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GBRの「K-1 WORLD MAX特集」
城戸康裕、山本優弥、日菜太の動画公開!山本優弥、日菜太のインタビュー

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【K-1MAX】コスプレ長島が涙の初優勝!激闘続きの日本トーナメントを制す

2010/03/27


FEG
「K-1 WORLD MAX 2010 〜-70kg Japan Tournament〜」

2010年3月27日(土)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ
開場15:00 開始16:00



▼メインイベント(第10試合) -70KG Japan Tournament決勝戦 3分3R延長2R
○長島☆自演乙☆雄一郎(魁塾/K-1 WORLD MAX 2009ベスト16)
KO 3R1分58秒 ※右フック
●中島弘貴(バンゲリングベイ・スピリット/Krush 70kgトーナメント2009優勝)
※長島が初優勝。

 今年の日本代表の座を争うのは21歳の中島と25歳の長島。長島は1回戦で名城裕司、準決勝で龍二をKOして決勝に進出。対する中島もTATSUJI、日菜太をKOで倒して決勝に駒を進めた。互いにハードパンチャーだけにKO決着は必至だ。

 1R、じりじりと前に出る中島。長島はそこに左フックを合わせる。右ストレートから左フックを返す長島。さらにバックブローも放つ。中島はジャブから前に出ていくが、長島はジャブをついて中島の周りをサークリングし、右ローを蹴る。中島の右ストレートに左フックを合わせる長島。対する中島も右フックをかぶせる。

 引っ掛けるような左フックを見せる長島。そして長島のアッパーに左フック! 長島は長島の左右に動いてパンチ、そして右ハイキック。中島はガードを上げてインローを蹴るが、長島のパンチのダメージか動きが鈍い。

  逆に長島は右ローから左フック。そして飛び込むような左フック! 中島の足が止まるが、中島も右フックを返す!

 中島のジャブに長島は左フックから右ストレート! 長島の右アッパーに中島も右フック! スリリングな打ち合いが続いたが、ジャッジは3者とも10−9で長島。

 2R、中島は奥足ローを蹴るが、これがローブローとなる。しかし中島が左から右フック! そして飛びヒザ蹴りを狙った長島に叩きつけるような右フック! これで長島が膝をつき、劣勢だった中島がダウンを奪う!

  再開後、中島が飛びヒザ蹴り。そして左アッパーから右フック! 中島は必死にクリンチして追撃を阻止しようとするが、中島はそれを引き剥がすように左右のフックを打つ! そして逃げる長島を左フックで追いかける中島。

 ここで長島も左フックを返して右ストレート。中島は長島をコーナーまで詰めて右ストレートを強振! しかし長島もそれを押し返して右ストレートを打つ! 中島は左ボディから左フック。中島の左フックに右フックを返す長島。そして長島が強烈なワンツー! しかし中島は倒れない! お互い激しく打ち合い、フラフラになりながら2Rが終了。ここは3者とも10−8で中島! 中島が1ポイントをリードして最終ラウンドをむかえる!

 3R、ここも激しく打ち合う両者。長島は右ハイキック。中島は左フックと右ストレートで前に出る。長島はそこに潜り込むようなフックとアッパーを打つ。ここで長島の左フックがヒット! 中島が大きくバランスを崩すが必死に組み付いてダウンをまぬがれる。

 ブレイク後、中島はジャブから左フック、ヒザ蹴り。しかし長島も左フック、右アッパー! そして右フックを打ち合ったところで、長島の右が中島のテンプルにヒット! この一撃で中島がダウン! 必死に立ち上がろうとする中島だったが、立ち上がることが出来ず。長島が3試合連続KOで日本トーナメント優勝を果たした。

 試合後、マイクを握った長島は「僕はポスト魔裟斗になれないけど、僕なりのやり方でK-1MAXを盛り上げます。僕がチャンピオンになって絶対にK-1MAXは潰させません! K-1MAXは潰させません!」とアピール。

 さらに涙で顔をクシャクシャにしながら「優勝できると思っていませんでした。支えてくれて…本当にありがとうございました。連敗した僕を応援してくれたみなさん、ありがとうございました!」と感謝の言葉を述べた。




▼セミファイナル(第9試合) スーパーファイト 3分3R延長1R
○佐藤嘉洋(名古屋JKファクトリー/K-1 WORLD MAX 2006&2007日本トーナメント優勝)
KO 2R3分11秒 ※右ヒザ蹴り
●ダニロ・ザノリニ(ブラジル/ブラジリアン・タイ)

