試合はここで終了。
前に出て手数を出し続けた天突とディフェンスワークを駆使して的確に自分の攻撃を当てた中蔵。判定は3−0で中蔵に軍配が上がり、中蔵が第9代世界ウェルター級王者となった。
試合後、リングアナウンサーから質問を受けた中蔵は「(涙声で)ありがとうございます。何か変な気持ちです。タイトルマッチなんで0か100か。試合前は寝られん日々が続きました。もしここでベルトを取れなかったら、ただの飲んだくれになってしまうんで(笑)。修斗の選手にとってこのベルトは一番なので、感無量です」と喜びの声。
「何の因果が知らないですけど、このベルトもあんまり防衛されてないんで、僕が次は防衛します」と今後の目標を語ると共に「どうも中蔵です。おおきに。試合前は色々と考えてましたけど、もう忘れました(笑)。修斗はずっと修斗で、今日の大会を見てもらえれば分かると思うんですが、レベルの高い選手がいて、これが修斗です。修斗は永遠に不滅だと思うんで、これからもよろしくお願いします!」とファンにアピールした。
▼セミファイナル(第6試合) ミドル級 5分3R
○ディビッド・バロン(フランス/オウ・テンション/同級世界3位・同級欧州王者)
一本 1R4分50秒 ※フロントスリーパー
●桜井“マッハ”速人(マッハ道場/元同級世界王者)
修斗伝承のTシャツを着て入場するマッハのセコンドには山田学がつく。
1R、ガードが低い独特の構えのバロン、マッハはバロンがパンチで前に出て来るところに左フックを合わせる。そしてバロンのローにパンチを合わせてマッハがテイクダウン! パスガードを狙いながらパンチを落とす。ガードに戻されるとマッハは立ち上がり、スタンドを要求する。
バロンのジャブにマッハは左フック、右ローを蹴る。左右の連打で前に出るバロンに右フックを狙うマッハ。ここから組の攻防になると投げを狙うマッハだが、上を取ったのはバロン。
マッハはガードに戻して、ガードからバロンを殴る。バロンの体を蹴り放して立ち上がるマッハ。ガードを固めて頭から突っ込むバロン。マッハはそこにヒザ蹴りを出す。
しかしそれでもバロンは構わず突っ込んで、マッハをロープに詰めると右アッパー。さらにマッハに組み付いて投げを狙うと、そこから脇固め! マッハもすぐに腕を抜くが、バロンが一気に攻め込む。ジャブを突くマッハ。そして右ストレートから左フック。バロンは突っ込むように前に出てパンチを振り回す。
するとマッハが左フックを大きく空振り、逆にバロンがワンツー! さらにマッハが中途半端な距離でタックルに入ると、バロンは引き込もうとするマッハの首をとらえてギロチンチョーク!
