ガッツマンプロモーション 「プロフェッショナル修斗公式戦 SHOOTING DISCO11 〜トラ・トラ・トラ!〜」
2010年2月27日(土)東京・新宿FACE 開場17:00 開始18:00
▼メインイベント(第11試合) フライ級 5分3R
○猿丸ジュンジ(シューティングジム横浜/同級世界5位) 判定3−0 ※30−25、30−25、30−26 ●吉岡広明(パラエストラ和泉/同級世界8位) 昨年12月の新宿FACE大会でヒートたけしを下し、世界ランキング入りを果たした猿丸。対する吉岡も昨年9月に阿部博之に一本勝ち。約2年ぶりの公式戦出場で、約7年ぶりの勝利を挙げると共に世界ランキング入りを果たしている。 1R、サウスポーの吉岡は両手を相手に向け、それをバタバタと上下させるという独特な構えで間合いを測る。そこから蹴りを出しつつ、タックルでテイクダウンを狙うが猿丸はそれを切る。タックルを切られた吉岡は猿丸の腕をキャッチしたまま、亀の状態になりグラウンドに引きずり込もうとするが、猿丸は腕を引き抜くようにしてスタンドを要求する。 スタンドでは猿丸が右ストレート、右ハイキック、右ボディと打撃で前進。吉岡が先ほどと同じように寝技に引き込もうとするが、猿丸はそれに一切付き合わない。グラウンドで勝負したい吉岡とスタンドと勝負したい猿丸。はっきりとそれが分かる1Rとなった。 2Rに入っても、この図式は変わらず。タックルを仕掛けた吉岡がタックルを切られるとグラウンドに引き込み、それに付き合わない猿丸がスタンドを要求するという展開が何度も繰り返される。このラウンドはほぼこの展開に終始するが、猿丸が細かく打撃を当ててポイントを稼ぐ。 そして3Rも2Rとはほとんど展開が変わることなく試合が進み、猿丸が確実に吉岡を消耗させていく。しかし残り時間が半分を切ったところで吉岡がガードポジションから一瞬の隙をついて腕十字! これがガッチリと入り猿丸は苦悶の表情!
千載一遇のチャンスを迎えた吉岡は必死に猿丸の右腕を絞り上げるが、猿丸はタップせずに腕を引き抜く。このピンチを脱出した猿丸はヒザ蹴りとパンチで吉岡を最後まで攻める。試合展開が噛み合わない時間が長かったものの、自分のスタイルを崩さなかった猿丸が判定3−0で吉岡を下した。 試合が終わると「僕はこういう試合しか出来ないですけど、これが横浜ジムのスタイル、東京ジムのスタイルです。これからも上を目指して頑張るので、応援よろしくお願いします」と挨拶した猿丸。
試合のポイントでは大差がついたものの、試合直後は右手をTシャツの袖に通すことが出来ず、控え室前でもアイシングを続けており、3Rに見せた吉岡の腕十字がかなり深く入っていたことを物語っていた。
▼セミファイナル(第10試合) ライト級 5分2R ○岡田孔明(PUREBRED大宮) 一本 2R54秒 ※スリーパーホールド
●西野英紀(GUTSMAN・修斗道場) 1R、パンチのプレッシャーをかけて前に出て行く西野。岡田からテイクダウンを奪うとサイドから鉄槌を落とし、マウントポジションを奪うと腕十字を仕掛ける。これが極まらず試合がスタンドに戻ると、西野はサウスポーの岡田に右インロー。さらに右のロングフックで前に出て行く。そこに右フックのカウンターを合わせる岡田。終盤、西野は岡田をロープまで詰めてパンチをまとめる。 2R、ここも西野が右インロー、そして右のパンチで前に出て行くが、岡田の右フックがカウンターでヒット! この一発でダウンを奪った岡田はパンチを落としながら、西野のバックに周りこんでスリーパー! これがガッチリと入り、西野がタップ。岡田が見事な一本勝ちを収めた。
▼第9試合 バンタム級 5分2R
○ナカシ(和術慧舟會トイカツ道場) TKO 1R1分54秒 ●飛猿☆NO.2(PUREBRED川口REDIPS/同級2009年新人王) 1R、サウスポーのナカシに対して、右フックから飛び込む飛猿。タックルで組み付くと、するりとバックまで周りこむがナカシもすぐに立ち上がる。飛猿はナカシに組み付いてヒザ蹴りや腿へのカカト落とし。距離が離れると、飛猿が再びパンチから組み付く。ここでナカシが飛猿からテイクダウンを奪うが、その際に飛猿が右腕を負傷。飛猿がタップする形で試合が終わった。
▼第8試合 フェザー級 5分2R
○河野啓太(GUTSMAN・修斗道場) 判定3−0 ※3者とも20−18 ●越智晴雄(パラエストラ愛媛) ▼第7試合 ライト級 5分2R
○鈴木洋平(パラエストラ東京) KO 1R1分13秒 ●井上雄史(GUTSMAN・修斗道場) ▼第6試合 ライト級 5分2R
○金田一孝介(総合格闘技道場STF) TKO 2R2分35秒 ●丸井憲一郎(アカデミア・アーザ水道橋) ▼第5試合 新人王決定トーナメント1回戦 バンタム級 5分2R
○大里洋志(スカーフィスト) 判定2−0 ※19−19、20−18、20−19 ●のぶ渡辺(roots) ▼第4試合 新人王決定トーナメント1回戦 ミドル級 5分2R
○井上雄策(PUREBRED川口REDIPS) 判定3−0 ※3者とも20−17 ●伊関泰二郎(GUTSMAN・修斗道場) ▼第3試合
フェザー級 5分2R ○石橋佳太(和術慧舟會Duroジム) 判定3−0 ※3者とも20−18 ●井島裕彰(GUTSMAN・修斗道場)
▼第2試合 新人王決定トーナメント1回戦 フライ級 5分2R ○鍋島 潤 (和術慧舟會RJW) 判定2−0 ※20−18、19−19、20−18
●阿藤リトル(GUTSMAN・修斗道場) ▼第1試合 新人王決定トーナメント1回戦 ライト級 5分2R ○中村好史 (マッハ道場)
判定3−0 ※19−17、19−16、19−15 ●廣瀬貴行(パラエストラ葛西) |