アクセルプロモーション
「ACCELvol.13 WEST EVOLUTION
世界4大格闘王神戸決戦」
2009年12月27日(日)神戸ポートターミナルホール
開場15:00 開始16:00
▼メインイベント アクセルGルール ミドル級タイトルマッチ 3分3R
○屋比久孟嗣(沖縄陽明館)
TKO 1R1分30秒 ※セコンドからのタオル投入
●我龍真吾(ファイティングマスター)
3度目の防衛戦となる屋比久は真価を問われる一戦を迎えた。挑戦者として選ばれたのはK-1に参戦経験もあるタイトル6冠の喧嘩師・我龍真吾。ノーガードで打ち合う我龍タイムで会場を沸かせる名物選手である。
混戦が予想された一戦であったが、勝負は一瞬で決まった。1R開始直後、サウスポーの屋比久は左ハイキックを放ちこれがクリーンヒット。
立ち上がったものの我龍のダメージは明らかで、直後の左ストレートで2度目のダウン。なんとか反撃したい我龍であったが、パンチの連打を食らいセコンドがタオルを投入。我龍タイムを繰り出すこともなく、屋比久が3度目のタイトルを防衛した。
▼セミファイナルNo.2 ムエタイルール 3分3R
○デンサイアム・ルークプラバーツ(センチャイジム 元ルンピニーバンタム級王者)
KO 3R1分12秒 ※肘打ち
●植山Ninja3000(理心塾)
昨年に引き続き神戸にタイからムエタイ戦士が襲来。デンサイアム・ルークプラバーツはWMCとルンピニースタジアムの元チャンピオン。対する植山Ninja3000はアクセル最短の7秒KOという記録を持つアクセルの名物ファイター。前回、元タイ王者サッミーラと互角に渡り合い、会場を沸かせたことから今回も名勝負が期待された。
1R、デンサイアムはサウスポーの植山に対し、ムエタイ特有の首相撲から得意技である強烈なヒザ蹴りとヒジ打ちの連打。クリンチに行きたい植山であるが膠着すると投げを打たれ徐々にスタミナを奪われていく。
2R、デンサイアムは1R同様に首相撲からヒジ、ヒザの雨あられ。防戦一方の植山はボディへのヒザ蹴りで一度目のダウン。その後もヒザ蹴りでダウンを奪われる。後ろ回し蹴りを出すなどデンサイアムは余裕の表情。
3R、ダメージの残る植山に対し、デンサイアムは右の回転ヒジ打ちで一度目のダウンを奪う。その後も猛攻が続き右のヒジ打ちで2度目、フィニッシュとなった3度目のダウンも右のヒジ打ちであった。ムエタイの恐ろしさをまざまざと見せつけた一戦であった。
▼セミファイナルNo.1 Gルール 3分3R
○松本勇三(勇三道場)
延長判定2−1 ※10−9、9−10、10−9
●銀次郎(ファイティングマスター)
メインイベントに出場の我龍真吾の弟分、銀次郎がセミファイナル第一試合に出陣。相手は空手出身の松本勇三。空手時代は華麗な足技で数々の全日本大会を制し、トーナメント荒しとして名を馳せた名選手である。
1R、勝利で飾って我龍のタイトルマッチに花を添えたい銀次郎は得意技のローキック。ハイキックを得意とする松本に対してセオリー通り下から崩す作戦で攻め立てていくが、松本はローに合わせたパンチと時折織り交ぜる後ろ回し蹴りで応戦。互角の展開で終了。
2R、1Rに続きローで攻める銀次郎に対し、松本はパンチで応戦。しかし、銀次郎の圧力の前に得意の蹴り技が出しづらそうで、攻めあぐねている様子。
3R、最終ラウンドでお互い、パンチの打ち合いに。時折、松本が大技を繰り出すも決定打には至らない。判定は30−28(松本)、30−30 30−29(銀次郎)で延長戦へ突入した。
延長R、ルール上引き分けのないラウンド。激しいパンチの応酬となったが、手数では銀次郎が上回る。やや優勢かとも思われたが、後半的確にパンチを当てた松本が2−1で僅差の勝利。ジャッジ泣かせの大接戦であった。
▼スペシャルマッチNo.2 武道会ルール 3分3R
○黒田昌裕(黒田道場)
TKO 2R1分48秒 ※ドクターストップ
●ジュリー(地下プロレス・アストラルJAPAN)
プロレスラーVS51歳空手王者の異色対決となった一戦。地下プロレスで人気者のジュリーは神戸初上陸。対する51歳の黒田は格闘空手選手権大会覇者で日本拳法時代の長島☆自演乙☆雄一郎の打撃の師匠。アクセルならではのカードであった。
1R、得意のパンチを狙う黒田に対して、ジュリーは組んでからの投げを狙う。後半に黒田が右ストレートを何度か当てるがジュリーはゴングに救われた。
2R、黒田のパンチが引き続きヒットし、ジュリーはなかなか活路を見出せない。最後は目じりをカットしてドクターストップとなった。年齢を感じさせない黒田の完全勝利であった。
▼スペシャルマッチNo.1 Gルール3分3R
○TOMOYUKI(誠剛館)
KO 2R1分57秒 ※パンチ連打
●紅 闘志也(維新会)
PK-1世界ムエタイSウェルター級チャンピオンであり、ミャンマーラウェイでも戦っている異色の格闘家、紅と関西グローブ空手界の勇で播州の狂犬ことTOMOYUKIが対戦。キャリアでは紅に軍配が上がるが、前回のアクセルで我龍真吾をあと一歩まで追い込んだTOMOYUKIの勢いも侮れない。
1R、スピードのある右ローで攻め込むTOMOUKIに対し、膝を返す紅。パンチの打ち合いではややTOMOYUKIが勝っている様子。
2R、鋭いパンチを打ち込むTOMOYUKIの右ストレートがクリーンヒットし、一度目のダウン。その後もパンチの連打で2度目のダウンを喫し、ダメージは大きい。立ち上がるもパンチの猛攻にあい、3度目のダウン。3ノックダウンでTOMOYUKIの勝利となった。
▼第4試合 ライトヘビー級 武道会ルール 3分3R
○細江俊裕(截空道)
TKO 2R1分5秒 ※レフェリーストップ
●SEIKEN(真格闘館)
▼第3試合 ライト級Gルール 3分3R
○増倉アツシ(TEAM ICE)
判定3−0 ※29−28、30−28、30−28
●KAMIKUBO-俊(アクセル大阪)
▼第2試合 ミドル級Gルール 3分3R
○谷口 聡(理心塾)
判定3−0 ※30−28、30−28、30−29
●吉瀧 崇(黒田道場)
▼第1試合 ヘビー級Gルール 3分3R
○福岡和也(日本空手道 誠剛館総本部)
KO 1R1分15秒
●正義(国際チャクリキ協会 顕修塾)
オープニングファイトアクセル最強ジュニア決定戦
アクセルJr.ルール
○林伶弥(聖武会館)
延長判定3−0 ※本戦1−0
●田淵神太(国際空手道 拳聖塾)
アクセルJr.ルール
○石嶺雄大(琉道会館)
延長2−1 ※本戦0−1
●三明優亮(士道館 横山道場)
アクセルJr.Gルール 2分2R
○上田誠也(聖武会館)
判定2−0 ※20−18、19−19、20−18
●谷田瞳磨(誠剛館)
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