これががっちりと入りレフェリーはキャッチを宣告! すると残り時間が10秒だったものの、するとマッハがタップ! 世界王者返り咲きを目論むマッハだったが、バロンにまさかの一本負けを喫した。
▼第5試合 ライト級 5分3R
○田村彰敏(総合格闘技津田沼道場/同級世界2位)
一本 3R2分37秒 ※スリーパーホールド
●佐藤ルミナ(roots/同級世界5位)
1R、インローを蹴る田村。ルミナはそこに左フックから右アッパーで飛び込む。田村の左ミドルをブロックして、左フックを返すルミナ。ここから組みの攻防になると田村がもろ差しからテイクダウンし、ハーフガードで押さえ込む。ルミナは田村の脇をくぐって上を取ろうとするが、田村はパスガードを狙いつつバックにつき、足を4の字クラッチしてルミナの動きを固める。
ここからチョークを狙う田村。ルミナは田村を背負ったまま、立ち上がり自分のコーナーへ。そしてそのまま田村の腕を固めて前に落とすようにしてバスター! ルミナは立ちの状態をキープする。これに対して田村もしつこくバックをキープ、パンチを打ちながらチョーク狙い。ルミナも必死にこれをディフェンスする。
2R、ルミナが左フックと右アッパー。田村の左ミドルに右フックで飛び込む。インローとミドルで距離を取る田村。ルミナは左フックから強引に飛び込んでアッパーとフックを連打! さらに首を掴むとヒザ蹴りを突き上げてテイクダウンを奪う。
インサイドガードから一気にパウンドで攻めるルミナ。田村も下からラバーガードや腕十字を狙うが、ルミナはそれを突き放してパンチを落とす。しかし両者動きが少なくなり、レフェリーがブレイク。するとここで右目を負傷した田村にドクターチェックが入る。
再開後、田村が右ストレートから右ミドル。ルミナは左フックからアッパー、そしてタックルで田村をロープまで押し込むが、上を取ったのは田村。ルミナは田村の上体を抱えてクローズガードで残り時間をしのぐ。コーナーに戻るルミナはやや息が荒い。
3R、いきなりルミナがバックキック。さらに左フックで前に出る。距離が詰まると田村がヒザ蹴り、そして右ハイ! この一発でマットに崩れるルミナ! しかしパンチを落とそうとする田村にすぐに下から足関節、さらに横三角絞めへと移行する。しかし田村が頭を抜いてサイドでルミナを押さえ込む。
ここからボディにヒザ蹴りを落とす田村。ルミナは田村の体を抱えてディフェンスするが、ここで田村が上手くポジションをずらしながら上四方に回り込み、ノースサウスチョーク(上四方固めからのチョークスリーパー)! これががっちりと入り、ルミナがタップ! 右目を大きく腫らした田村が、一本勝ちでルミナを下した。
試合後、田村は「うれしいです。結末は予想していなかったですけど、勝手に体が動いていい決着をつけられて良かったです。ルミナ選手に勝ったことは大きな自信になったと思います。ベルトはなくなったけど、好きな気持ちと仲間がいるありがたさを忘れずに頑張ります!」とファンに向けてメッセージを送った。
▼第4試合 ライト級 5分2R
○セバント・ヤング(アメリカ/BODYSHOP
FITTNESS TEAM)
判定 3−0 ※19−18、19−18、19−18
●リオン武(シューティングジム横浜/世界ライト級1位・環太平洋同級王者)
ライト級とは思えないビルドアップされた肉体を誇るヤング。リオンはこの未知の強豪からしっかり勝ちを収めることが出来るか?
1R、ジャブを突いてヤングの周りを回るリオン。ヤングは左フックで前に出て、右ボディストレート。さらに左フックから右ストレートを打つ。リオンはガードを上げてバックステップでそれをかわす。そしてヤングの右ストレートに対して得意の右カウンター! これは当たらなかったものの、ここからじりじりリオンが前に出る。右ボディストレートを打つヤング。ジャブから右ストレートを打つリオン。
ヤングの左フックはしっかりブロックする。ややパンチが大降りになるヤングに対し、リオンは前に出て組み付くと、ボディにヒザ蹴り。離れてリオンが右ロー、ヤングは右ストレート。ワンツーで前に出るヤング。リオンはそれをブロックして、左ジャブに右のカウンター! リオンは右ストレートから組んでテイクダウン、背筋を伸ばしてパンチを落とす。
2R、パンチで前に出るリオン。そこにヤングがジャブとインローを蹴る。リオンはヤングを下げさせて、右前蹴り。ヤングのジャブを空振りさせて右ローを蹴る。
その後もリオンはヤングのパンチをかわしながらコツコツと右ロー。これで徐々にヤングがぐらつき始める。リオンの蹴り足を取って、前に出るヤング。そのままバックにつくヤングだったが、ブレイクとなる。
再開後、右ローを蹴るリオン。ヤングはリオンの右ストレートにタックルを狙うが、リオンはそれを切ってヒザ蹴り。リオンは徹底して右ロー、ヤングが前に出てきたところで首相撲からヒザ蹴り。しかしこれを空振りして、リオンがマットに尻餅をつく。するとこのチャンスを逃さず、ヤングが飛びつくようなギロチン!
