強者事務局 「強者TSUWAMONO VOL.5」 2009年11月3日(火・祝)大阪・ZEPP OSAKA
写真・情報提供=強者事務局
▼第16試合
○サップ西成(TEAM TAIGA) 延長判定 ●ヒロ三河(武将) 1R、サップの大きな左フックが空を切る。ヒロは前蹴り、左右のストレート連打で金網まで押し込んでいくが、サップはしっかりガード。組み付いて反り投げでテイクダウンからパウンドで攻める。ヒロは再度 パンチで金網まで押し込みヒザ蹴り。サップもヒザ蹴りで応戦。ブレイク後、ヒロの左ハイキックがサップの顔面をとらえるが、サップは前に出て首相撲からヒザ蹴り。ヒロを持ち上げてテイクダウンからパウンド。 2R、ヒロがローキックと前蹴りで懐に入らせない。サップはジリジリと圧力をかけ左フック、ヒザ蹴りを打ち込む。しばらく見合う展開が続き、ヒロが右ストレートを打った瞬間、サップのカウンターの左ヒザ蹴りが顔をとらえ、ヒロが後退してしまう。さらに左フック、右ストレート、ヒザ蹴りを立て続きにもらうが、ヒロはサップの足にしがみつきブレイク。ラスト30秒、両者打ち合うがタイムアップ。判定はドローで延長へ。
延長R、ヒロがローキック。サップは左右のパンチを出していくが、両者に有効打がなく、なかなか間合いにも入れない。ラスト1分、ヒロがパンチで仕掛け、サップもカウンターのパンチで反撃。両者体力の消耗が激しく、気力で打ち合う。残り30秒、サップがテイクダウンしてパウンド。ここで試合終了。サップが判定勝利を収めた。 今回は大阪強者VS名古屋神風Pounders・神戸頂天・東京下町武将・千葉漢塾・東京渋谷飛車角道場九州喧嘩コロシアムの対抗戦として16試合が行なわれたが、15勝1敗で強者勢が圧勝を収めている。
▼第15試合
○拳月(TEAM 奄美) KO 1R ●JACK(神風Pounders) 1R、拳月がゆらりとガードを下げ、ゆっくり間合いを詰めた瞬間、右フックのフェイントから左ストレート! これがJACKのアゴを打ち抜き、体が硬直しながら後方に倒れ、失神KO。拳月が大会史上最短の6秒KO劇を見せた。
▼第14試合
○翔(TEAM TAIGA) 延長判定 ●ショウ(武将) 1R開始から激しい打ち合う両者。翔はサウスポースタイルからミドル、ロー、ハイキックを打ち込めば、ショウもミドル、ワンツー、左右のフックを返していく。お互いの顔を何発も打撃がとらえるが、両者一歩も引かない。打ち合う中、翔の頭突きがヒットする場面が目立つ。
2R、翔がミドルを蹴ればショウもミドルを返し、パンチを出せばパンチを返す。レベルの高いスピーディーな打撃戦が繰り広げられるがタイムアップ。判定はドローで延長へ。
延長R、翔がインローと左フック、首相撲からヒザ蹴り。ショウはスタミナ切れで下がってしまい、そのままテイクダウンをとられ、ヒジの連打を浴びてしまう。スタンドに戻り、ショウはパンチを振り回し前進するが、翔も頭突きで前に出ながらパンチとヒザを打ち込む。翔が判定勝利を収めた。
▼第13試合
○キングジョー(梅ぼし一家) 判定 ●前田島(漢塾) 1R、ジョーがノーガードで間合いを詰めにいったところに、前田島が右ミドルを打ち込む。その打ち終わりの瞬間、ジョーが放った左フックが前田島のアゴをとらえダウンを奪う。前田島は立ち上がるが、今度は右フックをもらい2度目のダウン。ここから驚異的な粘りをみせる前田島。ジョーに攻め込まれるも、細かいパンチやミドルキックで反撃し、1R終了。 2R、ジョーがミドルから左右のフックを打ち込んでいく。前田島も前蹴り、ミドル、首相撲からヒザ蹴りを出していく。その後、両者が組み合いになり、膠着気味に時間が流れる。その離れ際、前田島のヒザ蹴りがジョーの下腹部に当たり、注意が与えられる。ラスト30秒、ジョーの後ろ回し蹴りが前田島のボディーをとらえ、動きが止まったところに、ジョーがヒザ蹴りを連打。ジョーが判定勝利を収めた。
▼第12試合