 当初、今大会では昨年の世界王者であるジョルジオ・ペトロシアンと対戦を予定していた佐藤。しかしペトロシアンが直前の試合で負傷したために試合を欠場。佐藤はHEATキックルール王者であるザノリニと対戦した。

 1R、右ローを蹴っていく佐藤。ザノリニは左ハイキック、かかと落としを見せる。佐藤はいつものように前に出てインロー、そして奥足ローを蹴る。ザノリニもジャブを伸ばすが、佐藤はそこに右フックを合わせる。ザノリニを下がらせて佐藤がワンツー、奥足ロー。ザノリニは右フックから左ハイキック、バックブローを出す。

 佐藤はジャブを突いて左右のロー、そして打ち下ろすような右ストレート! 右ローで確実にザノリニの左足にダメージを与えていく。ザノリニは佐藤の右ローをキャッチして右ストレート。これで佐藤が尻餅をついて倒れるが、これはスリップ。

  立ち上がった佐藤はインローと奥足ローを当てていく。ジャッジは3者とも10−10でイーブンをつける。

 2R、右フックから前に出て行くザノリニ。佐藤は左手を伸ばして奥足へのローを蹴り続ける。さらにジャブから右ロー、ワンツーを見せる佐藤。ザノリニも佐藤のローに左右のフックを見せるが、佐藤が右ローを蹴っていくと、これでザノリニのバランスが崩れる。

  右ロー、ワンツーから右ロー。そしてボディにテンカオを突き刺す佐藤! このテンカオでザノリニは苦悶の表情を浮かべる。

 ここから佐藤は左ボディ、そして右ロー。ザノリニは右ストレート一本に絞って反撃を試みるが、佐藤は落ち着いて右ローを蹴っていく。そしてザノリニがコーナーを背負ったところで右のヒザ蹴り! 右のヒザ蹴りと右のローの佐藤。

  そして佐藤がザノリニの脇腹にカウンターの右のヒザ蹴り! これがグサリと突き刺さってダウン。何とか立ち上がったザノリニだったが、わき腹の異常を訴えて、レフェリーが試合をストップ。テレビ解説を務めていた魔裟斗も「頼もしくなってきた」と佐藤のKO劇を称えた。




▼第8試合 スーパーファイト 63kg契約 3分3R延長1R
○小宮山工介(北斗会館/2008年RISING ROOKIES CUP 60kg級優勝)
KO 2R1分49秒 ※セコンドからのタオル投入
●村浜TAKE HERO(大阪ファイティングファクトリー/K-1 フェザー級GP1997優勝)

 今大会から本格的にスタートする63kg級のエース候補として期待を集めている小宮山。対する村浜は第1回K-1MAXの日本トーナメントにも出場しているベテランファイターだ。

 1R、村浜の周りをグルグルと回る小宮山。村浜は左フックから右ローを蹴る。小宮山は距離を詰めてパンチから打点の高いヒザ蹴り。村浜はガードを上げて前に出て行く。小宮山は右のヒザ蹴りから左右のフック、さらにバックキックを放つ。構えを変えながらフックからヒザ蹴りを打つ小宮山。村浜はガードを上げて右ローを蹴っていく。

 小宮山はジャブからバックキックを出すが、これは空振り。村浜はガードを受けて前に出て左フック。しかしここで小宮山が胴廻し回転蹴り! ここからヒザ蹴りとパンチでラッシュを仕掛ける。

  さらに小宮山は高くジャンプしてから二段蹴り! 小宮山は大技を連発して場内を沸かせた。ジャッジは2名が10−9で小宮山、10−10のイーブンとする。

 2R、じりじり距離を詰めていく村浜。ジャブから右ローにつなげる。小宮山は左右の前蹴り、さらに右ハイキックと右ミドルを蹴る。そしてインローで村浜のバランスを崩す小宮山。ここからサウスポーに構えて左ミドルとインロー。

  そして引っ掛けるようなパンチからヒザ蹴り! これで村浜がバランスを崩すが、何とか小宮山にクリンチしてダウンを免れる。

 しかしブレイク後、小宮山が二段飛びヒザ蹴り! これが村浜の顔を打ち抜いて、小宮山がダウンを奪う。再開後、小宮山はバックキック、そして顔面前蹴り! 村浜のブロックの上から右ハイキックを蹴ったところで、レフェリーがダウンを宣告。

