ZST事務局
「SWAT! 31」
2009年12月20日(日)ゴールドジムサウス東京アネックス
開場15:30 開始16:00
▼メインイベント フェザー級シングルマッチ
○清水 俊一(総合格闘技宇留野道場)
一本 2R2分42秒 ※ヒザ十字固め
●宗形 恭夫(DEEP OFFICIAL GYM IMPACT)
8月のDEEP以来、4カ月ぶりの試合となる清水(※11月のZSTはタッグマッチで出場の機会なし)。昨年、1カ月に1試合のペースで試合をしていた“鉄人”としては稀にみる長期戦線離脱だったが、それは影響するのか。相手の宗形は今年3月にSWAT!デビューを果たし、1勝1敗2分。今成正和直伝の極めの強さを発揮したいところだ。
1R、オープンフィンガーグローブを着用していない宗形に対し、清水はやりづらそうにリングをグルグルと回り、ジャブ、ワンツーと細かく仕掛けるものの、決定打には至らない。
一方の宗形も、平手打ちから飛び込むがテイクダウンできない。距離を詰め、引き込む宗形だが、清水はこれに付き合わずスタンドを要求。徐々に距離感を掴み始めた清水は、左ボディから右ストレートで宗形を捉え、廻し蹴りと大技も見せ始める。
2R、一転してテイクダウンからグラウンドの勝負を挑む清水。一度はスタンドに戻ったものの、清水のワンツー、左ハイで宗形は防戦一方に。一発逆転のアンクルを狙った宗形だったが、逆に清水がヒザ十字でタップを奪った。
連敗を阻止した清水は「DEEPが終わってから左足の怪我で練習もできなくて、ZST.22のタッグマッチも出番なく終わってしまいました。4カ月も試合間隔が空いてしまったし、宗形選手独特のペースに惑わされてやりづらかったです。
2Rは開き直って一本取りました。メインで緊張はあったか? それより7試合目の東谷さんがいい勝ち方をしたので、ドローになったらどうしようとか、そっちのほうが緊張しました」とコメント。来年の抱負を聞くと「パンクラスでもDEEPでも。なんなら修斗でも」と、他団体に打って出る姿勢を示した。
▼セミファイナル ライト級シングルマッチ
○有村 脩也(U-FILE CAMP 登戸)
一本 2R1分50秒 ※アナコンダチョーク
●佐久間 亮(パラエストラ古河)
1R、サウスポーに構える佐久間は、片足タックルからテイクダウン。下のポジションからアームロック、腕十字を狙う佐久間に対し、有村がカウンターのアームロック!
技の仕掛け合いからバックを奪った佐久間だったが、そこから展開を作れずスタンドの攻防へ。最後に有村の放った右ハイが顔面にクリーンヒットしたが、佐久間は「効いていない」といわんばかりの余裕を見せる。
2R、佐久間が右ジャブ、左ローからタックル。タックルをつぶし、がぶった状態からマウントを奪った有村は、電光石火のアナコンダチョークで一本を奪った。
▼第8試合 ライト級シングルマッチ
△平 信一(綱島柔術)
時間切れドロー
△安井 隆(総合格闘技move)
1R開始直後、平が右ストレートで飛び込みタックル。コーナーに詰めたが、逆に安井にテイクダウンを許し、上を取られてしまう。安井はハーフガードからサイドポジションを奪い、ギロチンチョーク仕掛ける。ここで仕留め損ねた安井は、残り10秒でマウントを奪うと三角絞めへ移行するが、あと一歩のところでゴング。
2R、形勢逆転を狙う平がコーナーから勢いよく飛び出すと、組み着いてヒザを連打。そこからテイクダウンし、サイドポジションから横センタクバサミを絡めてアームロックを狙う。これを強引に外した安井は、マウントから再び三角絞めを極めにかかるが、一本までは奪えず。上下が激しく入れ替わる一戦は、ドローに終わった。
▼第7試合 バンタム級シングルマッチ
○東谷 晃太(総合格闘技宇留野道場)
KO 1R4分45秒
●大久保 謙吾(MSD護心道)
08年6月のデビュー戦勝利を最後に、勝ち星から遠のいている東谷。対する大久保は今年デビューし、6試合目とハイペースで試合をこなしている。
右ローで距離を計る東谷。対する大久保もローを蹴り返し、打ち終わりに強振の右フック。ガードした東谷だったが、プレッシャーから前に出られない。そして1R終了間際、大久保がラッシュを仕掛けたところに、東谷が右フックをカウンターで合わせダウンを奪取! 東谷は1年半ぶりの勝利をKOで飾った。
▼第6試合 フェザー級シングルマッチ
○平田 真徳(U-FILE CAMP 町田)
TKO 2R2分7秒 ※ドクターストップ
●谷川 啓(骨法烏合会矢野卓見道場)
▼第5試合 バンタム級シングルマッチ
△小森 祐史(パラエストラ吉祥寺)
時間切れドロー
△近藤 正俊(RIKI GYM)
▼第4試合 フェザー級シングルマッチ
△小林 孝秀(アルバトロス)
時間切れドロー
△小林 良太(リバーサルジム)
▼第3試合 バンタム級シングルマッチ
△羽鳥 洋輔(総合格闘技宇留野道場)
時間切れドロー
△榊原 徹(U-FILE CAMP 登戸)
▼第2試合 フェザー級シングルマッチ ※GT-Fルール
○西林 浩平(GRABAKA)
一本 2R1分28秒 ※三角絞め
●中村 裕司(U-FILE CAMP 町田)
▼第1試合 バンタム級シングルマッチ ※GT-Fルール
○二之宮 徳昭(X-ONE GYM 湘南)
一本 2R2分58秒 ※ノースサウスチョーク
●榛葉 善也(ゼロ・グラ)
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