5月23日(日)千葉・天王台にあるウィラサクレックフェアテックスジム天王台にて、「第34回M-1アマチュア大会」が開催された。
今大会はジュニアの部ではランキング戦、一般の部では通常のワンマッチ形式で全41試合が行われ、熱戦が繰り広げられた。通常ではジュニアの部と一般の部に分けて行われることが多いが、今回はジュニアの部と一般の部が合同で行われることとなった。
現在、フジテレビがパワーオブドリームのジュニア達を密着取材をしているそうで、今大会にフジテレビのカメラが潜入することとなった。放送日程は今のところ未定だそうだ。今大会では同ジムから8人の選手がエントリーし、4勝2敗2分という好成績を残している。
前回大会で、30kg級新王者となり、涙の初戴冠を果たした稲垣柊(WSR蕨)が王者となって初の試合に臨み、樹(パワーオブドリーム)と対戦。左右のミドルを打つ稲垣に、樹は前に出てパンチを出していく。その手数は終始衰えることなく、手数で上回った樹が判定で勝利。
また、前回大会でワンマッチにてまさかの敗戦を喫した50kg級王者の名倉拓海(堀切KMC桜)が陀羅尼(T-DATE)と対戦。序盤に陀羅尼がロープ際で打ち合いを仕掛けるも、名倉は得意の首相撲からヒザ、ワンツー、ミドルと冷静に応戦していく。徐々にペースアップしていく名倉がワンツーやミドルを打ち分け、試合の主導権を握り、判定で勝利。
前回大会で50kg級王者の名倉拓海(堀切KMC桜)を破った山浦俊一(フリー)が連続参戦。50kg級1位の細貝晃希(祥龍館Team SRK)と対戦。ワンツーから右ロー、左ミドルとうまく打ち分け、試合を優勢に進めた山浦が判定で勝利。
今大会のメインを務めた”M-1アマチュア大会のお祭り男”こと兎ラビットFire煎餅(WSR三ノ輪)は、序盤に出鼻を挫かれ、凄まじいラッシュに成す術なく1RKOに沈む結果となった。
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