  レフェリーはダウンカウントを数えたものの、村浜のダメージを判断してセコンドがタオルを投入。小宮山が見事な足技で村浜を下した。




▼第7試合 -70KG Japan Tournament準決勝 3分3R延長1R
○中島弘貴(バンゲリングベイ・スピリット/Krush 70kgトーナメント2009優勝)
KO 1R58秒 ※右フック
●日菜太(湘南格闘クラブ/Toshin Family/初代RISE 70kg王者)
※中島が準決勝に進出。

 1回戦ではTATSUJIを2Rで下している中島。一方の日菜太は山本優弥に勝利したものの、3Rフルに闘っており、コンディション的には中島の方が圧倒的に有利だ。

 1R、日菜太が下がりながら左ミドルを連打する。中島もそこに右ストレートで前に出る。日菜太の左ミドルに中島は左フックを合わせる。日菜太は左ミドル、そして左ストレート!

  しかし中島は日菜太をコーナーに詰めると、日菜太の左ストレートに右フックを強振! これで日菜太が前のめりにダウン!

  そのまま日菜太は立ち上がることが出来ず、レフェリーが試合をストップ。中島が一撃で日菜太を粉砕し、2試合連続KO勝利で決勝進出を決めた。




▼第6試合 -70KG Japan Tournament準決勝 3分3R延長1R
○長島☆自演乙☆雄一郎(魁塾/K-1 WORLD MAX 2009ベスト16)
KO 1R1分44秒 ※パンチ連打
●龍二(リアルディール/第2代RISE-70kg級王者)
※長島が決勝戦に進出。

 1回戦では城戸康裕との激闘を制して準決勝に駒を進めた龍二。一方の長島は名城を秒殺KOしての準決勝進出。龍二はスタミナと城戸に蹴られ続けた奥足へのローキックのダメージの影響が不安視される。

 1R、龍二はガードを高く上げてジャブ。長島は左ボディ、龍二にジャブに右フックをかぶせる。龍二はパンチだけでなく左のヒザ蹴りを打つが、長島はそこに左フックを合わせる。ガードの高い龍二に左ボディから左フックを返す長島。

 龍二も前に出て左フックを打っていくが、長島はグルグルと龍二の周りを回り、龍二のローにワンツー。さらに長島はダメージを負っている龍二の奥足にローを蹴る。そして長島が左フックから右、左アッパー!

  この一発で長島が龍二からダウンを奪う。再開後、龍二が右ストレート! しかし長島は構わず前に出て右ストレートを受けても怒涛の連打。このラッシュでコーナーを背にした龍二が崩れ落ちて、龍二がダウン! 長島が1回戦に続き、1RKO勝利で決勝進出を決めた。




▼第5試合 スーパーファイト 63kg契約 3分3R延長1R
○DJ.taiki(Team Nakano/2002年全日本アマチュアシュートボクシング中量級優勝)
判定3−0 ※3者とも30−29
●渡辺一久(フリー/プロボクシング第52代日本フェザー級王者)

“暴走ボクサー”こと渡辺と日本の総合格闘家でも1、2を争うストライカーのDJ。63kg級の一戦は個性のある選手同士の対戦となった。

 1R、DJが左右のロー。これがローブローになるが、渡辺は痛くないよとアピールする。DJはジャブを突いて左右ミドル。渡辺は左フックから踏み込んで右ストレート! しかしDJも左フックを返す。DJはジャブから右ロー。渡辺は離れた間合いでジャブを突いて右アッパー、右ロー、右ハイキック! DJは下がりながらジャブを突いてローを返す。

 渡辺も鋭い踏み込みでワンツー! DJは思わず渡辺に組む。ジャブを突く渡辺にDJは右ロー。そして長いジャブで渡辺を近づけさせない。DJは左ミドルと右ロー。そこに渡辺が右ストレートから連打! しかしDJはしっかりとパンチをブロックして強烈な右ローを蹴る。ジャッジ3名は10−10のイーブン。

 2R、渡辺のジャブにDJが強烈な右ロー、左ミドルを蹴って左フックを打つ。渡辺は左のパンチでDJを追いかけてワンツー、さらにDJのローに左フック!

