2月26日(金・現地時間)タイ・チャチュンサオ県ムアン郡サーラークラーンで開催された1DAYトーナメント『ムエタイマラソン』(通称ムエマラソン)に、日本人選手が2名エントリー。2002年にブアカーオ・ポー.プラムック(タイ)が優勝したムエマラソンで、小林聡(藤原=引退)が準優勝した時以来の日本人準優勝者が誕生した。
タイのジムに所属し、タイを主戦場とする中村敏射(元・中村元気)である。中村は1回戦でアレックス・ムーノス(スペイン)、準決勝でクリス・フォスター(スウェーデン=クリス・ソーワラピンとして中村とWPMF世界スーパーフェザー級王座を争った。これまでの対戦成績は中村の1勝2敗)を破り決勝へ進出。
決勝戦ではプロムエタイ協会バンタム級チャンピオンのガンワーンレック・ペッティンディー(タイ)と対戦した。ガンワーンレックは30歳を超える大ベテランながら、ルンピニースタジアムで長きに渡りトップ戦線で活躍する選手。昨年6月21日に開催された全日本キックボクシング連盟『野良犬電撃作戦2009』に初来日し、藤原あらしと対戦する予定だったが、怪我で欠場したことがある。
中村はそのガンワーンレックに敗れるも、堂々の準優勝。ガンワーンレックは賞金30万バーツ(約81万円)、中村は20万バーツ(約54万円)を手にした。
もう1人の日本人、水落洋祐(はまっこムエタイ)は1回戦でクリス・フォスターに敗れている。
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