パンクラス
「パンクラスゲート 4th CHANCE
ネオブラッドトーナメント予選&プロ昇格トーナメント 」
2010年1月10日(日)東京・大森ゴールドジムサウス東京ANNEX
開場14:30 開始15:30
▼第27試合 ライト級ネオブラッド予選トーナメント一次予選 決勝戦 5分1R延長3分1R
○中村謙作(吉田道場)
判定3−0
●李 大映(SKアブソリュート)
※中村がトーナメント優勝
今年のネオブラッドトーナメントへの出場枠とプロ昇格を賭けたトーナメントが開催されたこの日。大会の最終試合=ライト級・決勝戦に駒を進めたのは、吉田道場の中村とSKアブソリュートの李だった。
中村は高校時代にインターハイで準優勝した経歴を持つ柔道家。自衛隊体育学校を経て、1年半前に吉田道場に一般会員として入会。現在はプロ練習に参加し、プロ格闘家を目指し、トレーニングを続けているという。
年末のDEEPフューチャーキングトーナメントにも出場した中村は1回戦・準決勝共に延長にまでもつれる接戦を制しての決勝進出。対する李はパワフルなテイクダウンを武器に決勝にまで勝ち上がった。
決勝戦でもすぐにタックルからテイクダウンを仕掛けていく李。中村はそれを潰して、がぶった状態から李の顔面に鉄槌を落としていく。ブレイクで試合がスタンドに戻ると、パンチを打ちながら距離を詰める李に中村は左フック。
そして李が組み付いてきたところで豪快な投げ! 李の体が綺麗に一回転するような投げだったものの、李がブリッジを効かせてグラウンドで上を取る。ここで中村はガードポジションから李の顔面を殴り、李の体を蹴り放すようにして立ち上がる。
試合がスタンドに戻ると李のタックルを切って鉄槌を落とす中村。がぶった状態から李のバックに周り込み、腕十字を仕掛けるが李は腕を抜いて脱出する。しかし中村はすぐに李の体を蹴り離して立ち上がる。すぐにパンチで距離を詰める李を中村は足払いのような形でテイクダウン。タックルで立とうとする李の顔面にパンチを落としたところで、ラウンド終了となった。
判定は3−0で中村。この日は吉田道場から3選手がトーナメントに出場したが、中村が優勝を果たし、ネオブラッドトーナメントへの出場権を獲得した。
▼第20試合 ライト級ネオブラッド予選トーナメント一次予選 準決勝 5分1R延長3分1R
○中村謙作(吉田道場)
一本 延長R2分30秒 ※腕ひしぎ十字固め
●一生(強者 山根道場)
▼第19試合 ライト級ネオブラッド予選トーナメント一次予選 準決勝 5分1R延長3分1R
○李 大映(SKアブソリュート)
判定2−0
●阿部泰斗(アンプラグド国分寺)
▼第12試合 ライト級ネオブラッド予選トーナメント一次予選 一回戦 5分1R延長3分1R
○中村謙作(吉田道場)
延長R34秒 ※グラウンドパンチの連打でレフェリーストップ
●斉藤正臣(高田道場)
▼第11試合 ライト級ネオブラッド予選トーナメント一次予選 一回戦 5分1R延長3分1R
○一生(強者 山根道場)
判定2−0
●小野明洋(チームタイゴン)
▼第10試合 ライト級ネオブラッド予選トーナメント一次予選 一回戦 5分1R延長3分1R
○李 大映(SKアブソリュート)
判定3−0
●佐々木誠(心温塾/チームZST)
▼第9試合 ライト級ネオブラッド予選トーナメント一次予選 一回戦 5分1R延長3分1R
○阿部泰斗(アンプラグド国分寺)
TKO 1R1分39秒 ※ドクターストップ
●奥山健太(禅道会松本支部)
▼第26試合 フェザー級ネオブラッド予選トーナメント一次予選 決勝戦 5分1R延長3分1R
○斉藤洋二(和術慧舟會TLIVE)
一本 1R3分39秒 ※腕ひしぎ十字固め
●永井裕也(パラエストラ松戸)
※斉藤がトーナメント優勝
7名が参加し、当日抽選で組み合わせが決まったフェザー級。テイクダウンとパウンドを軸としたファイトスタイルで1回戦・準決勝を勝ち上がってきた永井に対し、斉藤は準決勝からの登場で同じ慧舟會の井藁誉仁を下しての決勝進出となる。
試合開始直後、いきなりパンチのラッシュを仕掛ける永井。斉藤はそこにカウンターのタックルを仕掛ける。永井はこのタックルを切って、斉藤のボディにヒザ蹴り。
四つ組みの状態からテイクダウンを奪う。しかし斉藤は下から永井の顔面にパンチを集めて立ち上がる。
今度は永井がタックルでテイクダウンを狙うが、斉藤はそれを切って鉄槌を落とす。
そして斉藤がアームロック→腕十字→三角絞め→腕ひしぎ三角固めと流れるような動きを見せて、最後は永井がタップ。斉藤が見事な関節技による一本勝ちで優勝を決めた。
▼第18試合 フェザー級ネオブラッド予選トーナメント一次予選 準決勝 5分1R延長3分1R
○永井裕也(パラエストラ松戸)
判定3−0
●春斗(U-FILECAMP町田)
▼第17試合 フェザー級ネオブラッド予選トーナメント一次予選 準決勝 5分1R延長3分1R
○斉藤洋二(和術慧舟會TLIVE)
判定3−0