  DJのローを受けても渡辺がパンチで突っ込んで左ボディを打つ。左アッパーから右ストレートを返す渡辺。しかしDJは固いブロックから確実に右ローを当てて行く。

 さらに右ローだけでなくインローも蹴っていくDJ。渡辺はDJをロープに詰めて右フックを狙うが、DJはジャブでそれを止める。挑発するようなポーズを見せる渡辺。

  しかしDJは右ハイキック、渡辺のパンチをブロックして右ロー。DJの右ローに渡辺が右フックを合わせるが、DJのブロックは固い。ジャッジ3名は10−10でイーブンとするが、明らかにDJペースで試合が進んだラウンドとなった。

 3R、ここもDJはしっかりと距離を取って左右のロー。渡辺も左右のフックとアッパーを振り回すが、DJは徹底してブロック&左右ロー。

  DJの右ローが渡辺の左足を捕らえると、渡辺のバランスが大きく崩れる。DJはバシバシと右ローを蹴り、渡辺も歯を食いしばって左右のフック。DJのローと渡辺のパンチが交錯する展開となるが、確実にローを効かせるのはDJだ。

  しかし渡辺も必死に立ち続け、ローを当てているDJも口を大きく開けて肩で息をするような状態となる。最後はお互いフラフラになって試合終了のゴングが鳴らされた。

 判定は3者とも30−29でDJ。DJがタイでの武者修行の成果を発揮し、K-1デビュー戦で渡辺を下した。




▼第4試合 -70KG Japan Tournament1回戦 3分3R延長1R
○日菜太(湘南格闘クラブ/Toshin Family/初代RISE 70kg王者)
判定3−0 ※3者とも30−28
●山本優弥(青春塾/K-1 WORLD MAX 2009第3位)
※日菜太が準決勝に進出。

 事実上の決勝戦と目されている一戦。下馬評では日菜太有利とされているが、山本が昨年の世界3位の意地を見せるか?

 1R、日菜太がいきなり強烈な左ミドルを連打。これが山本の右腕にバチン!バチン!と当たる。しかし山本も左ミドルをブロックしてインロー。さらに山本はサウスポーに構えを変えながらインローを蹴っていく。

  日菜太は左ストレート、距離を詰めてヒザ蹴り。山本はガードを高く上げてインローを蹴り続ける。日菜太は左ストレートとヒザ蹴り、左ミドル・インローから左ストレート。

 さらに前蹴りで山本を突き放す。山本はオーソドックスに構えを戻して、日菜太の前足にインローとアウトロー。さらに山本は日菜太の左ミドルに左フックを返す。

  しつこくインローを蹴る山本。日菜太は左ミドル、左ストレートで攻める。ジャッジは1名が10−10でイーブン、2名が10−9で日菜太を支持する。

 2R、左ストレート、左ミドルとインローを蹴る日菜太。山本がワンツーで来るところにヒザ蹴りを合わせる。山本は左ミドルをブロックして左フック、インローを合わせる。インローを蹴る山本。

  日菜太の左ストレートに右ストレートのカウンターを合わせる山本。さらにそこからインローにつなげる。日菜太はそこにワンツーを合わせて左ミドル。さらにこの左ミドルからワンツーにつなげ、バックブローも放つ。

 しかし山本はぐんぐん前に出て距離を詰める。日菜太が左のテンカオ。山本はそれを押してインローをひたすら蹴る。しかし日菜太もそこに右フック! これが山本の顔面を捉えるが、山本は下がらない。

  日菜太はその日菜太を押して左ミドル! しかし山本もインローを返す! 日菜太は左ミドルからワンツー、山本もインロー。日菜太が左ミドルを蹴ったところでラウンド終了となる。このラウンドも3者とも10−9で日菜太。

 3R、左ミドルを受けても右ストレートで前に出る山本。気合い充分の表情を見せて左右のフックで前進する。日菜太もそれを押し返して左ミドル! 左ストレート! 左のテンカオ! これが当たるが山本も右アッパーを返す。

  3Rに入ってもとにかく前に出続ける山本。左ミドルの日菜太に山本は左フックを返す。日菜太が右フックから左ストレート。この左ストレートで日菜太が前に出ていく。

 そこに山本は右ストレート、そしてアッパー、左フック! 日菜太は下がって左ミドルを蹴るが、山本に組みついて追撃を阻止する。日菜太を突き放して山本が左フックで前進! これが日菜太の顔面をとらえる! しかし日菜太も左ミドル、そしてワンツー! 山本はバックブローも放つが、これは当たらない。

