DEEP事務局
「ファイティングロードpresents DEEP 39 IMPACT」
2008年12月10日(水)東京・後楽園ホール
開場17:30 開始18:15
▼メインイベント(第11試合) 70.3kg以下契約 5分3R
○帯谷信弘(木口道場レスリング教室/第2代ライト級王者)
KO 2R2分35秒
●Barbaro44(クラブバーバリアン)
第2代ライト級王者の帯谷が約1年10カ月ぶりにDEEPに凱旋! 首の負傷により、ドクターからは引退勧告もあったという帯谷だが、怪我を克服してDEEPのリングに帰ってきた。
対するBarbaro44は一時の勢いが止まり、ここ最近は勝ったり負けたりが続いている。ここで帯谷を下して再浮上のきっかけを掴みたいところ。過去フューチャーキングトーナメントで対戦している両者、この時は帯谷がKO勝利を収めている。
1R、互いにジャブ、左フックを打つ両者。帯谷がBarbaro44をロープにまで押し込んでいくと、Barbaro44が投げを放つ。しかし倒れない帯谷。Barbaro44がヒザ蹴りを突き上げれば、帯谷は左フックを返す。
スタンドの展開になるとBarbaro44が右ロー、右ストレート。帯谷はBarbaro44が来るところに右ストレートから左フックを返す。Barbaro44は帯谷を下がらせてボディ、さらに右ローを蹴る。
前に出てプレッシャーをかけるBarbaro44は右ストレートから左フック! 帯谷も右ストレートを返すが、Barbaro44がパンチで帯谷を押し込む。タックルでテイクダウンを試みる帯谷。
Barbaro44の後ろに回り込むと、Barbaro44は背中を見せたままアームバー! 帯谷はBarbaro44の体をコーナーに押しつけてパンチを打つ。ここで帯谷が鼻から出血し、ドクターチェックが入る。再開後、ガードを上げてパワフルな右フックで前に出る帯谷!
しかしBarbaro44はそれをブロックして右ロー、ボディとパンチを返す。残り30秒、右フックからBarbaro44をコーナーに押し込む帯谷。テイクダウンを狙いながら、離れ際にパンチをまとめる。
2R、じりじりと前に出て行くBarbaro44。スピードあるジャブを帯谷の顔面に当てる。帯谷はBarbaro44のタックルを切って、パンチで勝負をかけるが、Barbaro44が左フック、アッパー、ボディを上手く当てる。
手数が止まってしまう帯谷。そこにBarbaro44はハイキックから左フック、こつこつと右ローを蹴る。やや後手に回っていた帯谷だが左アッパーから右ストレート!
ここから一気にBarbaro44をパンチで下がらせて、ガードを固めるBarbaro44に怒涛の連打! そして帯谷の左フックから右ストレートがBarbaro44の側頭部を打ち抜き、これでBarbaro44がダウン! 帯谷が追撃のパンチを落としたところでレフェリーが試合をストップ!
Barbaro44のパンチで劣勢に立たされる場面があった帯谷だが、最後はド派手なKO劇で復帰戦を飾った。
試合後、マイクを握った帯谷は「2年かけてやっと戻って来れました。色んなことがあってここに立つことが出来ました。本当に色々なことを考えて、今まで格闘技で強くなることは自分が強くなることだと思っていたんですけど、色々な人に会えて支えてもらって、そういう仲間が出来たことが自分の財産だなと思います。
僕を支えてくれた仲間、試合を最後まで見てくれたファン、そしてずっと待っていてくれた佐伯社長、本当にありがとうございました。そして対戦相手のBarbaro44選手もありがとうございました。今はまだ左目が2重に見えるんで、これからまた休みたいと思います(苦笑)。ありがとうございました!」と涙ながらのマイクアピールで復帰戦の勝利を締めくくった。
▼セミファイナル(第10試合) 83.9kg以下契約 5分3R
○白井祐矢(TeamM.A.D)
判定3−0
●中西裕一(フリー/第4代DEEPミドル級王者)
トーナメントを勝ち抜き第4代ミドル級王者となった中西が、チャンピオンとなって初めての試合を向かえた。対するはそのトーナメントでベスト4だった白井。ノンタイトル戦ではあるものの、タイトルマッチでもおかしくないような豪華なカードだ。
1R、ジャブを突いて距離を取る中西。白井は左フックで飛び込んで右ストレート、離れてインローを蹴る。再び右ストレートで飛び込む白井。中西はそこに左フックを返す。インローを蹴る白井。
