M&J
Presents 「SURVIVOR〜Round.2〜」 2009年12月9日(水)東京・新宿FACE 開場18:00 開始19:00
▼メインイベント 62kg契約 3分3R延長1R ○久保優太(アンリミテッド/Krushライト級GP2009準優勝、元WPMO世界スーパーフェザー級王者) 判定3−0 ※30−28、30−28、29−28 ●TSUYOSHI(チームドラゴン/J-NETWORKスーパーフェザー級1位)
9月の「SURVIVER Round.1」では村浜武洋を1RKOし、見事に復帰戦を飾った久保。その後に出場したKrushライト級GP2009ではリザーバーだったものの、選手負傷により決勝に進出し、優勝した山本真弘をあと一歩のところまで追い詰めている。 その久保が迎え撃つのチームドラゴンの軽量級ハードパンチャーのTSUYOSHI。9月のKrush後楽園大会では元プロボクサーのソルデティグレ・ヨースケから全ラウンドでダウンを奪う完勝劇を見せた。 1R、サウスポーの久保に対し、その周りを回るTSUYOSHI。久保はそこに強烈な左ミドルを蹴っていく。TSUYOSHIは久保の左ミドルに対してブロックから右インロー、もしくは同じタイミングでの軸足蹴り。
久保はゆったりしたリズムから一気にスピードを上げて右フックから左ストレートで飛び込むが、TSUYOSHIのブロックは固い。久保はTSUYOSHIのガードの上からでもバチバチと左ミドルを蹴っていくが、TSUYOSHIはそれに蹴り負けることなく、必ずインローを蹴る。 2R、このラウンドも久保がバチバチと左ミドルを蹴り、TSUYOSHIがそれをブロックしてインローを蹴り返すという展開が続く。なかなか左ミドルだけではTSUYOSHIを崩せない久保は、一気に距離を詰めて左ストレート、左のヒザ蹴り! 攻撃のパターンを変えてTSUYOSHIを攻めるが、TSUYOSHIはしっかりとガードを高く保つ。逆にTSUYOSHIは距離が止まったところで左右のフック! これが久保の即頭部を捉える! 3R、左ミドルを蹴り続ける久保。ブロックしてインロー、さらに左フックを返すTSUYOSHI。互いに譲らない展開が続いたが、久保が放った左ハイキックでTSUYOSHIが右目付近をザックリとカット! TSUYOSHIの顔は真っ赤になり、ドクターチェックが入る。傷は深い。 再開後、傷の状態を考えてか、一気に右フックで突進していくTSUYOSHI。しかし大振りのパンチが目立ち、久保にかわされてしまう。そして久保がTSUYOSHIのパンチにカウンターの左ミドル! これがグサリとTSUYOSHIのボディをえぐり、TSUYOSHIが思わず後退してしまう! ここから久保は左ボディストレート、左のヒザ蹴りで徹底したボディ攻め。TSUYOSHIもそれに臆することなくパンチで打ち合い、試合終了となった。 判定は3−0で久保が勝利。左ミドル対策をしっかりと立ててきたTSUYOSHIに苦戦を強いられたものの、最後はきっちりと勝利をもぎ取り、メインを締めくくった。
▼セミファイナル バンタム級 3分3R延長1R ○瀧谷渉太(桜塾/元・全日本同級1位、2007全日本新空手軽量級王者) 判定2−0 ※30−29、29−29、29−28 ●KENJI(アンリミテッド/元NJKFフライ級王者、元WPMO世界スーパーフライ級王者) セミファイナルに登場するのは久保優太の実弟であるKENJI。対する瀧谷は全日本キックとKrushを主戦場にし、今回がサバイバー初参戦。互いに20歳で戦績も9勝3敗、共通点の多い若き2人による一戦となった。 1R、サウスポーの瀧谷は左ストレートで前に出て左ミドル。距離を潰して接近戦に持ち込む。KENJIは距離が詰まると組んでからのヒザ蹴り、距離が離れれば右ミドルを蹴るがクリーンヒットはない。瀧谷はKENJIの右ミドルを受けても、必ず左ミドル、左の奥足ロー、インローを蹴り返す。 2R、左ストレート、左ミドルで前に出る瀧谷。KENJIは組んでからのヒザ蹴りを上手く使い、瀧谷にロープを背負わせてパンチをまとめるが、瀧谷もそれを押し返してパンチで打ち合う。 そしてロープを背負った瀧谷が左アッパー、右フック! これでKENJIを下がらせると瀧谷の左ストレートがKENJIの顔面にヒット! バランスを大きく崩したKENJIは瀧谷にしがみついて、何とかダウンを免れる。やや劣勢のKENJIだったが、後半は瀧谷を押し返し右ストレートをヒットさせる。 3R、ここも瀧谷は左ストレートを多用し、そこから左ミドルに攻撃をつなげる。KENJIは組みヒザ、そして前に出てくる瀧谷に右ストレートを合わせようとするが、瀧谷の突進は止まらない。瀧谷はKENJIの攻撃をもらいながらも常に前に出続け、さらに手数を出し続けてKENJIに反撃のチャンスを与えない。 試合は判定となり、ジャッジ1名がドローとしたものの、残り2名は瀧谷を指示。瀧谷が“20歳対決”を制し、プロのリングでは約半年ぶりの勝利を挙げた。
▼第5試合 60kg契約 3分3R ○才賀紀左衛門(アンリミテッド/大誠塾) KO 2R2分31秒 ※左ハイキック ●KO-ICHI(新宿レフティー/J-NETWORKフェザー級3位)
K-1ユースでも活躍する才賀がJ-NETWORKフェザー級3位のKO-ICHIと対戦。KO-ICHIはRISEで55kgの試合もしており、60kg契約となるこの試合は体格的にやや才賀が有利か。 1R、才賀が前蹴り、左ミドルを使ってKO-ICHIとの距離をコントロール。KO-ICHIは自分の左に回りながら、それをブロックして左フック、右ストレートを打つ。 2Rも同じような展開となるが、徐々にKO-ICHIがパンチで前進。才賀がKO-ICHIのパンチで下がる場面が目立ち始めるが、ここで才賀が左ハイキックを一閃! これが見事にKO-ICHIの顔面を捉えて、KO-ICHIがダウン! 何とか立ち上がろうとするKO-ICHIだったが、足元がおぼつかず。レフェリーは試合ストップを宣告。才賀が見事なKO勝利を収めた。
▼Krush
Presentsスペシャルエキジビションマッチ 2分2R ―石川直生(青春塾/元・全日本スーパーフェザー級王者) エキシビジョンのため勝敗なし ―山本優弥(青春塾/K-1
WORLD MAX2009世界第3位) ▼第4試合 ウェルター級 3分3R ○大石駿介(OISHI/J-NETWORKスーパーライト級2位) KO 2R2分12秒 ※右ハイキック ●YOSHI(M&Jキックボクシング) ▼第3試合 55kg契約 3分3R ○伊澤波人(チームドラゴン) 判定3−0 ※3者とも30−27 ●将大(M&Jキックボクシング) ※第1〜第2試合は新空手K-4小学生マッチ
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