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【DREAM】金網で壮絶決着が連発!桜庭が大逆転勝利、柴田はプロレスラー対決を制す

2009/10/25


FEG
「DREAM12」

2009年10月25日(日)大阪城ホール
開場14:00 開始15:00


▼メインイベント(第9試合)ヘビー級ワンマッチ 5分3R
○アリスター・オーフレイム(オランダ/ゴールデングローリー)
一本 1R33秒 ※フロントチョーク
●ジェームス・トンプソン(イギリス/LONDON SHOOT FIGHTERS)

 DREAM初のケージ(金網)大会のメインイベントはアリスターとトンプソンによるヘビー級の一戦。互いにバチバチの殴り合いを繰り広げる2人だけに壮絶な肉弾戦が予想される。

 先に入場するトンプソンは両手を叩いてハイテンションぶりを存分に発揮。アリスターはオレンジのTシャツを着ての入場となったが、Tシャツの上からでも筋肉の盛り上がりが十分に分かる。

 1R、いきなり左フックから前に出て行くトンプソン。そのまま突進を続けて、テイクダウンを狙うがアリスターはそれを切る。そしてアリスターが飛びヒザ蹴り! ケージから体が飛び出さんばかりの跳躍力に場内がどよめく。

 トンプソンはその蹴り足をキャッチして、そのままテイクダウンに行こうとするが、アリスターはトンプソンの首を取って、立った状態のままフロントチョーク! トンプソンの首を捻り上げると、トンプソンがタップ! アリスターがド派手な勝利でケージ大会のメインイベントを締めくくった。

 汗一つかかずに一本勝ちを収めたアリスターは「今はK-1で忙しくしているけど、K-1でチャンピオンになったら、またDREAMに戻ってくるぜ!」とDREAMファンにメッセージを送った。


▼セミファイナル(第8試合)ライト級ワンマッチ 5分3R
○エディ・アルバレス(アメリカ/Fight Factory)
一本 2R3分42秒 ※肩固め
●菊野克紀(ALLIANCE)

 DREAMデビュー戦では必殺の三日月蹴りでアンドレ・ジダを粉砕し、強烈なインパクトを残した菊野。今大会では誰もが認める世界のトップ、アルバレスに挑む。

 菊野は道衣を見につけて登場。対するアルバレスはベラトールのベルトを肩にかけてケージに入り、金網の感触を確かめるように、軽く体を金網にぶつける。

 1R、いつものように三戦立ち(さんちんだち)の構えを見せる菊野。アルバレスはパンチのフェイントを入れながらタックルで、菊野を金網まで押し込んでいく。

 菊野はネルソンのような形(※スタンドでの羽折り固め)でアルバレスの動きを固めてテイクダウンを許さない。この状態が長く続く、アルバレスは頭を抜いて距離を取るが首をぐるりと回す。

 ネルソンで固められた状態で首を痛めたのか、パンチからタックルに入るが力がないアルバレス。そこに菊野は前蹴り! アルバレスは左フックから右ストレートで前に出て行くが、菊野は右の前蹴りを返す。

 試合が進むに連れて徐々に動きが戻るアルバレスは右アッパーから左フック! 菊野も三日月蹴りを見せるが、アルバレスはそれをもらわずにタックルで菊野を金網まで押し込む。

 ブレイク後、前蹴りで距離を取ろうとする菊野に右ロングフックを返すアルバレス。菊野はバックキックを放つが当たらない。

 しかし終了間際に菊野の左の三日月蹴りがアルバレスのボディにグサリ! 一瞬、動きが止まるアルバレスだったが、ここでラウンド終了のゴングが鳴らされる。

 2R、サウスポーに構える菊野は左の三日月蹴り。しかしアルバレスの右フックで菊野が尻餅をつく! 細かくパンチで前に出て行くアルバレス。

 菊野の蹴り足をキャッチしてテイクダウンを奪うと、体を起こそうとした菊野にフロントチョーク! 一気に首を絞り上げるアルバレス! 菊野は苦しそうな表情を浮かべて、何とか頭を抜いてディフェンスする。

 しかしここでアルバレスはすぐに腰を抜いて立ち上がると、フロントチョークのダメージで足元がふらつく菊野に左フック! 一気に距離を詰めると右ボディから左フック!

