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【K-1】ボンヤスキーが辛くも総合格闘技からの侵略者を撃退!前田慶次郎が王者に

2009/03/28


FEG
「K-1 WORLD GP 2009 IN YOKOHAMA」

2009年3月28日(土)神奈川・横浜アリーナ
開場16:00 開始17:00



▼メインイベント(第8試合) K-1ルール 3分3R延長2R
レミー・ボンヤスキー(オランダ/チーム・ボンヤスキー)
判定3−0 ※三者とも30−28
アリスター・オーフレイム(オランダ/ゴールデングローリージム)

 ついに実現する“K-1×総合格闘技”決着戦。昨年の大晦日『Dynamite!!』でK-1のトップファイターが3人とも総合格闘家に1RKOで敗れ、特に現在のK-1でエース的存在であるバダ・ハリが敗れたのはK-1ファン・関係者に衝撃を与えた。

 そのバダ・ハリをKOしたアリスターは「次はレミーだ!」と、昨年のワールドGP優勝者レミー・ボンヤスキーを指名。「K-1ファイターより総合格闘家の方が強い」と公言し、K-1壊滅に王手をかけた。

 昨年のワールドGP決勝戦で、バダ・ハリに反則の踏み付けをされて試合続行不可能となり、反則勝ちで優勝したボンヤスキーを「あれは演技だ」と批判するアリスター。

 前日記者会見では“主演男優賞”として、ボンヤスキーにオスカー像のレプリカをプレゼントした。挑発に挑発を重ねるアリスターに対し、ボンヤスキーはにこやかに対応したが……その胸中やいかに?

 また、ボンヤスキーのデビュー戦の相手はアリスターの兄ヴァレンタインであり、ボンヤスキーが勝利しているという因縁もある。K-1の頂点に3度君臨した王者は、総合格闘技からの侵略者を撃退し、K-1の砦を守ることが出来るか!?

 1R、いきなり飛びヒザ蹴りを放つアリスター! ボンヤスキーはジャブを伸ばし、アリスターはフックから飛び込んでのヒザ蹴り。ボンヤスキーは左フックから右ロー、または右ミドルと繋げていく。

 接近してフックを打とうとするアリスターだが、ボンヤスキーはガードをガッチリと固めて下がる。アッパーから入っていくアリスターだが、ボンヤスキーのガードを破ることが出来ない。

 アリスターはローキック、ボンヤスキーはガッチリとガードを固めて無理して攻めず、時折蹴りを放つのみ。オープンスコアは三者とも30−30。

 2R、前へ出て行くアリスターにボンヤスキーは左フックを合わせる。組み付くボンヤスキーを投げるアリスター。ボンヤスキーは前へ出てくるアリスターにインロー、アリスターがショートの距離からパンチを放っていくとボンヤスキーはガードをガッチリと固めて受けに回る。またも投げられるボンヤスキー。

 左右のフックを放つボンヤスキーは左ボディ、ボディへの飛びヒザ蹴り。アリスターはアッパーから崩していこうとするが、ボンヤスキーはガードを固める。アリスターの顔面前蹴りで鼻血を出すボンヤスキー。

 3R、アリスターがパンチで前に出て組み付くボンヤスキーを投げる。アリスターのローでボンヤスキーが転倒、立ち上がるとアリスターがアッパーとヒザ蹴り。アリスターがボディからアッパーを突き上げる! 組み付いたボンヤスキーをコカすアリスター。

 しかし、アリスターが頭を下げてパンチを打ってきたところでボンヤスキーがヒザを突き上げた! これがクリーンヒット、追撃の打ち下ろしの右ストレートでボンヤスキーがダウンを奪う! アリスターは左右のフックでコーナーへ追い詰めてヒザ蹴り。

 アリスターは最後まで追い詰めて行くが試合終了のゴング! アリスターはコーナーで舌を出し、笑顔で勝利を喜んだ。

 判定はダウンの差がついて三者とも30−28でボンヤスキーが勝利! ダウンシーン以外はほとんど圧されていたが、一瞬の隙を突いてボンヤスキーが辛くもK-1の牙城を守った。勝利したボンヤスキーは、前日会見で渡されたオスカー像をアリスターに突き返した。

★レミー・ボンヤスキーの試合後のコメントはこちら




▼セミファイナル(第7試合) K-1ヘビー級王者決定トーナメント決勝戦 K-1ルール 3分3R延長2R 100kg以下契約
前田慶次郎(チームドラゴン)
延長判定2−0 ※10−9、10−10、10−9
グーカン・サキ(トルコ/チームレベル)
※前田が第2代ヘビー級王者に就く

 1回戦ではメルヴィン・マヌーフを鮮やかなカウンターで下して決勝へ駒を進めた前田。逆ブロックは前評判の高かったタイロン・スポーンを右のクロス一撃で下したサキが勝ち上がった。

 1RKO勝利の前田に対し、サキは延長戦まで闘っており、スポーンのインローで左足にダメージを追っている。スタミナやダメージの面ではやや前田有利だ。追い風に乗る前田が第2代王者のベルトを腰に巻くか?

