キングダムエルガイツ
「キングダムエルガイツ多摩大会
〜サテライトファイトVo.11〜」
2009年11月21日(土)東京・総合格闘技スペース ファーストスピリット
開場19:00 開始19:30
観衆=100人(超満員札止め)
キングダムエルガイツの若手の登竜門大会サテライトファイトは11回目を迎え、道場対抗戦を中心とした全8試合が行われた。
6月に新オープンしたばかりの同団体の2つ目のオフィシャルジム、キングダム立川からは5人の選手が参加。今大会のメインとなった3対3の対抗戦では先鋒戦の秋山太一(キングダム立川)がフロントチョークを決めかかるも、上のポジションをキープされドロー。
続く中堅戦では迫力のある乱打戦で場内を盛り上げた両者だったが、FUMIYA(キングダムサテライト)のアッパーが吉本祥龍(キングダム立川)の鼻骨を粉砕。続行できると訴える吉本は無念のレフリーストップとなった。
あとがないキングダム立川だったが、試合開始早々TAKUYA(キングダムサテライト)のパンチ連打が佐藤光治(キングダム立川)をとらえダウンを喫してしまう。万事休すと思われた佐藤は、なんと試合終了15秒前に渾身の右ストレートでTAKUYAを大の字にマットに這わせた。このまま逆転KO勝ちかと思われるも、カウント9でTAKUYAがなんとか立ち上がりそのまま試合終了。道場対抗戦は1勝2引き分けでキングダムサテライトチームの僅差での勝利となった。
本大会休憩明けには、11月7日「戦極〜第11陣〜」(両国大会)で一本勝ちをおさめたキングダムエルガイツのRYOTAがリングにあがり、ファンに勝利の報告をおこなった。
またセミファイナルのフライ級戦ではRYOTAに続く“キングダム軽量級第2の男”須田悠(キングダムサテライト)が2009年全日本アマ修斗フライ級ベスト8の実績を持つ牧ヶ谷篤(和術慧周會群馬支部)と対戦。牧ヶ谷の執拗なタックルをことごとく切り、スティンディングの勝負に持ち込む。
しかし2Rにグランド状態の牧ヶ谷にパンチを打ってしまい痛恨の減点を受けてしまう。残り1分を切った所で相手のタックルをがぶった須田が勝負のスピニングチョークを牧ヶ谷に決めるが、決めきれずそのまま試合終了。悲願の他団体への挑戦は一歩届かなかった。
<全試合結果>
▼キングダムエルガイツ道場対抗戦3対3 大将戦 キングダムルール ライト級 5分2R
△TAKUYA(キングダムサテライト)
ドロー 判定 ロストポイント1−1
△佐藤光治(キングダム立川)
▼キングダムエルガイツ道場対抗戦3対3 中堅戦 キングダムルール 82kg契約 5分2R
○FUMIYA(キングダムサテライト)
TKO 1R1分4秒
●吉本祥龍(キングダム立川)
▼キングダムエルガイツ道場対抗戦3対3 先鋒戦 キングダムルール ウェルター級 5分2R
△太陽のアキバオー(キングダムサテライト)
ドロー 判定 エキストラポイント1−1
△秋山太一(キングダム立川)
▼キングダムルール フライ級 5分2R
△須田 悠(キングダムサテライト)
ドロー 判定 エキストラポイント1−1
△牧ヶ谷 篤(和術慧周會群馬支部)
▼キングダムルール フェザー級 5分
○坂東雄二郎(キングダムサテライト)
判定 エキストラポイント 2−0
●三岡悟志(パラエストラ東京)
▼グラップリングバウト無差別級 5分
膠着 保(キングダム立川)
判定 ロストポイント 1−0
●岩瀬健作(キングダムサテライト)
▼スタンディングバウト 63kg級 2R
○川瀬貴文(キングダム立川)
レフェリー判定
●YU―SKE(矢吹道場)
▼グラップリングバウト フライ級 5分
○中里修久(矢吹道場)
一本 3分20秒 ※腕ひしぎ三角固め
●唐仁原次郎(キングダムサテライト)
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