 菊野も必死にパンチを打ち返しすが、アルバレスがパンチで打ち勝ち、タックルで菊野からテイクダウンを奪う。そしてアルバレスは菊野の上体を固めて、パスガードしながら肩固め!

 これがガッチリ極まると菊野がタップ! アルバレスが一本勝ちで日本期待の菊野を退けた。試合後、マイクを握ったアルバレスは「ワタシ ハ エディ デス!」と日本語でマイクアピール。「チャンピオンベルトをかけた闘いをして自分がチャンピオンになる」とDREAMの王座獲りを宣言した。


▼第7試合 ウェルター級ワンマッチ 5分3R
○マリウス・ザロムスキー(リトアニア/LONDON SHOOT FIGHTERS/MMA Bushido/DREAMウェルター級王者)
KO 1R19秒 ※左ハイキック
●ペ・ミョンホ(韓国/CMA Korea)

 切れ味抜群のハイキックでDREAMウェルター級GPを制したザロムスキーが金網に登場。日本ではDEEPを中心に活躍する韓国の実力派ミョンホと対戦する。

 1R、ザロムスキーがいきなりジャンプキック! ミョンホも金網を背にしながらパンチを返す。2人が距離を取り、スタンドの打撃戦になるとザロムスキーが左ハイキック! ミョンホはこれを手でブロックしていたものの、ザロムスキーの左ハイキックはそれを弾き飛ばし、ミョンホは後方にバッタリ!

 ザロムスキーがわずか19秒、全盛期のミルコ・クロコップを彷彿とさせるような左ハイキックで豪快なKO勝利を収めた。

 試合後、喜びのバック宙を見せたザロムスキーは「大晦日Dynamite!!に試合をするんで、見に来て欲しい。またハイキックをお見せします!」とマイクアピール。場内からは大きな歓声が起こった。


▼第6試合 ミドル級ワンマッチ 5分3R
○桜庭和志(LAUGHTER7)
一本 1R1分40秒 ※膝十字固め
●ゼルグ“弁慶”ガレシック(クロアチア/LONDON SHOOT FIGHTERS)

 当初、メルヴィン・マヌーフとの対戦を予定していた弁慶だが、マヌーフが大会直前に右腕を負傷。

 その代役として名乗りを上げたのは約3週間前に試合をしたばかりの桜庭。桜庭はUFC−J以来、12年ぶりの金網で勝利を掴むことが出来るか?

 この日の桜庭は口に「DREAM」の文字が入ったストロングマシン風のお面を被っての入場。桜庭は左の前腕部、そして右の肘周りにサポーター巻いて試合に挑む。

 1R、サウスポーの桜庭はジャブのフェイントを見せる。これで距離を測りながら片足タックル。弁慶をテイクダウンすると、弁慶の左足をキャッチして一気にアキレス腱固め! 弁慶は体を回転させてそれをディフェンスしつつ、桜庭の顔面のパンチを連打する!

 この弁慶のパウンドでガード一辺倒になる桜庭。一方的に殴られ続け、場内から悲鳴もあがるが、桜庭は足首固めから膝十字固め! これがガッチリと極まり、弁慶がタップ! 桜庭が弁慶の猛攻に耐えて、見事な一本勝ちを収めた。

 弁慶の打撃で顔を腫らした桜庭だったが、マイクを握ると「ありがとうございました。結構いっぱい、いっぱいで試合をしました。弁慶選手は手足がうるさいだろうなと思ったんですが、実際に手足がうるさくて心の中で『うるせえ』と思いました。弁慶選手はすごく強い選手でまたやったらやられちゃうかもしれないけど、今日はありがとうございました」と挨拶。

 そしてなかなか立ち上がれない弁慶のもとに駆け寄ると「弁慶は若い選手で強くなると思うんで、弁慶選手の応援もよろしくお願いします」と対戦相手の弁慶を称え、「残り3試合楽しんで帰ってください」と、マイクアピールを締めくくった。


▼第5試合 ミドル級ワンマッチ 5分3R
○柴田勝頼(LAUGHTER7)
TKO 1R4分52秒 ※レフェリーストップ
●石澤常光(フリー)

 ケージ(金網)で実現した異色のプロレスラー対決。柴田は「格闘技を始めるきっかけになった存在」という憧れの石澤を相手にどんな試合を見せるか?

