強者事務局 「強者second
vol.10」 2010年5月23日(日)京都KBSホール 開場15:00 開始16:00 写真・情報提供=強者事務局
▼強者VSニュージーランド選手対抗マッチ ○拳月 KO 2R ※3ノックダウン ●エドウィン・サミー 1R、両者大きなパンチを打ち合うも、共に良く見えている模様。比較的に拳月から仕掛ける展開。サミーの左フックが当たり、左ミドルを放つ。拳月がキャッチして右のオーバーハンドフック。両者一歩も譲らない攻防が続く。残り1分のところでレフェリー我龍から両者にイエローカード。ここから両者ヒートアップ。ショートレンジで組んでからも打撃の打ち合いも、1R終了。 2R、ファーストコンタクトのサミーの右ローを拳月がキャッチ。そのままもつれてグランドへ。サミーの立ち際を拳月がサッカーボールキック。これが効いたのか、サミーが後手に回る。ここで拳月のヒザ蹴りがヒット。続いて両者、右フックを出すが、拳月のパンチがヒット。これでサミーが一度目のダウン。ここからフラフラのサミーに拳月は右のショートアッパーで二度目のダウンをとる。残り1分。得意の右のオーバーハンドがテンプルにヒット! 3ノックダウンで拳月のKO勝利となった。
▼強者VSニュージーランド選手対抗マッチ ○一生 判定 ●スティーブ・アンダーソン 1R、ゴングと同時に距離を詰める一生。組みから投げを狙うも、スティーブも腰が強く、いつものようにはいかないようだ。
再開後、一生はアンダーソンを金網に押し込み、得意の払い越しでテイクダウン。鉄槌を見舞う。 ここから一生のペース。後ろ周り蹴りをキャッチ、続いて左ミドルをキャッチから立て続けにテイクダウン成功! スティーブの打撃を完封する。 2R、スティーブも軽快にソバットなど繰り出すも一生しっかりガードして、常に組みの展開に持っていく。しかしスティーブ強烈な左ミドルがレバーをヒットし、これは効いた模様。すかさずスティーブが上になる。再開後、スティーブは左の蹴りでレバーを狙うも一生は足を払いで上になる。残り1分、一生はレバーが効いているのか、得意のグランドを上を取られるのが目立つ。 しかし終了間際、一生が意地で足を刈ってグラウンドでのヘッドバット。更に踏みつけも直撃。ここでゴング。スティーブの見せ場もあったが、終始、打撃を封じて優位に進めた一生の判定勝利となった。
▼強者VSニュージーランド選手対抗マッチ ○大志 KO 2R ※右フック ●ダグ・ヒギンズ 1R開始と同時に両者が距離を詰め、パンチの攻防も組み状態になり、一度は大志が上になる。しかし再び立ち上がり、ダグが上になるとコーナーを上手に使って圧力をかける。グランドはダグが一枚上手か!? ダグの左ストレートで大志が後退。ダグはパンチからタックルを仕掛けるが、バービーで上手くかわす大志。残り1分、大志の大きな右がかすったところでダグ、ダウン。更に大志が優勢で、グランドでの打撃も仕掛ける。 2R開始早々、ダグの右ストレートで大志、膝を落とす。しかし倒れずふんばり、打ち合いで大志の左ストレートがヒット。ダグが2度目のダウン。ダグは打ち合いを避けてパンチにカウンターのタックルを仕掛け、グランド勝負に持ち込むも、10秒ではポジション取りがやっと。大志が右のダブル、2発目がテンプルに直撃。このラウンド2度目、この試合3度目のダウンをとる。ダグはたまらずマウスピースを吐き出し、レフェリーからOUTのコール! 大志が見事にKO勝利を収めた。
▼Aブロック 軽量級 決勝 ○ルード KO 2R ※飛びヒザ蹴り ●木原アビル 1R、木原、体を揺さぶりジャブとロー。ルードはガードをしっかり固め右ストレート。
両者少し見合い、レフリーからアクションのコール。ルードが前進し大きな右を放つと、木原はカウンターの左フック。ルードはぐらつくが態勢を立て直す。残り30秒、ルードがミドルからパンチ、木原はカウンター狙いだが、有効打がないまま、1R終了。 2R、ルードは1R同様ガードを固め、ジリジリ前進し、木原が金網まで下がった瞬間、ワンツーか放った飛びヒザ蹴りが木原のアゴを打ち抜き、前のめりにダウン。セコンドからタオル投入され、試合終了となった。
▼Bブロック 中軽量級 決勝 ○玄武 判定 ●SHIN 1R、玄武がサウスポースタイルで低く構え、飛びつき、首投げからパウンド、SHIN立ち上がるも組みつかれ、首投げやジャーマンス―プレックスをもらう。さらに玄武は首相撲からヒザ蹴り。SHINが防戦一方になる。SHINも時折単発のパンチは当てるが、やはり玄武に倒され頭突きやパウンドを受ける。 2R、SHINがパンチでラッシュを仕掛けるが、1R同様組み技から投げられる。互いにスタミナ切れか、少々動きが悪い。残り1分、SHIN足を止め、パンチを打ち合い、試合終了。玄武が判定勝利を収めた。
▼Cブロック 中量級 決勝 ○虎徹 KO 1R ※インターバル中に試合続行が不可能 ●ジェイソン 1R、ジェイソンが左ミドルと前蹴り。虎徹は距離を取り、ジェイソンの打ち終わりに強烈なローキックを打ち込んでいく。
たまらず距離を詰め、組みつくジェイソンだが、逆に投げられパウンドを浴びてしまう。立ち上がるが虎徹、ローキックを何発も打ち込む。ジェイソンは完全に足に来ている。更にローキックからのハイキックがジェイソンの顔をとらえダウン。ここで1R終了となるが、インターバル中にジェイソンが立てなくなり、試合終了。虎徹がKO勝利を収めた。
▼ワンマッチ ○弁天小僧 判定 ●Mr.81 1R、弁天小僧は体重を生かし一直線に突っ込み左右のフックに圧力をかけていく。Mr.81は再度に回り、ワンツーローと距離を取りダメージを与えていく。両者手数は出るが決定打がない。ラウンド終了際、弁天小僧が一気に金網に押し込み頭突き、ヒザ蹴りを出したところで1R終了。 2R、1R同様、弁天小僧圧力をかけ前に出る。Mr.81は距離を取り、右カウンターをヒットさせるが弁天小僧はお構いなしに頭から突っ込み、金網まで押し込み、頭突き! 残り1分、両者足を止めてリング中央でパンチの打ち合い、お互い顔に何発もクリーンヒットするが止まらない。ラスト30秒、体格で圧倒する弁天小僧が前進し、組みつき頭突きを当てる。Mr.81が下がったところで2R終了。
僅差の判定ながら、弁天小僧の勝利となった。 |