 サキは花道でダンスを踊りながら、一気にリングまで走り抜けるなど、スポーン戦でのローのダメージを感じさせない。前田はこの試合も大塚愛の『さくらんぼ』での入場だ。トルコ国歌、そして君が代が吹奏され、王座決定戦のゴングが鳴らされた。

 1R、サキの周りをグルグルと回る前田。サキはインローから左ハイキックを蹴る。前田は距離を取りながらインローを返す。サキはそれをカットしながらじりじりと前に出て、左ミドルを蹴る。サキが右フックから左の奥足ロー。前田はジャブから右ミドルを蹴る。

 サキはロープまで前田を詰めてワンツーからハイキック! 前田はそこからスルリとと抜け出す。左ジャブ、左フックで前に出るサキは右のロングフック。前田も右ストレートを返して前に出る。

 サキは左ミドルから右フック。前田はそこに左のインロー、サキが距離を取ると右ミドルを蹴る。サキはバックキックのフェイントを入れて前に出て、サキを下がらせる。ここまでのジャッジは3者とも10−10でイーブン。

 2R、サキがインローを蹴ると、前田は前蹴りと右ミドル。そして右ストレートを繰り出す。サキは左フック、前田のローに右ストレートで飛び込んで左フックを返す。

 パンチで前に出て行くサキに前田はカウンターのインロー、そして右ミドルを返す。じりじりと前に出るサキ。前田はインローを蹴って、サキの左フックにカウンターの右ストレート! これでサキが下がる! しかしサキもすぐにジャブ&前蹴りで距離を作る。そして2人の右フックが交錯! サキが左ボディを打てば、前田も左フック。サキのインローに前田はジャブを返す。

 サキの左ミドル、前田が右ミドル。そして再び2人の右フックが打ち合いになると、今度はサキが返しの左フック! 前田がワンツーに前に出ると、サキも前蹴りを返して前進。前田は左フックをそこに返して右ミドルを蹴る。2Rも1Rに引き続き、ジャッジは3者とも10−10のイーブンで差はつかない。

 3R、前田の右ミドルにインローを返すサキ。そして左ミドル、左ハイキックを蹴る。しかし前田も必ず右ミドルを蹴り返す。サキは前田の右ミドルに右ストレートを返す。さらに前田の右ストレートにサキが左フック。前田は右ミドルから左フックを打つ。

 サキは右ロー、右ストレート。前田も左フックを返す。そして距離が詰まると2人は左フックを相打ち。サキが距離を取って左ミドルを蹴るが、前田がサキをロープまで詰めて右ストレート!

 しかしサキも右ストレートから左フック、左ハイキックを蹴る。ややスタミナ切れが見られるサキに前田はインロー、右ストレートで前に出る。しかしサキも前田と額をつけるようにして細かい連打から左フック。前田はサキをプッシュして右ストレート!サキがガードを固めるそれを必死に阻止する。

 そこに前田はワンツーを連打! 明らかにサキの手数が止まる。このまま前田がサキを押し切るかに思われたが、サキも終了間際に左フックからの連打で前田を後退させる。

 一進一退の攻防が続いた本戦9分間はジャッジも30−30のドローと判定し、試合は延長戦にもつれ込む!

 延長R、左フックからの右ストレートで前に出るサキ。前田もそれをブロックして右をフック返す。このラウンドは積極的に前に出る前田。サキは下がりながら前蹴りとインローを返す。

 前田がワンツーで前に出ると、サキはガードを固める。前田のパンチをブロックしてサキが左ボディ、左フック。

 前田は右ストレートでサキを下がらせ、サキをロープに詰めて右ミドルを蹴る。サキもガードを上げて前田を押し返し、ジャブから右ロー。

 前田が右ハイキック、サキがそこに右ストレートを合わせる。サキは左フックからバックキック。前田はサキを押し返して右ミドルを蹴る。前に出る圧力と手数で攻め込む前田。サキも前田のミドルをブロックして左フック! これで思わず下がってしまう前田! 

 サキは一気にパンチで攻め込む。このラウンドも拮抗した試合展開で終了となる。ジャッジは最初の一人が10−9で前田、2人目は10−10でドロー、そして3人目は……10−9で前田! 大会前はリザーブマッチ出場だった前田がK-1史上初、重量級の日本人世界チャンピオンとなった!