ハイキックを返す中西。打撃の交換が続く中、組みの攻防で中西が白井をロープに押し込む。しかし白井が豪快な投げで中西をテイクダウン! 白井は中西をしっかりと押さえ込む。
白井の上体に足を絡ませるようにする中西。ブリッジで立ち上がり、試合をスタンドに戻る。右ストレートを当てる中西。白井は右ミドルから右ストレート。中西は右ヒザ蹴りを白井のパンチに合わせる。白井のパンチを空振りさせて組む中西。
距離が開くと互いにローキックを放つ。パンチで間合いを詰めようとする白井に、中西はジャブを突く。中西が左フックから右ストレート、白井は左ミドルを蹴り返す。
2R、足を使って距離を取るジャブ&右ローを出す中西。白井はインローを蹴りながら、左右の連打! 中西はこれでバランスを崩すものの、白井の脇をくぐるようにしてバックに回り込む。その中西を前に振り落とす白井。中西がイノキ・アリ状態から顔面蹴り上げ、そこから立ち上がると、白井はフロントチョークを狙う。
スタンドでは中西がコンパクトなワンツー! 白井は中西の左足を狙って左右のローを蹴る。
右ストレートを合い打ちする両者。右のパンチで飛び込む白井。中西はそこに細かい連打をまとめる。白井がジャブ、左フック。中西は白井の首を取って首相撲からヒザ蹴り。白井はワンツーからの右ミドルで中西をコーナーに詰める。中西はコーナーを背にしながらヒザ蹴り! ここで白井が目尻をカット、レフェリーは中西にバッティングがあったとし、口頭注意を与える。
再開後、右ミドルを蹴りあう両者。白井がジャブを突き刺せば、中西は右ストレートを返す。その後は互いに距離を取りながら、ローとパンチを軽く出す展開が続く。右ストレートで二発で前に出る白井。中西はジャブを返す。
3R、パンチのフェイントからインローを蹴る白井。中西もインローを返すが、これがローブローとなり、白井がその場に倒れこむ。白井には体力回復のためのインターバルが与えられ、中西にはレフェリーからイエローカードが提示される。再開後、左のパンチで距離を測る中西。
白井は中西の左フックに内側から右ストレートを打つ。ここでコーナー際での組みの攻防となるが、今度は白井のヒザ蹴りがローブローとなり、白井に口頭注意が与えられる。
右のパンチで前に出る白井に中西は左フック。白井のインローに中西がワンツーを返す。右のロングフックで飛び込む白井。中西は離れた間合いから右ストレートを突き刺す。残り2分、中西がインローを蹴ると、これが2度目のローブロー。再開後、中西の蹴り足をとって白井がテイクダウン。中西がタックルで起き上がろうとすると、白井が得意のフロントチョーク!
必死に力を入れて中西の首を絞める白井。中西は頭を抜いて反撃に転じようとするが、白井は中西の腕と頭をホールドする。残り10秒、立ち上がった中西がサッカーボールキック! 白井がそれをかわしたところで試合終了となった。ほとんど差がつかない試合だったが判定は3−0で白井。
白井がノンタイトル戦ながら王者中西を撃破した。試合後、マイクを持った白井は「すいません。またローブローをもらって判定になっちゃいました。来年の僕に期待してください」と話し、リングを降りた。
▼第9試合 70.3kg以下契約 5分3R
○大塚隆史(AACC)
判定3−0
●昇侍(KIBAマーシャルアーツクラブ/初代ライト級キング・オブ・パンクラス)
元パンクラス初代ライト級王者の昇侍がDEEPに初参戦! 昇侍はDEEP参戦をDREAM出場へのステップと公言する。対する大塚は海外での経験も豊富で、前回大会ではZSTからの刺客・金原正徳を下している。
1R、いきなりパンチで前に出て行く昇侍。大塚は組み付いて、昇侍をロープに押し込む。昇侍は首相撲の要領で大塚のタックルを切ってヒザ蹴り。大塚はしつこい片足タックルでテイクダウンを奪い、サイドポジションからパンチとヒザ蹴りを打つ。
昇侍は大塚のパウンド、サブミッションを警戒しながらブリッジで立ち上がる。スタンドに戻ると昇侍は大塚のタックルを切って飛びヒザ蹴り! 大塚のタックルに首相撲で応戦し、ヒザ蹴りを突き上げる。
しつこいタックルでテイクダウンを狙う大塚。何とか昇侍をマットに寝かせるものの、昇侍のディフェンスは固い。そして昇侍がイノキ・アリ状態から立ち上がると、組み付いてくる大塚にヒザ蹴り! ガードを取る大塚にパンチをまとめる。