○タケシ(たけし軍団) KO 1R ●SAKAGUCHI(神風Pounders) 1R、SAKAGUCHIが左ミドル、右ストレート、前蹴りで距離をとる。タケシはインローからワンツーをヒットさせ、下がったSAKAGUCHIにパンチのラッシュを浴びせダウンを奪う。SAKAGUCHIは何とか立ち上がるが、タケシの攻撃は収まらず、繰り出すパンチがSAKAGUCHIの顔をとらえる。SAKAGUCHIは何とか組み付いてブレイク。しかしブレイクされているにも関わらず、SAKAGUCHIはタケシから離れず、レフリーから注意が与えられる。 再開後、タケシの右ストレートがまともにSAKAGUCHIの顔をとらえ、タケシがSAKAGUCHIを金網に押し込み怒涛のラッシュ! SAKAGUCHIがサンドバック状態になったところでレフェリーが試合をストップした。
▼第11試合
○中臣 隼(政拳会) KO 1R ●ACE(頂天) 1R、中臣がACEに組み付き、豪快にバックドロップからパウンド! そしてヒザ蹴り、踏み付け! これがACEの顔面をとらえ、わずか20秒で圧巻のKO勝利を収めた。
▼第10試合
○ダニエルロッキンポ(TEAM FREEDAM) KO 1R ●喜喜(神風Pounders) 1R、 ロッキンポが組み付き、内股で投げてパウンド。喜喜は立ち上がり、タックルで倒すが、展開が無くブレイクとなる。スタンドではロッキンポが振り抜いた右ストレートがクリーンヒット! 後ろに下がる喜喜に容赦なく左右のフック、ヒザ蹴りのラッシュ! さらにバックドロップからパウンドで勝負あり。ロッキンポがKO勝利を収めた。
▼第9試合
○K-18(K-STYLE) 延長判定 ●キッド(喧嘩コロシアム) 1R、キッドが左右のフックで先制。K-18は飛びヒザ蹴りからパンチのコンビネーションを出し、スピーディーな攻撃を披露する。キッドがタックルからパウンド。互いに間合いを取りながら出入りの激しい打ち合い、何発も両者のパンチが顔をとらえるが倒れない。
2R、K-18がパンチでキッドを金網に押し付け、ボディスラムからパウンド。キッドはK-18の蹴りに合わせてカウンターの右ストレートをヒットさせる。お互いに体力の消耗が激しいが、動きが止まらず2R終了。ドローで延長へ。
延長R、キッドが組み付きバックドロップからパウンドとヒザ蹴り。立ち上がると、キッドがワンツーで前に出たところにK-18のカウンターの左ストレートがヒット! キッドの動きが止まる! K-18はさらに追撃し、面白いようにパンチが顔をとらえる。そしてキッドがダウン寸前になったところでタイムアップ。K-18が判定勝利を収めた。
▼第8試合
○木村康人(アルバトロス) KO 1R ●貴aka悪魔王子(武将) 1R、両者が試合前から睨み合う。ゴングと同時に貴が飛び蹴りから左右のフック。木村も一歩も引かずパンチを繰り出していく。
お互い激しい打ち合いの中、木村の左ストレートがアゴを捕らえ! そして貴が腰から砕け落ちたところにパウンド4連発! 木村が25秒の秒殺KO勝利を収めた。
▼第7試合
○一生(TEAM TAIGA) KO 2R ●ミッキー(飛車角道場) 1R、一生がガードを固めて距離を詰め、組み付くと豪快に払い腰で投げ、サッカーボールキックとパウンド。ミッキーも立ち上がり左右のフックを打っていくが。一生はそれをガードして組み付き、大外刈りからパウンド。一生の一方的な展開で1Rが終了。
2R、ミッキーが組み付きヒザ蹴りを出していく。一生は首相撲でミッキーを金網に押し付け、ヒザ蹴りの連打から払い腰とパウンド。そして一生の立ち上がり際の踏み付けがまともに入りミッキーが失神! 一生がKO勝利を収めた。
▼第6試合
○将軍(漢塾) 延長判定 ●SYU(政拳会) 1R、SYUがガードを下げプレッシャーをかけながらハイキックとロー。将軍はそれをかわしながら、ローキックを返していく。将軍はバックから組み付き、太ももにヒザを何発も入れブレイク。両者、間合いの取り合いになり手がでない。SYUが左右ミドルキックを出したところで1R終了。