 試合後、前田は「まずは2日前に対戦相手でマヌーフが出てきて、本当に泣きそうになりました。でも今日は会場に来て良かったと思います。自分を応援してくれる人、お母さん、友達、本当に感謝しています!」と喜びを語った。

★前田慶次郎の試合後のコメントはこちら




▼第6試合 K-1ルール 3分3R延長2R
ピーター・アーツ(オランダ/チーム・アーツ)
延長判定3−0 ※三者とも10−9
エロール・ジマーマン(キュラソー島/ゴールデングローリージム)

 K-1出場歴17年を誇る大ベテランのピーター・アーツに、「K-1革命」を叫ぶ“嵐を呼ぶエロジマン”ことジマーマンが挑む。K-1新世代を担う一人として、バダ・ハリに続いてアーツ越えを達成したいところだ。

 今回、アーツは元の師匠であるチャクリキジムのトム・ハーリック会長に再び師事を仰ぎ、入場テーマ曲も以前の『パルプフィクション』に戻したところにやる気を感じさせる。両者の年齢差は16歳。

 1R、アーツの右ローにいきなり右ストレートを合わせ、後方に吹っ飛ばすジマーマン。その後もパンチを振るって前に出ると、アーツもボディストレート、右ローで応戦。

 アーツの伸びる右ストレートがジマーマンをとらえ、ジマーマンがロープに詰まる。しかし、ジマーマンが右ストレートで逆襲! アーツを後方へ吹き飛ばす。

 右ローと右ストレートを交換し合い、アーツはボディを叩く。ガードを固めるジマーマンはジャブを返していくが、アーツが右ローから右ボディ。警戒に動くアーツは右ミドルからボディ攻め、徹底したボディ攻めにジマーマンはガードを固めて防戦一方に。オープンスコアは9−10(アーツ)、9−9、10−10。

 2R、前に出るアーツがワンツーから右ミドル。右ストレートからロー、そしてボディストレート。打ち合いに持っていくアーツにジマーマンの左フックが入るが、アーツは前へ出てハイキックとパンチ、そして組んでのヒザ。右ローも確実に入れていく。

 右ストレートから左でボディを叩くアーツ、ジマーマンの左ジャブには右ミドルを合わせる。その直後、ジマーマンの左フックがヒット! アーツが下がるとジマーマンがパンチで前へ出る。アーツは下がりながらもミドルキック、一度はロープを背負ったアーツだったが、左右のボディで反撃。

 ジマーマンも左フック、右ストレート、さらに伸びる右ストレートと飛びヒザ蹴り! このラウンドは三者とも10−9でジマーマンのラウンドだ。

 3R、ローの蹴り合いからアーツがパンチからロー、ジマーマンはブロックから右フックを確実に当てて行く。アーツのワンツーが突き刺さる! 前へ出てロー、ミドル、右ストレート。ジマーマンは左右のフックを振り回し、伸びるジャブにカウンターの左右フック。

 アーツは確実に右ローを当てて行き、ジマーマンは左ジャブで飛び込んでいく。ジマーマンの左フックにアーツが下がる! しかし、アーツもローからボディで再び前へ出る。

 下がりながらローを蹴り、パンチの機会を伺うジマーマン。ジマーマンの右ストレートを空振りさせ、右ハイキック。さらに右ストレート2発がヒット! ジマーマンが下がる! そこでゴング。

 判定はドロー、今大会3試合目の延長戦へ突入する。前へ出るのはアーツ、右ハイキック、左ミドル、右ロー、ワンツーと前へ出て組んでのヒザ蹴り。ジャブを伸ばし、ロープ際でアーツの右ストレートが炸裂! ジマーマンのバックブローは空振り。ヒザ蹴りを叩き込み、右ロー、右ストレートで前に出るアーツ。

 明らかに若いジマーマンよりスタミナで優っている。正面からヒザ蹴りを突き刺し、ジャブから右ローで攻めるアーツ。ロープ際でジマーマンが崩れた際には、倒れ際に顔面へヒザを入れる。

 ワンツーで前へ前へと出るアーツ、ジマーマンもパンチを返そうとするが、アーツの右ハイキック! そしてゴング! 判定は3−0でアーツの勝利! 新世代の台頭を退け、“20世紀最強の暴君”いまだ健在ぶりを発揮した。そして何と、アーツは放送席に座っていた藤原紀香さんの元へ! 

