International Muay Thai Federation&Atma' sphere Entertainment
「MUAY THAI IN AMERICA」
2010年4月3日(土・現地時間)アメリカ・カリフォルニア州サンタモニカThe Barker Hangar
開始19:00
▼TBAスーパーウェルター級チャンピオンシップ 3分5R
○クリストフ・プルボー(スクランブル渋谷/元・全日本スーパーウェルター級王者)
判定 2-1
●マライペット・ダイアモンド(米国/タイ)
※プルボーが王座に就く。
エンターテインメント業界でミュージシャンや演出家として活躍中のドン・マクドナルド氏により、ムエタイをさらに拡める事を目的とし、米国カリフォルニア州・サンタモニカ空港脇の格納庫を会場に開催された今大会は、試合のみならず様々な趣向を凝らして開催された。
全8試合中、3試合がTBA(タイボクシング連盟)のタイトルマッチ。メインイベントで登場したプルボーは、米国でMMA(総合格闘技)ファイターとしても活躍中の在米タイ人・マライペットを2-1の判定で下し、TBAスーパーウェルター級王者となった。スイスへの帰国を決めたプルボーにとって、これがラストファイトとなる。
1Rはお互いに様子を見ながら攻撃を仕掛けるという展開。2R、最初にマライペットが仕掛けるが、プルボーは応戦しながら徐々にプレッシャーをかけて前に出る。時折マライペットは首相撲で上手さを見せるが、終了間際にプルボーがマライペットをコカし、好印象で2Rを終えた。
3R、マライペットが奇襲攻撃を仕掛け前に出て来るも、プルボーは下がらず自分のペースを維持。中盤より疲れを見せ始めたマライペットに対し、スイッチしながら前に出て攻撃を仕掛ける。
4R、今度は開始から仕掛けるプルボーに対し、マライペットは右ミドルで応戦。プルボーはパンチからヒザでの攻撃でプレッシャーをかけ続ける。
5R、疲れを見せるマライペットをコーナーに追い詰めるプルボーは、接近戦から右アッパーを出し、首相撲から飛びヒザの奇襲攻撃をかけるなど、最後まで攻め続けた。決定打は無かったものの、終始前に攻め続けたクリスは好印象を与え、スプリット判定で有終の美を飾った。
●プルボーのコメント:
「これが最後の試合だと思うと凄く寂しいですが、ここまで日本(スクランブル渋谷)に行ってやってきたトレーニングがこんな形で、最後に世界ベルトを巻くことにより開花して非常に嬉しい。もちろんチャンピオンになれて嬉しいし、今後スイスでジムを開く際によいアピールになります。皆さん、ぜひスイスに私を訪ねてきてください!」
<その他の主な試合結果>
▼TBA女子ライト級チャンピオンシップ 3分5R
○メリアム・ナカモト(米国)
判定3-0
●アンジェラ・パー(オーストラリア)
※メリアムが王座に就く。
▼TBA女子ライト級チャンピオンシップ 3分5R
○ロミー・アダンザ(米国)
判定2-1
●アンディー・ハウソン(オーストラリア)
※ロミーが王座に就く。
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