ZST事務局 「SWAT!30」 2009年11月1日(日)ゴールドジムサウス東京アネックス 開場15:30 開始16:00
▼メインイベント バンタム級シングルマッチ ○横山大輔(X−ONE
GYM 湘南) 一本 2R1分55秒 ※三角絞め ●大久保謙吾(MSD護心道) 9月の新宿FACE大会から本格的にZST(SWAT)ルールでの試合にチャレンジしている横山。前回の試合では“ZSTの仮面ライダー”清水俊裕を相手にドロー。2度目のSWATルールとなる今回はメインイベントで大久保と対戦した。 1R、横山は細かくステップを踏みながら、前蹴りとミドルを蹴っていく。横山の左ミドルがローブローになるアクシデントがあったものの、再開後も横山は蹴り技でリズムを作る。
ここから横山はタックルで大久保に組み付くが、大久保が豪快な投げで横山をテイクダウン。横山はガードポジションからフロントチョークを仕掛けるが、ブレイクとなる。
再開後、1R前半と同じように蹴りでリズムを作る横山が再びタックル。ここも投げでテイクダウンを奪われた横山だったがオモプラッタから大久保の片足をキャッチして大久保をマットに寝かせることに成功。じっくりとパスガードを狙う横山。その状態のまま、ラウンド終了となる。 2R、横山がミドルとローを蹴りつつ、左フックからタックル! これで大久保からテイクダウンを奪うと、じっくりと上体を固めてパスガード。この流れでマウントポジションを取った横山は大久保の腕をまたぐようにして三角絞め! 最後は自分が下になる形で大久保からタップを奪った。 SWATルール2戦目で初勝利を横山は「10カ月くらい一本勝ちがなくて、少し勝ちに徹してしまいました。最近は勝てるイメージがなかったですけど、今日は一本を取れました」とコメント。「これで勝村さんの試合につながって良かったです」と11・23修斗JCBホール大会に出場が決まっている勝村周一朗に自らの勝利を捧げた。
▼セミファイナル ライト級シングルマッチ △川名雄生(しんわトータルコンバット) 時間切れドロー △有村修也(U-FILE
CAMP 登戸) 戦極に参戦中の山田哲也と同門&同級生の川名がセミファイナルに登場。対戦相手の有村は2007年にHERO’Sのオープニングファイトに出場した経歴を持つ選手だ。 1R、ジャブをついて右ストレートを打つ川名。有村はそこに右のカウンターを狙う。じりじりと圧力をかけて前に出る有村は左ミドル、右アッパーから左フックと手数を増やす。 この左フックで後退する川名だったが、タックルで有村をテイクダウン。すぐに足関節を狙うが、有村がそれを潰してグラウンドで上になる。ここから試合がスタンドの攻防に戻ると、有村が左ハイキック。川名のタックルを切ってフロントチョーク、スピニングチョークを狙う。 2R、パンチからのタックルでテイクダウンを奪う川名。腕十字、オモプラッタを狙うが極まらない。これを凌いで立ち上がった有村は左フック、右ストレート。川名のタックルを切って、川名の体力を削っていく。それでも川名は何度も何度もタックルに入り、1Rと同じように足関節! しかしここは有村もしっかりとディフェンスして、川名の体を押しつぶす。 そして川名の上体を固めながらスピニングチョーク。川名の首を締め上げるが、川名も体を起こしてそれをディフェンス。逆に有村の後ろに周りこんでチョークを狙う。互いにチャンスを作ったものの、一本・KOには至らずドローとなった。
▼第9試合 バンタム級シングルマッチ ○清水俊裕(総合格闘技宇留野道場) 一本 1R40秒 ※腕ひしぎ三角固め ●柳沢毅行(デラヒーバジャパン) 今年はZSTとパンクラスで活躍を続ける“ZSTの仮面ライダー”清水。
この日もライダーの変身ベルトを腰に巻いてリングに現れると、1R開始早々に柳沢のテイクダウンを潰して柳沢のバックにつき、流れるような動きで腕十字。
柳沢のディフェンスに合わせてアームロック、三角絞めと技を切り替えて、最後は腕ひしぎ三角固めでフィ二ッシュ! 見事な秒殺勝利で歓喜のライダーポーズを決めた。
▼第8試合 フェザー級シングルマッチ ○近藤尚平(U-FILE
CAMP 登戸) 反則勝ち 1R4分18秒 ※稲田が近藤を場外に落とす反則 ●稲田 豊(総合格闘技宇留野道場) 1R、ガードを下げた独特の構えから左フック、飛びヒザ蹴りを放つ近藤。稲田は右フックから距離を詰めて近藤を何度もテイクダウンするが、近藤のガードポジションからの仕掛けで攻めることが出来ない。 そして1R4分過ぎ、近藤に三角絞めをかけられた稲田が、近藤の体を持ち上げるようにしてディフェンス。SWATではバスターが禁止のため、そのまま近藤をロープにもたれかけさせようとするのだが、勢い余って近藤が場外に転落。 これで稲田には場外に落とす反則を犯したとしてレフェリーがイエローカード。近藤のダメージ回復のために試合順を変えて、試合を再開する予定だったが、近藤のダメージが大きく、そのまま稲田の反則負けという裁定が下された。
▼第7試合 フェザー級シングルマッチ △平田真徳(U-FILE
CAMP 町田) 時間切れドロー △小林孝秀(アルバトロス) ▼第6試合 フライ級シングルマッチ △榛葉善也(ゼロ・グラ) 時間切れドロー △榊原 徹(U-FILE
CAMP 登戸) ▼第5試合 ライト級シングルマッチ ○武田裕介(パラエストラ葛西) TKO 2R1分23秒 ※ドクターストップ ●佐々木 誠(心温塾) ▼第4試合 ウェルター級シングルマッチ ○大櫃達也(マッハ道場) 一本 2R4分20秒 ※肩固め ●渡邊貞之(リバーサルジム) ▼第3試合 フライ級シングルマッチ ○内藤広幸(フリー) 一本 1R3分52秒 ※裸絞め ●古後将志(ZFC
大井町) ▼第2試合 フェザー級シングルマッチ △中村裕司(U-FILE CAMP 町田) 時間切れドロー △吉岡哲也(パラエストラ東京) ▼第1試合 フェザー級シングルマッチ ※GT-Fルール ○牧野仁史(リバーサルジム) 一本 1R2分12秒 ※ヒールホールド ●蔵本一平(ZFC
大井町) |