 今回の試合前にアーツは「藤原紀香のために闘う」と宣言していたのだ。藤原さんも立ち上がって笑顔でガッチリと握手して祝福、アーツはその手にキス。1歳しか違わないというアラサー同世代のアーツが、傷心の藤原さんを勝利で勇気付けた。







▼第5試合 K-1ルール 3分3R延長2R
グラウベ・フェイトーザ(ブラジル/極真会館)
TKO 2R0分48秒 ※セコンドからタオル投入
澤屋敷純一(チームドラゴン)

 一昨年にジェロム・レ・バンナを破る金星を挙げた澤屋敷だが、ここ最近は4連敗中と絶不調にあえいでいる。対するグラウベも昨年はバダ・ハリ、エロール・ジマーマンに連敗しており、1勝2敗と負け越している。

 選手の移り変わりが激しいK-1においてこれ以上の負けは許されない状況の両者、このサバイバルマッチで生き残るのはどっちだ?

 グラウベのセコンドにはフランシスコ・フィリオ。澤屋敷は無精ひげを蓄えた無骨な風貌でリングに上がった。

 1R、足を使って距離を取りながら右ローを蹴る澤屋敷。グラウベはパワフルな右ロー、そこからパンチで距離を詰めてハイキック、ヒザ蹴りを突き上げる。澤屋敷は一気に距離を詰めて右アッパー、左フック。グラウベはそこにヒザ蹴りを狙う。

 距離が離れると右ローを蹴る澤屋敷。そこにグラウベが右ストレート! これでバランスを崩す澤屋敷だったが右ストレートから左フック! そして確実に右ローを蹴ってグラウベの前足を狙い撃ちする。グラウベは前蹴りを使って距離を取り、澤屋敷が入ってくるところに左ミドルを蹴る。

 そして澤屋敷の前進にカウンターの左ジャブ! これが澤屋敷の顔面を捕らえて、澤屋敷がダウン! 立ち上がった澤屋敷にグラウベは右フックを連打! しかし澤屋敷も左フックを返して打ち負けない。

 しかしグラウベは左ミドルの連打で澤屋敷をコーナーに詰めて右フック! これで澤屋敷が2度目のダウン! 何とか立ち上がった澤屋敷だったがダメージは大きい。ジャッジは10−7でグラウベを支持する。

 2R、澤屋敷は右ローから右ミドル。グラウベはそこに右ローを返す。澤屋敷の右ローにグラウベがワンツー! 澤屋敷はグラウベのパンチに右アッパーを返す。

 グラウベはパンチで澤屋敷を下がらせて左ハイキック。そして澤屋敷が前に出てきたところにグラウベがカウンターの左ジャブ! これで澤屋敷の顔面を打ち抜いて澤屋敷が3度目のダウン。

 マットに崩れ落ちた澤屋敷は視線が宙を泳ぎ、すぐには立ち上がることが出来ない。何とか立ち上がって試合を続けようとした澤屋敷だったが、セコンドがタオルを投入。倒されても立ち上がり続け、気持ちを見せた澤屋敷だったが勝利までは辿りつくことが出来なかった。




▼第4試合 K-1ルール 3分3R延長2R
エヴェルトン・テイシェイラ(ブラジル/極真会館)
再延長判定2−1 ※10−9、9−10、10−9
ジェロム・レ・バンナ(フランス/Le Banner X tream Team)

 9年前の2000年に“千年に一度の一撃”と呼ばれた壮絶なKO劇で、テイシェイラの先輩であり同じく極真空手の世界チャンピオンであったフランシスコ・フィリォを失神させたバンナ。「彼は敵討ちをしたいのか? いいぜ。師匠の敵討ち、受けてやるぜ」と言い放つ。

“押忍”と両腕で十字を切り、空手衣で入場したテイシェイラは、見事、フィリォの仇を取り極真会館の看板を守ることが出来るか?

 1R、テイシェイラが右ミドルで先制、バンナがすぐに右ローを返す。さっそく左ストレートを繰り出すバンナに、テイシェイラは右ミドルを合わせる。

 同じ合わせ技を2度も決めるテイシェイラ。右ミドルを二連発、バンナもジャブで下がらせての左ミドルを返す。

 テイシェイラは右ミドルでバンナの左腕を狙い撃ち! その度にバンナが下がる。

 右ハイキックと右ミドルを使い分けるテイシェイラ、バンナは両腕を伸ばしてノーガードで挑発するが、ゴングが鳴ってコーナーへ戻る時に左腕を気にする。オープンスコアは一人のジャッジが10−9でテイシェイラにつける。

 2R、バンナが左ハイキックを放ち、続いて左ロー。しかし、そのローをスネでカットされて顔をしかめる。テイシェイラは右へ回り込みながら右ミドルでバンナの左腕を狙い打ち、バンナが入ってくると右フックをもらいながらもそのまま右フックをすぐに返す。

 テイシェイラが入ってくるところに左ジャブを合わせ、左右のフックを叩き込むバンナだが、テイシェイラは怯まない。

 右へ回り込みつつ、右ミドルを連打していくテイシェイラ。バンナの左フックにもすぐに左フックを打ち返していく。このラウンドは三者とも10−10。

 3R、右ミドルを連打し、時に高めも蹴っていくテイシェイラ。バンナが前に出てくるとインロー、右へ回り込みながら今度はパンチで前へ出る! 