 互いに死力を尽くした試合は判定30−28、30−28、30−28で日菜太。日菜太が世界3位の山本を下して、準決勝に駒を進めた。




▼第3試合 -70KG Japan Tournament1回戦 3分3R延長1R
○中島弘貴(バンゲリングベイ・スピリット/Krush 70kgトーナメント2009優勝)
KO 2R43秒 ※パンチ連打
●TATSUJI(アイアンアックス/RISE DoA TOURNAMENT’05優勝)
※中島が準決勝に進出。

 魔裟斗も注目選手として名前を挙げている中島がトーナメント初参戦。対するTATSUJIは5年連続のトーナメント出場だが、いまだに優勝経験はなし。互いにパンチを得意とする選手同士、殴り合いが予想される一戦だ。

 1R、ジャブを突くTATSUJIに中島はインローを返す。中島が左を伸ばすと、そこに右フックをかぶせるTATSUJI。中島はガードを上げて右フック、左アッパーを突き上げるが、クリーンヒットはない。

  TATSUJIはジャブを突きながら右ロー、ガードを高く上げて細かいパンチをまとめる。中島がジャブから右ストレート。TATSUJIも右ストレート、さらに左ボディを返す。

  中島はテンカオで前に出るが、TATSUJIは距離を取ってジャブから右ロー。 中島のジャブにもぐりこむように左ボディ、右フック。

  さらにTATSUJIはパンチからロー、ローからパンチにつなげる。

  中島が左右のテンカオから右フック。ジャッジ1名は10−9でTATSUJI、残り2名は10−10でイーブンとなる。

 2R、ここもジャブを突いてパンチを組み立てるTATSUJI。中島は左ボディから右フック! そしてTATSUJIのジャブに右フックを合わせる。これでバランスを崩すTATSUJIは中島にクリンチしようとするが、ここでバランスを崩してしまう。

  しかしレフェリーはダウンと判断し、劣勢だった中島が先にダウンを奪う。再開後、中島は飛びヒザ蹴りから左右のフック。ここでパンチの打ち合いとなり、

  もつれるように倒れたTATSUJIだったが、ここでもレフェリーはダウンを宣告。立ち上がってダメージがないことをアピールしたTATSUJIだったが、中島がKO勝利で準決勝で駒を進めることとなった。




▼第2試合 -70KG Japan Tournament1回戦 3分3R延長1R
○長島☆自演乙☆雄一郎(魁塾/K-1 WORLD MAX 2009ベスト16)
KO 1R39秒 ※左フック
●名城裕司(K NETWORK 国士会館)
※長島が準決勝に進出。

 昨年の日本トーナメントではコスプレ戦士として注目を集めた長島。しかし現在は3連敗中と結果を出していない。対する名城はあのボクシング世界王者・名城信男の実弟。小比類巻太信の欠場・引退を受けて、リザーブマッチから繰り上がりで本戦出場となった。

 1R、サウスポーの名城が左ミドルからいきなり突進! そのままパンチで激しく打ち合おうとするが、そこに長島が左フック! これが名城の顔面を打ち抜いてダウンを奪う。再開後、ここも名城は左ミドルから前進して、左右のパンチを振り回して打ち合おうとするが、再び長島がカウンターの左フック! これで長島が名城をマットに沈めた。




▼第1試合 -70KG Japan Tournament1回戦 3分3R延長1R
○龍二(リアルディール/第2代RISE-70kg級王者)
判定3−0 ※29−28、29−29、28−27
●城戸康裕(谷山/2008日本トーナメント優勝)
※龍二が準決勝に進出。

 トーナメント第1試合は2008年日本王者・城戸とRISE 70kg王者・龍二の一戦。トーナメント出場選手の中で唯一優勝経験のある城戸が2度目の王者となるか、それとも2年ぶりのトーナメント出場となる龍二が初優勝を果たすか?

 1R、右ローを蹴っていく城戸。龍二はじりじりと圧力をかけて前に出て右ストレート! これが城戸の顔面を打ち抜いて、龍二がいきなりダウンを奪う。

  再開後、城戸はサウスポーに構えをスイッチして、態勢を立て直そうとするが、龍二は左ボディと左フックを突き刺す。しかし城戸も左ハイと右フックで反撃。龍二が左ボディから右ストレートを打てば城戸もしっかりガードを固めてジャブ、右ストレート、右ヒザ蹴り、左ハイキックを飛ばす!