2R、サウスポーに構える昇侍に対し、大塚がハイキック、フックからの片足タックル。昇侍に尻餅をつかせるものの、昇侍はグラウンドの攻防に持ち込ませない。必死に昇侍をマットに転がし、サイドポジションを取る大塚。
昇侍はブリッジで反転し、タックルで大塚をコーナーに押し込む。そして昇侍がテイクダウン、中腰からパウンド。大塚は昇侍の体を蹴り離してタックルに入る。尻餅をついてバランスを取る昇侍。大塚はそれをしっかりと寝かせ、上四方固めで押さえ込む。
昇侍は何度も体を反転させてポジションを返そうとするが、大塚もそれを許さない。残り1分、ついにマウントポジションを奪う大塚。しかし昇侍が絶妙のタイミングでブリッジ! ポジションを入れ替えると、イノキ・アリ状態からパンチを落とす。
3R、ここも先にテイクダウンを奪うのは大塚。上四方固めでじっくり押さえ込みながら次の展開を狙う。昇侍のブリッジに合わせてアームロックを狙い、鉄槌を落とす大塚。昇侍は小刻みにブリッジで態勢を入れ替えて立ち上がると、逆に大塚をテイクダウンしてマウントポジションを奪う!
大塚もすぐに体を反転させるが、昇侍はヒザ蹴りとハイキック! しかしこのヒザ蹴りはグラウンド状態だったため、レフェリーから口頭注意が与えられる。再開後、右ローとパンチで前に出て行く昇侍。
しかし大塚がそこに右フック! タックルでテイクダウンを奪う。ここでもマウントポジションを奪う大塚だったが、昇侍はブリッジで脱出。大塚は再びマウントポジションを取るが、ここでも昇侍はブリッジで脱出! 必死に昇侍を寝かせ続ける大塚。しかし終盤、昇侍はそのタックルを切って鉄槌!
イノキ・アリ状態で引き込む大塚に昇侍は顔面踏み付け! 残り10秒、大塚はマウントからバックを取るが、昇侍の体を入れ替えて上のポジションを取り返す。判定はテイクダウンとグラウンドコントロールで圧倒した大塚!
これでDEEP2連勝となった大塚は「今日戦った昇侍選手はDREAMにも出た選手で、元パンクラスのチャンピオンです。来年はDREAMでフェザー級のトーナメントがあるみたいんで、そこを目指して頑張ります」とDREAM参戦をアピールした。
▼第8試合 63.7kg以下契約 5分3R
○DJ.taiki(フリー)
TKO 1R2分30秒
●植松直哉(クロスポイント)
前回の後楽園ホールで組まれていたこのカード。しかし植松が試合前に負傷し、その時は流れてしまっている。その後、DJ.taikiが負傷欠場した植松を痛烈に批判するなど、遺恨を残す試合となった。
植松は戦極ライト級GP優勝の北岡悟をセコンドにつけての入場。DJ.taikiは氷室京介の「SQUALL」で入場、リング下で氷室のモノマネをして植松を挑発する。
1R、上体を低く構えるDJ.taikiはジャブを突きながら、植松の出入りに合わせて強烈なローキックを蹴る。植松はタックルでテイクダウンを試みるが、DJ.taikiは倒れない。
ガードポジションになる植松は流れるような動きでオモプラッタ、腕十字を仕掛けていくが、DJ.taikiも必死にそれをディフェンスする。
植松のサブミッションをディフェンスしながら、コツコツとパンチを落とすDJ.taiki。DJ.taikiはボディと顔面にパンチを打ち分け、強烈なパウンドで植松の動きを止めると、一気に連打! 植松の動きが止まると、セコンドからタオルが投げ込まれ、DJ.taikiが戦慄のTKO勝利を収めた。
試合後、マイクを持ったDJ.taikiは「何っすっか? チャンピオンのワンマッチって! タイトルマッチじゃないと、チケットなんて売れないでしょ。
どうせそれで負けてもDREAMにでも行くってことでしょう。こっちはタイトルマッチが出来なくて、困ってんだよ! 最初の防衛戦はオレとやれ!」と三島☆ド根性ノ助への対戦要求かと思いきや…「中西裕一!」となぜかミドル級王者である中西の名前を叫ぶのだった。
▼第7試合 70.3kg以下契約 5分2R
○菊野克紀(ALLIANCE)
判定3−0
●キム・ジョンヤン(韓国/CMA KOREA
KTT)
現在5連勝中とDEEPライト級において台風の目となっている菊野。当初は中尾受太郎との対戦が予定されていたが、中尾が試合直前の負傷により欠場。中村K太郎にKOで勝ったこともあるジャンヨンを迎え撃った。
1R、サウスポーに構えるジャンヨンに右ミドルとインロー、そして得意の前蹴りを突き刺す菊野。この攻撃でジャンヨンに距離を詰めさせない。左のパンチから組み付いてテイクダウンを狙うジャンヨン。菊野はそれを突き放して右の前蹴り!