 バンナのワンツー、テイシェイラは右インロー。バンナの左ストレートはしっかりと両腕でブロックだ。

 バンナが右フックを合わせる! すぐに右ミドルを返すテイシェイラ。さらに右ミドル! 必死にパンチで前に出て行くバンナだが、テイシェイラのステップバック、両腕ブロックに阻まれる。

 それでも前に出て行ってパンチを浴びせるバンナに、テイシェイラがガードの上ながらもパンチをもらってしまう。判定は三者ともドローで延長戦へ突入! 

 バンナの右ローに右ストレートを返すテイシェイラ。この一発でバンナが大きく下がる。テイシェイラはそこへハイキック、右へ回り込みながらの右インロー。ダメージから回復したバンナはジャブを出しながら前へ出て、テイシェイラのローに右フック。

 圧力をかけてテイシェイラをロープ際へ追い詰めて行くバンナだが、パンチで捉えきることが出来ない。テイシェイラもフックを返す。

 バンナが左ミドル、前へ出て左ミドルとパンチを出していくと、テイシェイラも左ミドルを返す。

 しかしラスト10数秒、バンナが左フックからの右フックをヒットさせ、パンチをまとめて当てて行く。そしてジャッジは……一人目が10−9でバンナにつけるも残る2名はドロー! 

 延長2R目に突入することに。バンナは露骨に判定への不満を態度に表すが、容赦なく開始のゴングは鳴らされた。

 前へ出るバンナが左ストレート、テイシェイラは回り込みながらの右インロー、右ミドル。バンナが左ストレートを伸ばす! テイシェイラは右ハイキック、右ミドル。ロープ際に追い詰めて行くバンナだが、あまり手は出ない。テイシェイラは蹴り、パンチを単発ながらも放っていく。

 バンナが左ストレートを伸ばすもテイシェイラには届かない。左ミドルの蹴り合い! 残り30秒、テイシェイラが左ミドルキック、右ミドルキック。

 バンナは前へ出て左ストレートを狙っていくが、動くテイシェイラに標的を絞りきれず不発に終わった。

 最後のジャッジは一人目がテイシェイラ、二人目がバンナ、そして三人目は……テイシェイラ! なんと歴戦の古豪バンナをK-1僅か7戦目のテイシェイラが降すという大番狂わせとなった。

 文字通りの怪物! テイシェイラは大きな勲章を手にすると共に、先輩フィリォのリベンジも達成した。




▼第3試合 K-1ルール 3分3R延長2R
セーム・シュルト(オランダ/正道会館)
判定3−0 ※3者とも30−26
ヘスディ・カラケス(エジプト/パンクレイション/チャクリキ)

 大会前日に参戦が発表されたシュルトだが、4月のDREAM参戦を視野に入れており、コンディションは万全。K-1WGP3連覇&K-1初代スーパーヘビー級王者の実力を見せ付けるか? 

 対戦相手のカラケスは名門チャクリキのトム・ハーリック会長が自信を持って送り込む選手で200cmの長身を誇っている。両者がリング上で並び立つとそれほど身長差はない。

 1R、いきなり右フックで前に出て行くカラケス。シュルトがジャブから右ロー。カラケスはガードを上げてインローを蹴る。シュルトの左ミドルにカラケスが右フック。

 この右のパンチを中心にカラケスがシュルトを後退させる。シュルトは強烈なジャブをを突いてカラケスを押し戻す。そしてシュルトが左ミドル、ヒザ蹴り、前蹴りを次々と繰り出してカラケスに距離を詰めさせない。シュルトのジャブを顔面に受けながらも前に出続けるカラケス。両手のガードを高く上げてコツコツと右ローを蹴る。

 ややカラケスの右ローを気にするシュルト。しかしジャブをカラケスの顔面に集めて、そこから右ストレートとヒザ蹴り! 

