マーヴェラスジャパン/DEEP事務局/シュートボクシング協会
「ROUGH STONE 2nd RING」
2010年1月31日(日)東京・シーザージム新小岩
開場12:15 開始12:30
▼メインイベント JEWELS公式ルール -53kg契約 5分2R
○北村ヒロコ(空手道禅道会小金井道場)
レフェリー判定
●鹿児島陽子(品川CS)
メインイベントはジュエルス公式ルールでの一戦。
1R開始直後に北村がパンチから組んでのヒザ蹴りで攻め込み、鹿児島は脇を差してロープに抑え込む。そこからテイクダウンを狙うが、投げでテイクダウンを奪ったのは北村の方。
展開がないためブレイク後、またも北村がパンチをヒットさせて組んでのヒザで優勢に。
鹿児島も再び脇を差してコーナーへ押し込んでいき、両者は太ももへのヒザ蹴り合戦。ブレイク後はパンチで前へ出る鹿児島に北村が組んでのヒザ蹴り、コーナーでの太ももへのヒザの蹴り合いとなる。
鹿児島はテイクダウンを狙っていくが、なかなか北村を倒すことが出来ず、逆に北村が投げでテイクダウンを奪う。しかし、マウントになった北村をマウント返しで上になる鹿児島。すると北村が腕十字! 続いて三角絞めへのコンビネーションを見せるがラウンド終了に。
2Rになると鹿児島がパンチで前へ出て行く。北村は首相撲に捕らえてのヒザ蹴りを決め、押し倒して袈裟固め。そこから北村がポジションを変えようとした時に、鹿児島がチャンスを見逃さずに上になる。クロスガードで北村が動きを止めたためブレイクとなった。
再開後、鹿児島がパンチからついにテイクダウンに成功し、ボディへパンチを落としていく。すると北村がまたしても下からの三角絞め! その体勢が30秒以上も続き、最後は腕十字に切り替えた北村だが、試合終了のゴングとなった。レフェリー判定で北村が勝利を収めている。
▼第7試合 JEWELSグラップリングルール(ビギナー)-57kg 4分
△杉谷陽子(PUREBREDアリーナ)
ドロー レフェリー判定
△アミバ(DEEP OFFICIAL GYM IMPACT)
杉谷がテイクダウンすると第1試合で一本勝ちしたアミバが同じように下からの腕十字を仕掛ける。なぜか試合中ずっと微笑を絶やさない杉谷がパスガードし、サイドを奪う。これは展開なくブレイクに。スタンドからの再開後、杉谷が再びトップポジションを奪って上体にプレッシャーをかけながら、パスを狙っていったが時間切れ。レフェリー判定はドローとなった。
▼第6試合 JEWELSグラップリングルール(ビギナー)無差別 4分
○富松恵美(パラエストラ松戸)
レフェリー判定
●亀田聡子(P’sLAB横浜)
第2試合で一本勝ちした富松は、組み付くと相手の身体を回すようにしてテイクダウン。サイドへパスしてバックを奪い、スリーパーの体勢に。亀田は耐えて場外ブレイクに持ち込み、スタンドに戻るとタックル。富松は倒れずブレイクになる。残り時間僅かで亀田が片足タックルに行ったが、時間切れ。有利なポジションを奪った富松がレフェリー判定で勝利し、この日2勝目を挙げた。
▼第5試合 JEWELSグラップリングルール(ビギナー)無差別 4分
○藤森祥子(Brightness門馬道場)
一本 1分9秒 ※三角絞め
●サブリナ・ラナ・モリノ(PUREBRED大宮)
第1試合で一本負けしたモリナと第2試合で一本負けした藤森の対戦。モリナが引き込み、藤森が両足を抱え挙げてのパス狙い。モリナが起き上がろうとしたところで藤森が腕十字から三角絞めのコンビネーションで一本勝ち。
▼第4試合 スペシャルエキシビション 4分
Ricaco(ポゴナ・クラブ)※湯浅麗歌子から改名
※エキシビジョンのため勝敗なし
尾薗勇一(ジュエルス代表)
湯浅麗歌子からRicacoに改名した“スーパー女子高生”が、総合格闘技へのスカウトを狙うJEWELSの尾薗代表とエキジビションマッチを行った。両者の強い希望により、4分間で行われることになったとのアナウンス。
スピーディーに動くRicacoに対し、尾薗代表も回転体のようなキレのある動きを見せて場内を沸かせたが、1分43秒に腕十字でRicacoが一本を先取。下からスパイラル状に腕を巻き込んで極めたRicacoの鮮やかな動きに、場内からは大きなどよめきが起きる。
激しく動き回る両者、尾薗代表もいい動きで応戦するが、Ricacoに抑え込まれ、3分31秒にヒールホールドで一本、3分59秒に腕十字で一本とRicacoが計3本を奪い尾薗代表を半殺し(?)にした。
尾薗代表は「ガチでやったんですけれど、全然かなわなかったです。参りました。強いです。30kg違うはずなんですが、全然勝てないです」と降参。
2月6日(土)新宿FACEで開催される『DEEP X』にも出場が決まっており、「今回はキッチリと一本取って勝ちます。尾薗スペシャルを試合ではお見せします」と力強く宣言した。
Ricacoは「“ガチで行くから”と言われたので、こっちもガチでと思って頑張りました。お腹のポニョポニョがだいぶプレッシャーになりました(笑)」と余裕の感想を述べる。同じく2月6日の大会に出場が決定しており、“寝技世界一決定戦”ADCC世界チャンピオンの座に就いた塩田さやか(AACC)との一騎打ちを行う。
「(塩田は)基本がしっかりしていてアグレッシブ。私も動き回るグラップリングが出来るので、最後まで動き回ると思います。グラップリングの魅力をお見せします。自分が格闘技を始めてから一番初めに“凄いな”と思った選手だし、世界で活躍している選手なので、こんなに早く試合が出来るとは思わなかったので凄く嬉しい。私は挑戦者なので自分のいいところを出せるように頑張ります」と意気込みを語っている。
▼第3試合 JEWELSグラップリングルール(ビギナー)-48kg 4分
△井上由美子(PUREBRED)
ドロー レフェリー判定
△亀田聡子(P’sLAB横浜)
産休から復帰した羽柴まゆみこと井上が出場。亀田が2度のタックルを仕掛けるもなかなかテイクダウン出来ず。ようやくテイクダウンして足関節を奪いに行くと、井上が立ち上がって上になる。それでもアキレス腱固めを執拗に狙っていく亀田。
ブレイク後、亀田がバックを奪ってテイクダウン。下から井上が腕十字を仕掛けるが、亀田が腕を抜いて膝十字に行ったところで試合終了。レフェリー判定でドローとなった。
▼第2試合 JEWELSグラップリングルール(ビギナー)-54kg 4分
○富松恵美(パラエストラ松戸)
一本 1分6秒 ※腕ひしぎ十字固め
●藤森祥子(Brightness門馬道場)
いきなり引き込んだ藤森をパスした富松が、両足で相手の首を挟んだまま腕十字に。圧勝で一本を奪った。
▼第1試合 ブラジリアン柔術ルール 青帯 -56kg 4分
○アミバ(DEEP OFFICIAL GYM IMPACT)
一本 1分10秒 ※腕ひしぎ十字固め
●サブリナ・ラナ・モリノ(PUREBRED大宮)
引き込んだモリナをアミバが抑え込み、モリナが動こうとしたタイミングでアミバが腕十字を極めた。
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