リオンは必死に立った状態をキープするが、ヤングの腕がガッチリと入り、レフェリーからはキャッチが宣告される。さらにリオンはそのままヤングの体を場外に出してしまい減点1。ギロチンを極められこそしなかったものの、リオンはポイントで大きくリードを許す展開になってしまう。
ブレイクによる再開後、右ストレートから左フックで前に出るリオン。ヤングのタックルを切って右ストレート! ヤングのタックルを切り、必死にパンチを落としていくものの、有効打のないまま時間切れ。元世界王者のリオンが判定で敗れるという波乱が起こった!
▼第3試合 バンタム級 5分3R
△神酒龍一(GUTSMAN修斗道場/同級世界10位)
ドロー 判定 1−0 ※30−28、29−29、29−29
△漆谷康宏(和術慧舟會RJW/同級世界2位)
1R、サウスポーの漆谷が右アウトロー。神酒もローから前に出て行こうとするが、漆谷は左ストレート、左ミドルで距離を取る。さらに漆谷は蹴りのフェイントからバックブローも見せる。
左フックで前に出る神酒に対して、漆谷は左ストレートと左ミドル。ジャブを付きながら右フックを当てる。その後も漆谷が下がりながら細かくジャブを突いて距離を取る。
しかしここで神酒がバックブロー! 当たりは浅かったものの、この一発を皮切りに神酒がワンツーで一気に前に出て行く。
そこに飛びヒザ蹴り、右アッパーから左ストレートを打つ漆谷だったが、神酒は右ストレートで前に出て、さらにそこからミドルを蹴る。
2R、漆谷はローを散らして、そこから左ハイキック。バックブロー、タックルのフェイントを入れてからの飛びヒザ蹴り。蹴りを中心に攻撃を組み立てる。それに対して右ストレートと右ローを出す神酒。片足タックルでテイクダウンを狙うが、漆谷は倒れない。
そして神酒が再びバックブロー! 漆谷は両手を広げて「効いてないよ」とアピールし、前に出てくる神酒にヒザ蹴りを合わせる。神酒はそのヒザ蹴りに右のロングフック。漆谷が左ストレートから右フックを返せば、神酒は下がる漆谷を追いかけて右ハイキック。終了間際、神酒が片足タックルでテイクダウンを狙うが、ここでも漆谷は倒れない。
3R、前に出てくる神酒に漆谷が下がりながら飛びヒザ蹴り。漆谷もタックルのフェイントを入れながら右フックを当てる。神酒のタックルを切って、左ストレートや右アッパーを入れる漆谷。
やや手数の少なかった神酒だがガードを下げて「オラッーーー!!!」と気合を入れると、そこから右ストレートと左フックでぐんぐん前に出る。漆谷も左ストレートを返すのだが、下がらない神酒。
漆谷を完全に後退させて右ストレートを連打する。下がりながらもタックルでテイクダウンを狙う漆谷。終了間際、胴廻し回転蹴りを見せる漆谷に、パンチを落とす神酒。どちらも明確なポイントを奪えないまま試合終了となり、ドローに終わった。
▼第2試合 ウェルター級 5分2R
○遠藤雄介(GOKITA GYM/同級世界4位)
テクニカル一本 1R3分34秒 ※スリーパーホールド
●ビンス・オーティズ(メキシコ/BODYSHOP
FITNESS TEAM)
1R、サウスポーの遠藤。いきなりオーティズと互いのストレートが交錯する。左フックから組みにいくオーティズだが、遠藤はテイクダウンを許さない。飛び込んでくるオーティズに右のパンチを当てる遠藤。オーティズのジャブを頭をずらしてかわし、左ストレートと右フックを当てる。
さらに右アッパーから飛び込んで左ストレートを打つ遠藤。このまま遠藤ペースで試合が進むかに思われたが、ここでオーティズの右ストレートと左フック! これで崩れ落ちる遠藤! 何と試合を有利に進めていた遠藤が先にダウンを喫してしまう。
苦笑いして立ち上がる遠藤に対し、オーティズは再開後に一気に襲い掛かる。しかしここで遠藤がカウンターの右フック! 今度は遠藤がダウンを奪い返す。 これで息を吹き返した遠藤は再開後、左ストレートから組み付いてオーティズのバックへ。
そのままグラウンドに引きずり込んでスリーパー! 一度は両者の体が外に出てしまい、ドントムーブになるものの、最後はリング中央でガッチリと極めた。
▼第1試合 ウェルター級 5分3R
○ベンディ・カシミール(フランス/オウテンション/同級世界7位・同級欧州王者)
判定 3−0 ※29−28、30−29、30−27
●佐々木信治(総合格闘技道場BURST)
般若の面と傘を持って入場する佐々木。クラスA初戦で修斗欧州王者のカシミールにどんな試合を見せられるか?