 シュルトの必勝パターンとも言える攻撃だが、カラケスは下がることなく右フックを返す。判定は3者とも10−9でシュルトとなったが、テレビ解説の魔裟斗も思わず「この選手は強いんじゃないですか?」とカラケスの実力を認める。

 2R、前に出るカラケスにシュルトは左ミドルと前蹴り。そして左ジャブでカラケスの前進を止めて右ストレートを打ち下ろす。カラケスは両手のブロックを高く上げてジャブから右ロー、そしてシュルトが前に出てくるところに右クロスを合わせる。

 ジャブを基点に攻撃を組み立てるシュルトはマーク・ハントをマットに沈めたバックキック。カラケスは両手を広げて「効いていないよ」と言わんばかりのアピールを見せる。そして前に出てワンツーを放つカラケス。

 しかしシュルトがカラケスのレバーに三日月蹴り(※空手の蹴り技。前蹴りとミドルの中間の軌道で放たれる)! これがグサリと突き刺さり、カラケスが後退。シュルトはすぐに右の打ち下ろしの右ストレートを放ち、これでカラケスがダウンを喫してしまう。再開後、シュルトはカラケスのボディを狙って前蹴りを連打、そして左ボディを突き刺す。

 このシュルトの徹底したボディ攻めの影響からか、カラケスは手が止まってしまう。ジャッジはダウンの影響もあり、10−8でシュルトとなる。

 このままシュルトが圧倒するかと思われたが、3Rに入るとカラケスが右ボディストレートから前に出る! 下がるシュルトは左ミドル、右ロー。カラケスはガードを上げて右ローを返す。シュルトはジャブ&前蹴り。この攻撃で確実にカラケスにダメージを与えて、カラケスの手数を止める。

 やや劣勢に立たされるカラケスだが、セコンドの激を受けてカラケスが右ストレートで前進! そしてバックキックまで放つ。シュルトのジャブを受けて、カラケスが右ストレートを返す。シュルトは左ボディから左ミドル、左のヒザ蹴り。さらにワンツー、右アッパーと怒涛の攻撃を見せるが、カラケスも必死に右ストレートを返す。

 判定は30−26、30−26、30−26でシュルトが大差の判定勝利。しかしシュルトの強さ以上にカラケスの善戦が光った一戦だった。カラケスは直前に試合が決まり、大会前日に来日したことを考えても、今後のK-1において台風の目になりうる存在だ。




▼第2試合 第2代K-1ヘビー級王者決定トーナメント1回戦 3分3R延長1R
グーガン・サキ(トルコ/チームレベル)
KO 延長R1分58秒 ※右ストレート
タイロン・スポーン(スリナム/ブラックレーベルファイトクラブF.F.C.)
※サキが決勝戦に進出

 K-1新世代の一人「スピードなら俺がナンバーワン」と自他共に認めるサキが、“最強最速決定トーナメント”と銘打たれたヘビー級王者決定トーナメントに出陣。

 対するはピーター・アーツ、アーネスト・ホースト、レミー・ボンヤスキーらがその才能を認め、鳴り物入りで登場の超新星スポーン。16歳でデビューして以来88戦してわずか3敗しかしていないというその実力がいよいよベールを脱ぐ。

 1R、サウスポーのスポーンに右ハイキックを放っていったサキ。スポーンは右フックを引っ掛けてのヒザ蹴りを多用する。

 オーソドックスにスイッチしたスポーンは前蹴りでサキをコーナーへ追い詰めていき、サキが右を繰り出すと右のカウンターを合わせようとする。

 前蹴りを出しながら圧力をかけていくスポーンは、サキのローを足を引いてサッとかわし、すぐに前へ出て左のボディ。サキはハイキックから後ろ蹴りの回転系の技を繰り出す。1Rのオープンスコアは三者とも10−10。

 2R、サキの左フックをかわして左ボディを叩き込むスポーン、前蹴りを出しつつ圧力をかけて前へ出てカウンターのパンチを合わせたりテンカオを突き刺す。

 再びサキの左フックをかわして左ボディを叩き込む。再三ヒザ蹴りを見舞おうとするスポーンだが、その動きを読んだかサキはスッと間合いを外していく。

 終盤にはスポーンが放ったヒザ蹴りに左フックを合わせるサキ。さらにパンチをまとめていく。オープンスコアは三者とも10−10。

 3R、左ボディを叩き、サキの返しのフックはスウェーでかわすスポーン。続いて左ミドルキック。しかし、サキの右ローにスポーンの顔が歪む。

 スポーンは前蹴り、サキはジャブで距離をとる。前に出るスポーンはロープを背負うサキのボディを叩いて右ロー。

 ロープ伝いに逃げていくサキに、ロー、右フック、左ジャブと攻めていくスポーン。気合いの声を発しながらパンチを出し、サキを追い詰めていったが……ジャッジ三者とも30−30でドロー! 延長戦へ突入する。