●井藁誉仁(和術慧舟會トイカツ道場)
▼第8試合 フェザー級ネオブラッド予選トーナメント一次予選 一回戦 5分1R延長3分1R
○永井裕也(パラエストラ松戸)
判定3−0
●鉄人238号(T-Pleastre)
▼第7試合 フェザー級ネオブラッド予選トーナメント一次予選 一回戦 5分1R延長3分1R
○春斗(U-FILECAMP町田)
一本 1R3分36秒 ※腕ひしぎ十字固め
●ピータン(坂口道場)
▼第6試合 フェザー級ネオブラッド予選トーナメント一次予選 一回戦 5分1R延長3分1R
※斉藤洋二(和術慧舟會TLIVE) がシード扱いで勝ち上がり
▼第5試合 フェザー級ネオブラッド予選トーナメント一次予選 一回戦 5分1R延長3分1R
○井藁誉仁(和術慧舟會トイカツ道場)
判定2−0
●高橋 悟(move)
▼第25試合 バンタム級ネオブラッド予選トーナメント決勝戦 5分1R延長3分1R
○山中 剛(和術慧舟會東京本部)
判定3−0
●浦崎孝俊(MABUI)
※山中がトーナメント優勝
1回戦をバックチョーク、準決勝をグラウンドでの打撃で勝利した浦澤。対する山中もテイクダウンからのしつこい寝技で1回戦・準決勝を勝ち上がった。寝技を武器とする選手同士の対戦となった。
互いに打撃で距離を探る展開が続く中、浦澤が山中の蹴り足を取ってテイクダウンを奪う。しかし山中は下からフロントチョークを仕掛けて、そのままグラウンドで上のポジションを取り返す。
山中は浦澤のクローズガードを膝で割ってパスガードに成功。
浦澤が体を起こしたところで山中が再びフロントチョークを仕掛けて、そのままグラウンドで上のポジションを取り返す。ここから山中がマウント→バックとポジションを変えて、バックチョーク&パウンド。そのまま山中が有利なポジションをキープして判定勝利を収めた。
▼第16試合 バンタム級ネオブラッド予選トーナメント準決勝 5分1R延長3分1R
○山中 剛(和術慧舟會東京本部)
判定3−0
●小渕真毅(総合格闘技武門會)
▼第15試合 バンタム級ネオブラッド予選トーナメント準決勝 5分1R延長3分1R
○浦崎孝俊(MABUI)
判定3−0
●相京龍太(吉田道場)
▼第4試合 バンタム級ネオブラッド予選トーナメント一回戦 5分1R延長3分1R
○小渕真毅(総合格闘技武門會)
TKO 1R26秒 ※グラウンドパンチ連打でレフェリーストップ
●東谷晃太(宇留野道場/チームZST)
▼第3試合 バンタム級ネオブラッド予選トーナメント一回戦 5分1R延長3分1R
○山中 剛(和術慧舟會東京本部)
判定3−0
●大石大介(寝技ワールド四街道)
▼第2試合 バンタム級ネオブラッド予選トーナメント一回戦 5分1R延長3分1R
○相京龍太(吉田道場)
延長判定3−0
●板谷一樹(GRABAKAジム)
▼第1試合 バンタム級ネオブラッド予選トーナメント一回戦 5分1R延長3分1R
○浦崎孝俊(MABUI)
一本 1R4分30秒 ※スリーパーホールド
●ベン・ヘンリー(AACC)
▼第24試合 フライ級ネオブラッド予選トーナメント決勝戦 5分1R延長3分1R
○北方大地(P’sLAB大阪)
判定3−0
●羽鳥洋輔(宇留野道場/チームZST)
※北方がトーナメント優勝
4選手参加となったフライ級。決勝戦は荒井司をテイクダウン&パウンドで下した北方VS臼井知史にマウントパンチで判定勝利した羽鳥という組み合わせとなった。
試合開始すぐにパンチで前に出て行った羽鳥。北方はがっちりと組み付いてテイクダウンを奪う。腰を切って立ち上がろうとする羽鳥だったが、北方はしっかりと羽鳥を寝かせる。
ここから北方はパウンドを交えつつパスガード。何とか押さえ込みから脱出しようとする羽鳥を北方はサイドポジションで押さえ、パウンドでダメージを与え続ける。
結局、この状態のまま試合が終了。北方が危なげない試合運びで羽鳥を下した。
▼第14試合 フライ級ネオブラッド予選トーナメント一回戦 5分1R延長3分1R
○羽鳥洋輔(宇留野道場/チームZST)
判定3−0
●臼井知史(吉田道場)
▼第13試合 フライ級ネオブラッド予選トーナメント一回戦 5分1R延長3分1R
○北方大地(P’sLAB大阪)
延長判定3−0
●荒井 司(和術慧舟會TIGERPLACE)
▼第23試合 ライトヘビー級ワンマッチ 5分2R
○ジェイソン・シマック(ロデオスタイル)
TKO 1R2分08秒 ※パウンド連打
●渡辺 総(ストライプル)
▼第22試合 ライトへビー級ワンマッチ 5分2R
○福田雄平
TKO 1R4分18秒 ※セコンドからのタオル投入
●高洋 佑(P’s LAB東京)
▼第21試合 ウェルター級ワンマッチ 5分2R
○草ホンマン(チームタックル)
TKO 2R2分40秒 ※レフェリーストップ
●西川純也(GRABAKAジム)
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