1R、サウスポーのカシミールはジャブを突きながら、右アッパーから左ストレート。アウトローを蹴る佐々木に対して、カシミールは左ストレートを狙う。
右ストレートから一気に距離を詰めてカシミールをロープまで押し込む佐々木。そこから足をかけてテイクダウンし、膝でカシミールのガードを割ってパスガードを狙う。ハーフガードのカシミールは佐々木の足をすくってスイープ。
佐々木はラバーガードからオモプラッタを仕掛けるが、カシミールはバスターで外す。さらに下から三角絞め、オモプラッタと次々に関節技を仕掛ける佐々木。カシミールはそれをことごとくディフェンス。終了間際には佐々木の足関節に自ら足関節を仕掛ける場面も見せた。
2R、左ストレートで前に出るカシミールに対し、佐々木は右ハイキックとロー。カシミールは離れた間合いから右アッパーで飛び込んで左ストレートを打つ。
対する佐々木もパンチのフェイントから組み付いてテイクダウン。ハーフガードから口をふさぐようにして、パスガードを狙うが、カシミールはブリッジでポジションを返す。
パスガードを仕掛けるカシミールとそれを阻止する佐々木。佐々木は果敢にラバーガードからオモプラッタや三角絞めを狙っていくが、カシミールはそれに素早く反応して、立ち上がってパウンド。佐々木の動きが徐々にカシミールに読まれ始め、カシミールが攻勢に出る。
3R、左ストレートと右フックで前に出るカシミール。佐々木も右ミドルを返すが、カシミールはそこに右アッパーや左ストレート。テイクダウンを奪う。ここで佐々木は立ち上がって、スタンドから仕切り直しすると、左フックから右ストレート! 組み付いてテイクダウンを奪う。ハーフからパスガードを狙う佐々木だが、1Rと同じようにカシミールが足をすくってスイープ。
佐々木はここでも下になってしまう。さらにカシミールは佐々木の足をさばいてパスガード、がっちりと押さえ込みながら、フロントチョーク! 佐々木はタックルで上を取ろうとするものの、カシミールが上のポジションをキープする。
終了間際、佐々木もオモプラッタでカシミールの左腕を極めにかかるが、カシミールは佐々木に体を預けてそれをディフェンス。佐々木にとっては欧州王者の強さを痛感する試合となった。
▼オープニングファイト第2試合 ライト級 5分2R
○碓氷早矢手(和術慧舟會RJW)
判定 2−0 ※20−19、20−20、20−18
●粕谷さかえ(K’zファクトリー)
▼オープニングファイト第1試合 フライ級 5分2R
○田原しんぺー(総合格闘技道場STF)
TKO 2R0分46秒 ※レフェリーストップ
●室伏カツヤ(roots)
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