 龍二はジャブから距離を潰して左ボディと左アッパー! 城戸は両腕のガードを上げてジャブからヒザ蹴り。そして左右のハイキックを蹴る。

  ここから城戸は逆に龍二をコーナーに詰めてテンカオとハイキック! 城戸の攻撃が次々と当たるが、タフな龍二は倒れない。城戸はガードを上げて奥足ロー、さらに右ジャブを突いて左ハイキック。ジャッジは10-8、9-8、10-9で龍二を支持。

  解説を務めていた魔裟斗も「熱い試合をしますね」ともらすほどの激闘となった。

 2R、城戸は距離を取りながら右ロー、そして奥足へのローを蹴る。龍二もそのローに右ストレートを合わせて前に出る。龍二は右ハイキックから左右のフック。

  しかし城戸はしっかりとガードを固めて左の奥足ロー、そして左のテンカオ! 徹底したローとボディ攻めを見せる。前蹴りで龍二に距離を詰めさせない城戸は意表を突いたバックブロー、そして奥足ロー。龍二はワンツーで前に出るが、城戸は両腕ブロックから確実に奥足ロー、そして左のテンカオ、左右の前蹴り。

 さらに城戸は構えをサウスポーにスイッチして右の前蹴りと左奥足ローを繰り返す。これが確実に龍二の右足を捕らえるが、龍二も城戸のガードをこじ開けようと左ボディとアッパー。城戸は奥足ローを効かせて左ハイキック!

  このラウンドはジャッジ3者とも10-9で城戸を支持し、ここまでのポイントは19-18(龍二)、18-18、19-19とほぼ互角となる。

 3R、インローを蹴っていく龍二。しかし城戸は2Rと同じようにサウスポーに構えて右の前蹴りと左の奥足ロー。しかし龍二はワンツー、フック、アッパーで前に出る。城戸も下がりながら左右のテンカオを返すが、今度は龍二が強烈な奥足への右ロー! これで今度は城戸がバランスを崩す。

  ここで城戸が首相撲からヒザ蹴りを放つが、これがローブローとなり、龍二が悶絶。城戸には警告1が与えられ、龍二には2分のインターバルが与えられる。

  再開後も城戸は右の前蹴りと左の奥足ロー。龍二も右の奥足ロー。城戸は距離がつまると左右のテンカオ。さらにバックブロー、ハイキックを出すが、龍二は下がらない。

  城戸はワンツー、奥足ロー。これで必死に龍二を下がらせる。最後はお互いに意地を張り合うような打ち合いとなり、試合終了。判定は29−28、29−29、28−27で龍二。城戸との激闘を制し、龍二が準決勝進出を決めた。




▼オープニングファイト第3試合 -70KG Japan Tournamentリザーブファイト 3分3R延長1R
○小宮由紀博(スクランブル渋谷/RISE 70kg級トーナメント2009優勝)
TKO 3R1分43秒 ※ドクターストップ
●久保薗ルイス(ブラジル/チーム・ルイス/WMAFミドル級王者)
※小宮がトーナメントリザーバーに決定。

 1R、いきなり久保薗が右ストレートから前進! 小宮は左ミドルを蹴って、久保薗のジャブに右のパンチを被せる。鋭いステップインでコンパクトにパンチをまとめる小宮。

  リーチで上回っているのは久保薗だが、小宮はしっかりと距離を取ってジャブと右ロー。久保薗も射程の長いワンツーを見せるが、小宮はそこに右ローを返す。

 さらに小宮は突っ込むようなワンツー。そして久保薗の左に右フックを合わせてダウンを奪う。再開後、久保薗は飛びヒザ蹴りから連打。しかし小宮は左を伸ばして距離を測り、右ストレート! 久保薗もパンチを返して小宮を押し倒すが、小宮は久保薗ローに右ストレート、そして飛びヒザ蹴りを見せる。このラウンドは3者とも10-8で小宮。

 2R、小宮が右ローと左ミドル。久保薗はジャブ、ワンツーで前に出るが、小宮はそこに右フックをかぶせるように打っていく。さらに小宮は離れた間合いから左ミドルとローを蹴り、久保薗の右ローに右ストレート!