 1R、膝を曲げて深く構える柴田は細かくパンチのフェイントを入れる。石澤がジャブをついて前に出ると、そこに柴田が右フック、そして右アッパー!

 石澤はこれでバランスを崩しながらも何とか組み付くが、柴田は石澤を金網に押し込んでヒザ蹴りを打つ。試合がスタンドに戻ると、細かくパンチを打ってタックルに入る石澤。柴田は下がりながらそれを切って右フックを当てる。

 石澤はタックルで柴田を金網に押し込むが、柴田は首相撲のような形でタックルを切る。やや打撃で劣勢に立たされていた石澤だったが、ワンツーの連打で柴田を後退させる。

 柴田は距離が詰まると首相撲からヒザ蹴りを連打。石澤は左右のパンチで前に出ると、柴田は石澤に組み付いて金網に押し込み、ボディへアッパーを連打する。

 そしてスタンドの攻防になると、石澤のジャブに大きく踏み込んでカウンターの左フック! この一発で石澤に尻餅をつかせると、柴田はパウンドの連打! 動きの止まった石澤を見てレフェリーが試合をストップ。柴田が見事なTKO勝利を収めた。

 試合後、石澤と抱き合った柴田。マイクを握ると「この世界に入ったのは石澤さんがいたから、憧れでした。自分が思うプロレスを体現していきたいと思います。ありがとうございます!」とその心境を語った。


▼第4試合 ミドル級ワンマッチ 5分3R
○ユン・ドンシク(韓国/チーム・ユン)
判定2−1
●タレック・サフィジーヌ(ベルギー/チームクエスト)

 パウロ・フィリオとの対戦を予定していたドンシクだったが、フィリオが行方不明という状態に陥り、大会直前に対戦相手が変更。チームクエストのサフィジーヌの参戦が急遽決まった。

 1R、ドンシクのパンチをかわしがらローを蹴っていくサフィジーヌ。ケージの中をグルグルと回りながら右ローを蹴っていく。

 そしてドンシクのタックルを切ると、強引にドンシクの体を押し倒すようにして、サフィジーヌがグラウンドで上になる。ドンシクはガードポジションから足を効かせて寝技の展開を作ろうとするが、サフィジーヌは立ち上がってスタンドを要求する。

 右ロー、右フックを見せるサフィジーヌ。ドンシクは細かいパンチでサフィジーヌを追いかけて金網に詰めてテイクダウンを狙う。ドンシクは金網際で投げを狙うが、テイクダウンには失敗。逆にサフィジーヌがドンシクを金網に押し込む。

 サフィジーヌはドンシクを押し込んだまま、ドンシクの左足やボディに細かくヒザ蹴り。ドンシクも体を反転させてサフィジーヌに金網を背にさせるが、サフィジーヌは首相撲のような形でドンシクのテイクダウンを阻止する。ブレイク後、サフィジーヌはドンシクの右ローに右ストレート。さらに右ハイキックを飛ばす。

 2R、サフィジーヌは細かくステップを踏みながら右ロー。そして右フックから返しの左! 飛びヒザ蹴りで前に出る。右ストレートから左フックを返すサフィジーヌ。ドンシクも下がりながらワンツー、片足タックルでサフィジーヌをテイクダウンすることに成功する。

 ガードポジションからアームロックを狙うサフィジーヌだったが、ドンシクはそれをディフェンスし、足を一本抜いてハーフガードへ。ここから前転して足関節を狙うような動きを見せるサフィジーヌ。ドンシクはそれを潰してサフィジーヌのバックに回り込むと、フェイスロック!