2R、将軍が突進しSYUを金網に押し込むが、SYUがわき腹にヒジを打ち込む。互いに距離を取り、なかなか踏み込めない両者にレフリーからアクションのコールが何度も入るが時間が過ぎていく。
延長R、前に出れない両者。将軍がローキック、左右のフックとヒザ蹴りをまとめていく。さらに将軍がテイクダウンからヒジを打ち下ろしていく
。スタンドに戻ると、SYUも巻き返そうとパンチを振り回していくがタイムアップ。将軍が判定勝ちを収めた。
▼第5試合
○くの一(FREE) 判定勝利 ●GOD(神風Pounders) 1R、GODが組み付き、外掛けでテイクダウン。パウンド頭突きを落としていく。くの一はローキック、左ミドル、飛びヒザなど多彩な技を出していく。GODがパンチで前に出たところに くの一のヒジがクリーンヒット! GODが額をカットしチェックが入るが再開。GODが力任せにテイクダウン、パウンドヒジを落としたとこで1R終了。
2R、くの一がローキックと左ミドル、スピードに乗せた攻撃を続ける。GODはスタミナが切れてきたのか動きが鈍くなり くの一の攻撃を浴び続ける。GODは組み付き、ブレイクがかかると背中を見せて、戦意喪失とみなされダウンが宣告される。その後も、くの一の攻撃はとまらない。GODは意地で立っていたが試合終了。くの一が判定勝利を収めた。
▼第4試合
○デストロイヤーアゴやっさん(TEAM HMC) KO 1R ●NAOKI(神風Pounders) 1R、NAOKIが開始早々に右オーバーフックをかぶしていく。やっさんが頭から突っ込み、金網に押し込み、圧力をかけて大外刈りでテイクダウン。パウンドとヒザ蹴りで攻める。
NAOKIが立ち上がり、距離をとろうとするが、やっさんはそれを追いかけ左右フックを叩き込む。さらに金網に押し込み、ヒザ蹴りの連打。やっさんが崩れ落ちたとこにパウンドの嵐! やっさんがKO勝ちを収めた。
▼第3試合
○光成(TEAM昼間) TKO 1R ●杉ヤーマン功一(飛車角道場) 1R、杉ヤーマンが左ジャブ、左右のボディー打ちで攻め込む。光成はしっかりガードを固めて、カウンターの左フック。そのまま首相撲からヒザ蹴りを打つ。杉ヤーマンはガードの上からお構いなしにパンチを打ち込んでいく。光成は金網まで押し込んでからの頭突きがヒットし、杉ヤーマンが左まぶたをカット。 ドクターチェック後、再開となり両者が打ち合う中、光成の左ヒジが杉ヤーマンの傷口に直撃。流血がひどく、レフリーストップとなった。
▼第2試合
○大志(TEAM TAIGA) KO 1R ●KIMIYA(神風Pounders) 1R、 大志が前蹴りから大振りの右フックで先制する。これに対し、KIMIYAはボクシング仕込みの細かいパンチを的確に打ち込んでいく。
互いに一歩も引かず打ち合いが続く中、大志の右ストレートが顔面をとらえてKIMIYAがダウン! 大志が先制のダウンを奪う。
KIMIYAが何とか立ち上がり、試合はスタンドから再開となるが、大志はすぐさまKIMIYAに組み付いてバックドロップ! これで大志を豪快に投げると、そこからの踏みつけで大志がKIMIYAをKOした。
▼第1試合
○押田ティム勝(アルバトロス) 判定勝利 ●ザ グレートG(神風Pounders) 1R、ティムがワンツーからグレートGを金網に押し込み、ヒザ蹴りと頭突きの連打。グレートGはここから逃れたいが、ティムのパワーに圧倒され、ヒザ蹴りをくらい続ける。ティムが投げからパウンド、踏みつけにいったところで1R終了。 2R、1R同様、ティムがグレートGを金網に押し込みヒザ蹴り、テイクダウンからパウンド、踏みつけてダウンを奪う。グレートGは立ち上がり右ストレート、タックルで反撃に転ずるが、ティムはしっかりとそれを見極めて攻撃を許さない。ティムが最後まで攻め続けて試合終了、判定勝利となった。
|