これがジャンヨンのボディを捕らえると、動きが止まるジャンヨン。菊野は一気にパンチをまとめていく。
ジャンヨンも上体を低くしてパンチを打ち返し、そのまま組みの攻防になるが、テイクダウンを奪うのは菊野。ジャンヨンはガードからオモプラッタを仕掛けるが、菊野はすぐに立ち上がる。
スタンドになると菊野が左フック、右ミドルや前蹴りでジャンヨンの突進を止める。じりじりと前に出て右ストレートを打つ菊野。
ジャンヨンは菊野が来るところに右フックを合わせる。ジャンヨンは菊野の右の蹴りに右フックで飛び込む。
2R、菊野の蹴り足をとってテイクダウンを狙うジャンヨン。しかし菊野はバランスがよく倒れない。菊野の蹴りをキャッチしてパンチを振り回すジャンヨン。菊野は1Rに比べると、やや手数が減る。しかし菊野が離れ際にパンチをまとめると、ジャンヨンの動きが止まる!
菊野は組み付くジャンヨンを投げようとするが、ジャンヨンも必死に粘る。しかし菊野もしつこくジャンヨンに組み付いてテイクダウン。
インサイドガードからパンチを落としつつ、パスガードを狙うが、ジャンヨンもそれを許さない。ブレイク後、菊野が右ミドル。しかしジャンヨンも右フックを返す。頭を低くして打ち合う両者だが、どちらもクリーンヒットはない。残り時間30秒、飛びヒザ蹴りを見せるジャンヨン。菊野は後ろ廻し蹴り、胴廻し回転蹴りを出すが、これも当たらず。
判定3−0で勝利を収めた菊野だったが、タフなジャンヨンに苦しめられる結果となった。試合後、菊野は「KO出来なくてすいませんでした。来年の4月にベルトを巻いているのは絶対に僕です。どうか見届けてください」とマイクアピール。
▼第6試合 65.0kg以下契約 5分2R
○ジョン・チャンソン(韓国/CMA KOREA
KTT)
TKO 1R0分17秒
●孫煌進(スクランブル渋谷)
ゴングが鳴り、チャンソンがグローブを合わせようとしたところ、孫が飛び込むように右ストレートの奇襲攻撃! ひるむことなくチャンソンは右ハイを返す。
お互いにパンチを出し合う中、チャンソンの右フックがクリーンヒット! バッタリと倒れた孫の顔面にチャンソンがパウンドの雨を降らせると、レフェリーが試合をストップした。
▼第5試合 70.3kg以下契約 5分2R
○井上誠午(和術慧舟會GODS)
判定3−0
●ISE(PUREBRED大宮)
1R、左右のローを放ちながらスピードあるパンチを出すISE。井上はバックブローをヒットさせる。一気に組み付いたISEはバックを奪う。井上はISEの腕を掴みながらアームロック狙い。
離れると、打撃を出しながら組み付いたISEがテイクダウンに成功し、パウンドを落とす。井上は下から三角絞めを狙いつつ、蹴り上げ。
ISEが井上の足をキャッチしアキレス腱固めにいったところでゴング。
2R、激しくパンチを交錯させる両者。ISEがバックブローを出すも、負けじと井上もバックブローを返す。
ISEが組み付くと、井上はスタンディングアームロックの体勢へ。するとここで両者は勢いよく場外へと落ちる。
転落した際に左腕を痛めたのか、ISEは苦しそうな表情を浮かべる。スタンドから再開し、再び井上がアームロックを決める。
ここでも両者がロープ越しに出たためにブレイクがかかった。ISEは腕を押さえながら、リングサイドにいるドクターに対し、「折れた、折れた」とアピール。
ドクターチェックを受けるISE。なんとここから試合再開。腕をだらんと下げるISEだったが、左右のパンチを振るっていく。井上はISEの左腕目掛けて右ミドル! 押し込む形で上を取ったISEはパウンド。下の井上は腕十字を決めかけたが、試合終了のゴングが鳴る。井上が判定勝利。最後まで戦いぬいたISEにも大きな拍手が送られた。