 苦しそうな表情を浮かべるサフィジーヌだったが、何とかドンシクの腕を外してディフェンス。極めきれないと判断したドンシクはバックマウントからパンチを連打する。

 3R、ドンシクの寝技を警戒してか、打撃の手が出なくなるサフィジーヌ。ドンシクはサフィジーヌのジャブに片足タックルを合わせるが、サフィジーヌは倒れない。サフィジーヌは左のパンチから右ロー。しかしその後が続かない。試合が消極的ということで、レフェリーから両者にイエローカードが提示される。

 再開後、サフィジーヌが右ストレートから左フック、そして右ハイキック。ドンシクは下がりながらパンチを返してタックルに入るが、サフィジーヌを倒せない。逆にサフィジーヌはじりじりと前に出て右アッパー、右フック。ドンシクを後退させて細かくパンチをまとめる。

 2Rにバックからのフェイスロックで攻め立てたドンシクとそれ以外のラウンドでは打撃でポイントを稼いだサフィジーヌという試合となったが判定はスプリットでドンシク。ドンシクが昨年4月の大山峻護戦以来となる勝利を手にした。


▼第3試合 フェザー級ワンマッチ 5分3R
○前田吉朗(パンクラス稲垣組)
一本 1R3分36秒 ※裸絞め
●チェイス・ビービ(アメリカ/HITスクワッド)

 フェザー級GPでは決勝大会にまで勝ち残ることが出来なかった前田とビービ。しかし共にWECでケージ(金網)での試合を経験しており、今大会には持って来いのマッチメーク、格闘技ファンにとっては大注目の一戦となった。

 1R、サウスポーの前田がいきなり左ストレートから右フック! パンチから右ロー、そして左ミドルと蹴り技で一気に攻め込む。ビービを金網に詰めて前田はヒザ蹴りから左ミドル! この左ミドルでビービを下がらせる。

 距離が離れると前田は右ロー。ガードを下げてビービを挑発して左ストレートを打つ。そこに左フックを返すビービ。ビービは前田の蹴り足をキャッチしてテイクダウンするが、前田は金網を背にして、両手をマットについてビービの脇を差しながら立ち上がる。

 試合がスタンドに戻ると前田は左のボディストレート、そして前蹴り! ビービのボディを効かせて、ビービを下がらせる。ビービも何とかパンチを返していくが、前田がそこに左ミドル! さらに前田はビービの蹴り足をキャッチしてテイクダウンを奪う。

 ガードポジションから鉄槌を出すビービだったが、前田はビービの体を金網に押し込んでパウンド! ビービは金網を蹴ってポジションを返そうとするが、前田がすぐにビービのバックに回り込んでチョークスリーパー! これがガッチリと入り、ビービがタップ! 前田が鮮やかなサブミッションで一本勝ちを収めた。

 マイクを持ち金網によじ登った前田は「DREAMで欲しかった一本勝ち。やっと手に入りました。ありがとう!! 大阪で最高の勝ち方が出来てメチャクチャうれしいです。ありがとうございました!」と絶叫。

 さらに「次は僕の試合をどこで見たいですか? 大晦日ですよね。大晦日を誰が相手でもそれを倒して、来年早々にビビアーノを討ちにいきます!」と大晦日Dynamite!!出場&フェザー級王者ビビアーノへの挑戦をぶちあけた。


▼第2試合 ライト級ワンマッチ 5分3R
○弘中邦佳(マスタージャパン)
TKO 1R終了時 ※セコンドからタオル投入
●パーキー(韓国/CMA Korea)

 桜井“マッハ”速人戦以来のDREAM参戦となる弘中。今年に入りウェルター級からライト級に階級を下げ、ケージフォースライト級王者となってのDREAM再登場となる。対するパーキーは破壊力溢れる打撃を武器とする韓国の新鋭だ。

 1R、距離を測りながらワンツーで前に出て行く弘中。パーキーはバックステップでそれをかわす。インローを蹴る弘中。パーキーは距離が詰まると首相撲からヒザ蹴りを突き上げる。

 ジャブでじりじりと前に出るパーキー。弘中もジャブ、インローを返す。パーキーもインローを蹴り返して、弘中のボディにジャブ。弘中はパーキーのジャブに合わせて組み付こうとするが、パーキーはそれを突き放す。

 距離が離れるとインローで攻める弘中。パーキ−はそこに左のパンチを合わせる。そして弘中が右ストレートで前に出てきたところにパーキーが右のカウンター!

