10月4日(日)千葉県・袖ヶ浦スポーツセンターにて、MA日本キックボクシング連盟『ADVANCE-1〜花澤ジム34周年大会〜』が開催された。
昨年の記念大会ではユー・ヤングロックにKO勝ちし、WMAF世界スーパーウェルター級のベルトを防衛した白須康仁(キングビースト)が今大会に参戦。ノンタイトル戦ながら、元ラジャダムナンスタジアムウェルター級2位のゲン・カー(タイ)と対戦した。
新日本キックのリングでは、青木克眞、荻野兼嗣、松崎勇輝といったトップ選手を倒しているゲンに対し、白須は1Rから単発ながらもパンチ、ローキックを的確にヒット。
2R、白須はゲンの前足、さらに奥足へと徐々にローのダメージを蓄積させ、ボディへのパンチを織り交ぜ巧なコンビネーションで攻め立てる。そしてロープ際で完全に動きの止まったゲンは白須の渾身の右ローでダウン!
ゲンはなんとかこのラウンドを凌ぐも、3Rは白須の独壇場。怒涛のパンチとローキックのラッシュでKOに期待がかかったがタイムアウト。ゴングが鳴った瞬間ゲンは倒れこむようにロープにもたれかかった。
試合後、白須はマイクで地元の人々に観戦の感謝を述べ、来年のK-1MAXでの活躍を誓った。
MA日本キックボクシング連盟/花澤ジム
「ADVANCE-1〜花澤ジム34周年大会〜」
2009年10月4日(日)千葉県・袖ヶ浦スポーツセンター
開場15:00 試合開始15:30
<全試合結果>
▼メインイベント(第8試合) 国際戦 ショーダウンマッチ1 3分3R延長1R ※ヒジなし
○白須康仁(キングビースト/WMAF世界スーパーウェルター級王者)
判定3−0 ※三者とも30−27
●ゲン・カー(タイ/元ラジャダムナンスタジアムウェルター級2位)
※2R、ゲンカーはローキックでダウン1
▼セミファイナル(第7試合) 交流戦 ショーダウンマッチ1 ミドル級 3分3R延長1R
○宮本寛之(花澤/MA日本ミドル級5位)
判定2−0 ※30−29、30−29、29−29
●長田竜介(OGUNI/NJKF)
▼第6試合 交流戦 ショーダウンマッチ1 58kg契約 3分3R延長1R
○保田 俊(花澤/MA日本フェザー級3位)
判定2−0 ※30−30、30−29、29−28
●真二(OGUNINJKFフェザー級4位)
▼第5試合 ランキング戦 ショーダウンマッチ1 ウェルター級 3分3R延長1R
○坂本 章(橋本道場/MA日本ウェルター級2位)
判定2−0 ※30−30、30−29、30−29
●矢野将臣(ナゴヤファイトクラブ/MA日本ウェルター級6位)
▼第4試合 ランキングチャレンジマッチ フライ級 3分3R ※ヒジあり
○TSUKASA(習志野)
判定3−0 ※三者とも29−26
●勇児(HOSOKAWA/MA日本フライ級9位)
※勇児は1R、2Rに各1回パンチでダウン
▼第3試合 ジム対抗戦 ライト級 3分3R ※ヒジあり
○内山周平(Kインター)
3R2分29秒 負傷判定2−1 ※30−29、30−29、29−30
●丸山昌宏(マスターズピット)
※偶然のバッティングにより丸山負傷のため
▼第2試合 交流戦 フェザー級 2分3R ※ヒジなし
△村上晋大(HOSOKAWA)
ドロー 判定1−1 ※28−30、29−28、30-30
△田村勇気(ドージョーシャカリキ)
▼第1試合 ジム対抗戦 フェザー級 2分3R ※ヒジなし
○大塚康彦(土浦)
判定2−0 ※30−29、30−30、30−29
●デラックス良矢(HOSOKAWA)
|