▼第4試合 無差別契約 5分2R
△井上俊介(吉田道場)
ドロー 判定1−0
△田澤和久(THUG LIFE香和)
1R、右ローを当てていく井上に組み付く田澤。離れると田澤がパンチで前進する。左ジャブから豪快な右フックで井上が田澤をぐらつかせる。一気にコーナーに詰める井上。離れても右ローをこつこつと当てる井上だが、田澤がコーナーに押し込む。
スタンドに戻ると、左右のローから右フックをヒットさせる井上はリズムに乗り、バックブローも当てる。いくらパンチを浴びてもタフネスぶりを発揮する田澤。意地を見せる田澤は左右のパンチで前進を止めない。
2Rも田澤が井上の右フックをもらうも、リーチを活かしたパンチで突進!ぐらついた井上が倒れると、田澤がひたすらパンチを落とす。うつぶせの井上だが、必死に立ち上がる。井上のパンチで田澤は鼻血を流し苦しそうな表情。
それでも田澤が執ようにくみつきにいきスープレックス気味に投げを見舞う。バックを取って攻めようとしたが、終了のゴング。ドローに終わった。
▼第3試合 DEEP対和術慧舟會対抗戦 83.9kg以下契約 5分2R
○内藤征弥(和術慧舟會A-3)
TKO 1R1分25秒
●渡辺悠太(ALLIANCE)
長いリーチを活かした左右のパンチでプレッシャーをかけていく内藤。渡辺もパンチで応戦するが、内藤のパンチが当たる。一気にパンチで追い込む内藤。
下がる一方の渡辺に右ストレートがクリーンヒットし、ダウンを奪う。内藤がパウンド連打で追撃したところ、レフェリーがストップ! これで和術慧舟會が2勝で勝ち越し、対抗戦で勝利した。
▼第2試合 DEEP対和術慧舟會対抗戦 77.1kg以下契約 5分2R
○九十九優作(和術慧舟會TIGER PLACE)
TKO 1R終了時
●小池秀信(GRABAKAジム)
1R、右ローを連発する小池に対し、九十九は左フックを連打する。組み付いた九十九はテイクダウンし、強烈なパウンドを落としていく。下の小池は防戦一方になりながらも腕十字を決めにかかるが逃げられる。
ここで膠着したためにブレイク。小池は立ち上がるも、サポーターをしている左足を痛めたのかコーナーに戻るときには足を引きずっている。小池の試合続行不可能となり、九十九が勝利となった。
▼第1試合 DEEP対和術慧舟會対抗戦 70.3kg以下契約 5分2R
○LUIZ(禅道会)
判定2−0
●三浦 忍(和術慧舟會TIGER PLACE)
1R、三浦のパンチにカウンターのパンチを狙うLUIZ。そして隙あらば右ロー、右ハイを入れる。しかし、三浦が右ストレートを当て、LUIZは鼻が真っ赤に。お互いに激しくパンチを出し合うも決定打はない。
2R、前蹴りで距離をとるLUIZに対し、三浦が一気に組み付く。だがLUIZがテイクダウンし上を取るのに成功。膠着となりブレイク。ジャブとストレートで前進するLUIZ。
テイクダウンしたLUIZが上をとるが、三浦は立ち上がる。残り時間僅かとなり、LUIZが打撃でプレッシャーを与え、三度目のテイクダウンに成功。パウンド連打で詰めたが終了のゴング。
判定で勝利したLUIZは、「今まで自分はKO勝ちが多いんですけど、判定勝ちは負けと同じで悔しいです」と悔しい表情を見せていた。
▼フューチャーファイト 5分2R 判定なし
○稲葉 聡(秋本道場Revo龍sion)
TKO 2R1分48秒 ※レフェリーストップ
●坂原康弘(DEEPジムIMPACT)
|