 これで弘中がバランスを崩す。ここからパーキーはアッパーから右ストレートと怒涛の連打! 弘中が金網を背負ったところでパーキーが弘中のボディにヒザ蹴りを突き刺す!

 パーキの打撃で守勢に立たされた弘中だったが、距離を取ってローキックで反撃。パーキーのジャブを受けながらも、右ストレートを相打ちする。

 ここで1Rが終了となるが、このインターバル中にパーキーが左目の異常を訴えてセコンドがタオルを投入。TKOという形で勝利した弘中だったが、消化不良の内容に悔しそうな表情を浮かべてケージを後にした。


▼第1試合 フェザー級ワンマッチ 5分3R
○宮下トモヤ(パワーオブドリーム)
判定3−0
●藤原敬典(秋本道場ジャングルジャンクション/チームZST)

 ケージ(金網)で行われる大会の第1試合を飾るのはZST初代バンタム級王者の藤原とDEEPで活躍する宮下のフェザー級戦となった。藤原の豪腕が爆発するか? それとも宮下の“日本一のフロントチョーク”が炸裂するか?

 1R、藤原のローをキャッチしてタックルに入る宮下。テイクダウンを奪われた藤原はすぐに下からタックルで起き上がろうとするが、ここで宮下が得意のフロントチョーク! 藤原は首を守りながら、これをディフェンスする。グラウンドで上になった宮下は藤原をしっかりと寝かせて、しつこく何度もパスガードを仕掛ける。

 藤原はケージ際で三角絞めを仕掛けるが、宮下は頭を抜いてそれをディフェンス。宮下は亀の状態になる藤原の頭とボディにヒザ蹴り。藤原は宮下のフロンチョークを警戒して、チョークの形を作らせないようにするが、宮下がポジショニングで藤原を圧倒。終盤は宮下が4点ポジションからのヒザ蹴りで藤原を攻め立てた。

 2R、オーソドックスに構える藤原に対して、サウスポーの宮下が片足タックル。宮下が立ち上がろうとする藤原を寝かせる。藤原はガードポジションからオモプラッタ。これで宮下の体をひっくり返すが、宮下もすぐに藤原を金網まで押し込んでタックルでテイクダウンする。

 宮下は藤原の頭を金網に押し付けるようにしてパウンド、サイドポジションを奪う。藤原はサイドポジションを取られながらも下からヒザ蹴り。宮下はフロントチョークの形で藤原の体をコントロールして4点ポジションからヒザ蹴り! これで藤原を削っていく。

 3R、ここもオーソドックスに構える藤原は宮下のタックルを切って右ミドルから右フック。しかし宮下がしつこいタックルで藤原を寝かせる。藤原の三角絞めを外してパスガードする宮下。サイドポジションで藤原を押さえ込む宮下は鉄槌とヒザ蹴り。藤原が亀になるとフロントチョークの状態から4点ポジションからヒザ蹴りを連打! 何とかこれを凌ぐ藤原だが展開は変わらない。

 しかし残り2分で藤原が三角絞め。両足をクラッチして宮下の動きを固めると下から鉄槌。必死に首を絞めようとする藤原だったが、宮下は頭を抜いてサイドポジションへ。最後は宮下が顔面へのヒザ蹴りを落としたところで試合終了となった。判定は3−0で宮下。藤原の打撃を封じ込め、グラウンドで攻め続けた宮下が藤原を下した。




  DREAMとしては初の試みとしてリングではなく、六角形のケージ(金網)を導入して行われた今大会。アメリカなどでは黒い鉄製のケージが主流となっているが、DREAMではグレーを基調とし、金網部分は鉄ではなくマトリックスという魚の養殖で使われる網を改良したものが用いられた。

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