Krush実行委員会 「Krush−EX〜新宿Dog Fight」 2009年12月4日(金)東京・新宿FACE 開場18:00 開始19:00
▼メインイベント(第7試合)70kg
Fight K-1ルール3分3R延長1R ○山内裕太郎(P.O.D/team pitbull/元・全日本スーパーウェルター級王者) 判定3−0 ※3者とも29−28 ●濱崎一輝(シルバーアックス)
今年に入り3連敗中と未だ勝ち星のない山内が新宿FACE大会のメインイベントに登場。
対戦相手の濱崎とは2006年に対戦し、山内がKO勝ちを収めているものの、濱崎は今年に入り2戦2勝。山内とは対照的に好調をキープしている。
かつて白虎と激闘を繰り広げた新宿FACEで復活の勝利をもぎ取ることが出来るか? 1R、サウスポーの濱崎に対し、山内はしっかりと距離を取ってインローを蹴る。濱崎は圧力をかけて山内を下がらせ、右フックで飛び込んでいく。
山内もそこに右ストレートを返し、濱崎の前進を前蹴りで止めて右のボディストレートを放つ。
それでも前に出る濱崎は山内をロープにまで詰めると右フックから連打! 山内はそれをブロックし、足を使って距離を取る。 2R、このラウンドも距離を取る山内、圧力をかけて濱崎が前に出るという展開が続く。ここから山内は前蹴り→右ストレートで前進し、徐々に手数を増やしていく。
距離が詰まると左ストレート、右フックと回転の速いパンチで山内を攻め込む濱崎。さらに濱崎は山内の頭が下がったところに左のヒザ蹴り! これが山内の眉間を切り裂き、傷口から真っ赤な鮮血が吹き出す。しかし山内は顔を血で染めながらも前進。
前蹴りで濱崎を突き放し、得意の二段飛びヒザ蹴り。さらに右ストレートから右ハイキックを見せるが、濱崎はそれをディフェンス。濱崎が優勢のまま2Rを終える。 しかし3Rになると山内が手数を増やして前進! 前蹴りで濱崎を下がらせて右ストレート、ヒザ蹴り、ハイキック! 距離が詰まって組みの攻防になってもすぐにヒザ蹴りを打つ。
山内の攻撃に下がる濱崎だったが、右フックからパンチのコンビネーションを見せて山内を下がらせる。そしてここで山内の出血がひどくなり、ドクターチェックが入る。 そして再開後、一気に前に出て足を止めて打ち合う山内! 濱崎もそれに応戦し、場内はヒートアップする! パンチだけでなく右ロー、飛びヒザ蹴り、ハイキックと多彩な攻撃を見せる山内。
しかし濱崎のディフェンスも固く、なかなか有効打が出ない。それでも前に出続ける山内は濱崎を右ボディストレートで後退させると、濱崎がロープを背負ったところで飛びヒザ蹴り!
さらにそのヒザ蹴りをフェイントにした右ストレート! これが濱崎の顔面を捉えて、山内がダウンを奪う! すぐに立ち上がった濱崎に対し、このまま勝負を決めようと山内は猛ラッシュ! ロー、ヒザ蹴り、バックブローを繰り出し、さらに望月竜介からダウンを奪った横前蹴り!
試合終了のゴングが鳴らされると、山内は勝利を確信し、両手を広げて観客にアピールした。判定はジャッジ3者とも29−28で山内。山内らしい逆転勝利で約1年2ヶ月ぶりの勝利を手にした。 試合後、山内は「今年は3連敗だったんですけど、こんなにたくさん応援に来てくれてありがとうございます。終わりよければすべてよし、です。来年はチェコで一発かましてきます!」とマイクアピール。2010年2月にチェコで行われる因縁のドラゴ戦に向けて意気込みを語った。
▼セミファイナル(第6試合)60kg
Fight K-1ルール3分3R延長1R
○卜部功也(チームドラゴン)
KO 3R1分24秒 ※飛びヒザ蹴り
●大沢文也(P.O.D)
▼第5試合 60kg
Fight K-1ルール3分3R延長1R ○卜部弘嵩(チームドラゴン) KO 1R1分13秒 ※ヒザ蹴り ●伊藤将彦(STRUGGLE)
▼第4試合 70kg Fight K-1ルール3分3R ○阿佐美ザウルス(P.O.D) 判定2−0 ※30−28、30−30、30−29 ●小室武稔(チームドラゴン) ▼第3試合 60kg
Fight K-1ルール3分3R ○宮田隼児(キックボクシングアカデミーROOTS) 判定3−0 ※30−28、30−28、30−29 ●相馬一仁(DTS
GYM) ▼第2試合 60kg Fight K-1ルール3分3R ○佐々木大蔵(チームドラゴン) 判定3−0 ※3者とも30−29 ●石井振一朗(チャモアペットムエタイアカデミー)
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