 延長戦、前に出るのはやはりスポーン、左インロー、前蹴り、サキのパンチに合わせてのフックを打って行く。スポーンは左インローを狙い打ち、サキがこれに大きくバランスを崩す。

 サキの左フックに右フックを合わせるスポーン、サキの左右フックをしっかりとガードして前へ出て、左ボディを叩く。

 ここまではスタミナ的にも手数的にもアグレッシブさでもスポーンが上回っている……かに見えたその時、スポーンが思い切り放った右ストレートにサキが右フックを合わせた! この一発がスポーンのアゴを直撃!  スポーンが倒れる! まさにヘビー級らしい一発の逆転劇で、サキが前田の待つ決勝戦へと駒を進めた。




▼第1試合 K-1ヘビー級王者決定トーナメント1回戦 K-1ルール 3分3R延長1R 100kg以下契約
前田慶次郎(チームドラゴン)
KO 1R2分02秒 ※右フック
メルヴィン・マヌーフ(オランダ/マイクスジム)
※前田が決勝戦に進出

 ハリッド“ディ・ファウスト”の欠場を受けて、リザーバーから本戦出場のチャンスを手にした前田。大晦日Dynamite!!ではマーク・ハントをカウンターのパンチ一撃で沈め、K-1ルールでも活躍するマヌーフを相手に勝利を掴むことは出来るか?

 前田は大塚愛の『さくらんぼ』に乗って、動物の着ぐるみたちと一緒に刀を手に持ってのド派手な入場。マヌーフはトレードマークになった入場ゲートでセコンドに気合を入れられるパフォーマンスでリングに上がった。

 1R、ジャブを突いて距離を測る前田にマヌーフは右ローを蹴る。そして前田をロープに詰めるとマヌーフは左フック! じりじりとプレッシャーをかけて右フックで飛び込む。前田は足を使って距離を取りながらインローを蹴る。マヌーフは左アッパーから右ロー、前田はマヌーフの右ローにワンツーを合わせる。左アッパーから踏み込み、一気にパンチをまとめるマヌーフ。

 しかしそこに前田がカウンターの右フック! これが見事にマヌーフの顔面を打ち抜き、マヌーフがダウン! 

 前のめりに倒れたマヌーフは、何とか立ち上がるものの、足元はフラフラ。ダメージの大きいマヌーフを見て、レフェリーが試合ストップを宣告した。

 試合前の煽りVTRでは優勝候補と呼ばれたマヌーフを見事なカウンターでマットに沈めた前田。セコンドのチームドラゴン前田会長も大喜びで、前田と抱き合い喜びを分かち合った。 





▼オープニングファイト3 K-1ルール 3分3R
野田 貢(シルバーアックス)
判定3−0 ※30−28、30−27、30−28
ユ・ヤンレ(韓国/チームフォーマー)

 全日本キックボクシング連盟や新日本キックボクシング協会にも参戦したことのある、韓国キックボクシング界期待のヘビー級ファイターのユ。18勝15KOと驚異のKO率を誇り、「野田は眼中にない。俺の標的は武蔵だ」と言い放つ。迎え撃つのは日本ヘビー級の中堅に位置する野田。

 1R、ユがパンチのコンビネーションで前に出るが、グルグル巻きにした足のバンテージが滑るのかバランスを崩す。野田を迎え入れて首相撲からのヒザ蹴り、野田もフックから組み付いてヒザ蹴りを入れる。

 ユは両膝のサポーターが気になる。ブレイクになるとフックを放って組み付く野田。ユは至近距離からのアゴへのヒザ、突き放して右ローキック。離れるとすぐに接近戦を挑んでくる野田をユは突き放すのに精一杯だ。

 2R、前蹴りからすぐに組み付いてヒザ蹴りを放つ野田。レフェリーがブレイクして両者に注意を与える。ユはパンチから前に出るが、両者は首相撲からのヒザ蹴りの攻防。しかし、今度は野田が首相撲で回しながら体勢を入れ替えてパンチのラッシュ! 

 ユはロープを背負って首ヒザからパンチ、野田も接近戦で左右フックを放つ。ユが右ローからパンチで突っ込んでいくが、ロープを背負ったところで野田のなぎ払うような左フック二発をもらってダウン! 