  その後も小宮が自分の距離を保って試合を進める。ここで鼻から出血する久保薗にドクターチェックが入る。再開後も小宮がジャブと右ローで上手く攻撃を組み立てる。このラウンドもジャッジは3者とも10-9で小宮。

 3R、インローと左ミドルを蹴る小宮。久保薗も右ローと右ストレートを返す。しかし小宮は久保薗の組み際に右アッパー、さらに久保薗の身体をプッシュしてジャブ。

  この小宮の鋭いジャブが何度も久保薗に突き刺さる。ここで久保薗の鼻からの出血がひどくなり、ドクターが試合をストップ。小宮がリザーバーの権利を手にした。




▼オープニングファイト第2試合 大渡博之引退試合 3分3R延長1R
○大渡博之(正道会館)
TKO 2R1分15秒 ※セコンドからのタオル投入
●内村洋次郎(パンクラス/イングラム/初代ZSTウェルター級王者)

“闘う電通マン”としてK-1デビューを果たした大渡が今大会で引退試合に挑む。対戦相手の内村は初代ZSTウェルター級王者で、本格的に立ち技に挑戦している選手。

 1R、サウスポーの内村は左ミドルとインロー。これがローブローとなり、試合が中断される。しかし再開後も内村はインロー、そこから左ストレートを放つ。大渡りのローに右フックと左ストレートを合わせる。

  大渡は内村のパンチをブロックして右ミドルを蹴る。内村は左ストレートと右フックで前進。しかし大渡は右ストレートを基点に前に出て、右アッパー!

 大渡は内村を前蹴りで下がらせて、内村の右フックに右のショートストレート。さらに大渡は突き上げるような右アッパー! 左フックから一気に連打をまとめてダウンを奪う。再開後、大渡は右ハイキックから左右のストレート!  さらにインローを蹴って、右ストレートからの左フックで2度目のダウンを奪う。

  ここでラウンド終了となり、ジャッジは3者とも10-7で大渡。

 2R、右ミドルから右ストレートで前に出る大渡。ここからパンチとヒザ蹴りでラッシュを仕掛ける。内村はそれを凌いで左ストレート! これが大渡の顔面を捉える。しかし大渡はしっかりと距離を取って右ミドル。そして内村の右フックにカウンターの右ストレート! これが見事に入って内村がダウン! 立ち上がった内村だったが、セコンドからタオルが投入されて、大渡が引退試合をTKO勝利で飾った。




▼オープニングファイト第1試合 3分3R延長1R
○松倉信太郎(バンゲリングベイ・スピリット/K-1甲子園2009 70kg級トーナメント優勝)
KO 2R1分48秒 ※3ノックダウン
●YUUKI(新空手・鷹虎)

 K-1甲子園70kg王者の松倉がオープニングファイトに登場。対戦相手のYUUKIも松倉と同じく高校を卒業したばかりのK-1甲子園組となる。

 1R、右ローから攻撃を組み立てていく松倉。YUUKIの蹴りにジャブを合わせてパンチで前に出て行く。YUUKIのパンチをしっかりとブロックして右ロー、そしてワンツーで前に出て行く松倉。YUUKIを後退させて、バシバシと右ローを当てるとYUUKIの身体が流れる。さらにYUUKIのローに松倉が右ストレート!

 YUUKIもバックブローから左ハイキックで反撃するが、松倉はYUUKIをコーナーに詰めて右ローを蹴り続ける。さらに松倉は右ローだけでなく左の奥足ロー! 左右のローでYUUKIの足にダメージを与えていった。ジャッジは3者とも10-9で松倉にポイントをつけた。

 2R、下がりながらローを蹴るYUUKIだが、松倉はYUUKIの蹴り足を取って左ボディ、パンチをまとめてYUUKIをコーナーに詰める。 松倉は左ミドルをブロックして距離を詰めて右アッパー。

  さらに松倉は強烈な右ボディストレートと左ボディ! これを効かせると、松倉はYUUKIをロープに詰めて一気に連打! これで最初のダウンを奪う。松倉は左右のフックから右ハイキック、ヒザ蹴りと怒涛のラッシュ。

 YUUKIも下がりながら右フックやヒザ蹴りを返していくが、そのヒザ蹴りに松倉が右ストレートを合わせて2度目のダウンを奪う。再開後、松倉はテンカオ、ボディからの連打、そして最後は鋭い左のパンチをYUUKIの顔面に突き刺して、YUUKIからKO勝利を収めた。

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