 すぐに間へ出る野田が左右のフックでラッシュを仕掛け、ユも打ち合う。ユは接近戦を仕掛けてくる野田を押し返し、パンチを繰り出して打ち合っていくが、野田に接近されてフックをもらう。

 3R、野田はユをロープに詰めてアッパーとフック。ユもアッパーとフックで打ち返していく。

 ユの右アッパーをもらった野田は首相撲からのヒザ蹴りで体勢を立て直すと、ユをコーナーに釘付けにして左右のフックで一方的に打ちまくる

 しばらくコーナーから動けなかったユは、ようやく脱出するもすぐに野田のパンチでロープ際へ圧されていく。前へ出る野田にテンカオを突き刺すが、やはり圧されてロープ際へ。野田は接近戦の左右フックとアッパー、ユも打ち返すが、野田の首相撲に捕まってヒザ蹴りをもらってしまう。試合終了のゴングが鳴ると、ユは首を何度も左右に振った。

 2Rにダウンを奪った野田が判定で勝利を得たが、両者共にクリンチが多くピリッとしない内容となってしまった。




▼オープニングファイト2 K-1ルール 3分3R
佐藤 匠(極真会館)
TKO 3R1分19秒 ※セコンドからのタオル投入
堀 啓(HIDE’S KICK)

 チームドラゴンからHIDE’S KICKに移籍して最初の試合となる堀。対する佐藤は極真会館がK-1に送り込む重量級期待の日本人ファイター。今後のK-1JAPANを占う日本人対決となった。

 1R、サウスポーの堀はワンツーから左ミドル。この左ミドルを使って佐藤に距離を詰めさせない。しかし佐藤がそこに右ストレート! 堀はクリンチで追撃を阻止する。右フックから突っ込む佐藤に堀は左ミドルと左のヒザ蹴り。堀は距離が詰まれると組み付いてからのヒザ蹴りを突き上げる。

 右フックからの左ヒザ蹴り、左ミドルを多用する堀。佐藤はそこに右のローキックを返す。堀をロープに詰めて右ミドルからパンチの連打を集める佐藤。堀はそこにヒザ蹴り。佐藤は右フックを当てる。ガードを上げて左右のフックで前に出る佐藤。堀は左のヒザ蹴りを狙い撃ち。堀のヒザ蹴りVS佐藤のパンチという展開で1R終了のゴングが鳴った。

 2R、堀の左ミドルに右ストレートで飛び込む佐藤。堀が左ミドルを蹴ると、堀の右足に強烈な右ロー(軸足蹴り)を合わせる。堀は距離を潰して組み付いてヒザ蹴り。ワンツーから左ヒザ蹴りを突き上げる。

 佐藤は左ジャブから右ミドル、そして軸足蹴りで何度も堀をマットにこかす。さらに佐藤はローをフェイントにしての右ハイキック。堀が左ストレートで来るところを狙ってインローを蹴り、堀の右足に確実にダメージを蓄積させる。

 堀も距離を詰めてパンチやヒザ蹴りを出すが、佐藤のガードは固い。組みの攻防になると佐藤は堀をロープに詰めて顔面とボディに左右のフックを乱れ打ち。そして堀のガードの間を狙って左フック、右アッパーを突き上げる。

 3R、右ミドルを蹴る佐藤は堀が左ミドルを蹴り返すと、絶妙のタイミングで軸足蹴り! これで堀が尻餅をつき、レフェリーがダウンを宣告する。再開後、堀はダウンのポイントを挽回しようと一気にパンチで前に出て行くが、佐藤はしっかりとガードを上げて左右のフック、そして強烈な右ロー! この右ローで堀はバランスを崩す。

 そして佐藤は堀をロープに詰めて、堀のガードの間に左のパンチをねじ込み、そこから返しの右フック! これが堀の側頭部を捉えて、堀がダウン。カウント内に何とか立ち上がった堀だったが、セコンドからタオルが投入されてTKO負け。佐藤が持ち前の圧力とパンチの回転力を活かした攻撃で堀をマットに沈めた。




▼オープニングファイト1 K-1ルール 3分3R
坂間 豊(バンゲリングベイ)
KO 1R0分29秒 ※左ハイキック
立川隆史(アンリミテッドジム)

 元ロッテの四番打者・立川が久しぶりのK-1出場。対戦相手には高校時代サッカーをやっていたという坂間が選ばれた。坂間は4年前にキックボクシングでデビューしたが、戦績は4勝1敗とまだ新人の域を出ないが、「得意技は左ハイキックと左ミドル。当たればKO出来ると思う」とサッカー出身者らしく(?)蹴りでのKOを予告。

 1R、立川がジャブから前に突っ込んで行くが、坂間はパンチの連打で下がらせると、押しながらの左ハイキック。

 怯む立川をさらにパンチの連打で下がらせると、もう一度狙い済ました左ハイキック! これで立川がダウン! 立ち上がることが出来ず、立川のKO負けとなった。

 試合前、「ホームランか三振」と公言していた立川だが、結果は三振。坂間がゴールを決めた結果となった。


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