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【M-1グローバル】日本惨敗…韓国勢が猛威!ハン・スーファンは圧勝

2010/07/03


JCB Presents
M-1GLOBAL JAPAN
「M-1 SELECTION ASIA FINAL 2010〜EPISODE 1〜」
2010年7月3日(土)東京・JCBホール
開場13:00 開始17:00
※オープニングファイト開始15:00


  エメリヤーエンコ・ヒョードルが役員として名を連ねる総合格闘技組織M-1 GLOBAL(ワジム・フィンケルシュタイン会長)の日本支部である『M-1 GLOBAL JAPAN』。

  今大会のメインファイトはM-1 GLOBALのMMAワールドカップとして位置づけられた『M-1チャレンジ』に出場するアジア代表チームを選抜するための試合、M-1アジアAチーム準決勝、同Bチーム決勝。

 Aチーム準決勝は3月5日の韓国大会で勝った韓国人選手たちで結成されたチームと、4月16日に新宿FACEで行われたM-1GLOBAL JAPAN第1回大会で勝った日本人選手たちのチームによる対抗戦。各試合の勝者10名が8月末(当初は7月末)に韓国で開催される『M-1 SELECTION ASIA FINAL 2010〜EPISODE 2〜』で対戦し、その勝者5名がアジアAチームのメンバーとして決定する。しかし、今大会では韓国人選手2名がケガにより欠場となったため、日本人選手2名を不戦勝扱いにするのかを検討中。

 Bチーム決勝は日本選抜選手VS韓国選抜選手の5対5で行われ、各階級の勝者5名がアジアBチームとして決定する。本来は今大会で5試合行われる予定だったが、選手の負傷により93kg以上契約の1試合が延期、8月の韓国大会で行われる予定。


▼メインイベント(第12試合) M-1アジアBチーム決勝 93kg以上契約 5分3R
○ヤン・ヘジュン(韓国)
TKO 1R ※レフェリーストップ
●エドモンド・カバウカンチ・ジュニオール(ブラジル/ボンサイ柔術)

 これまでに野地竜太、高森啓吾といった日本人ヘビー級選手を破っているカバウカンチがメインに登場。カバウカンチ、セミのシルバと共にブラジル出身だが、在日ファイターであるためにM-1アジアの選抜メンバーに抜擢された。対するヘジュンは、3月の韓国大会でワンパンチKOでインパクトを残した選手。

 1Rのゴングが鳴ると、ラッシュを仕掛けたのはヘジュン。

 豪腕の噂どおり、左右のフックでカバウカンチを一気に後退させる。

 右フックを食らったカバウカンチが後ろを向いて倒れたところで、レフェリーが即座にストップ。カバウカンチは試合続行をアピールしたが、判定は覆らず。ヘジュンの圧勝劇だった。





▼セミファイナル(第11試合) M-1アジアBチーム決勝 70kg以下契約 5分3R
○ハン・スーファン(韓国)
TKO 1R ※レフェリーストップ
●カマラオ・シルバ(ブラジル/ボンサイ柔術)

 戦極で五味隆典と対戦し、互角以上の闘いを繰り広げたスーファンは、1Rのゴングが鳴るとじっくりと構える。じりじりと距離を詰めながら左ロー。距離が詰まったところで右フックをクリーンヒットさせ、シルバがダウン! 

 スーファンはパスガードを狙うも、シルバはクロスガードからスーファンの腕をキャッチしアームロック狙いへ。

 これを外したスーファンは、強烈なパウンド3発! これで意識が飛んだシルバにTKO負けが下された。マイクを握ったスーファンは「2年ぶりにMMAの試合で緊張しましたが、勝てて良かったです」と喜びを語った。





▼第10試合 M-1アジアBチーム決勝 84kg以下契約 5分3R
○キム・ヨンデ(韓国)
TKO 1R ※レフェリーストップ
●木村長平(INSANITY)

 左フックでヨンデの右目を負傷させ、グラウンドでも優位に攻めていた木村。しかし、スタンドの攻防で、お返しとばかりにヨンデが左フックをクリーンヒット! 

 これでバッタリと倒れた木村に追撃のパウンドを出したところでレフェリーがストップした。




▼第9試合 M-1アジアBチーム決勝 76kg以下契約 5分3R 
○マルシオ石塚(HARD COMBAT)
一本 1R ※腕ひしぎ十字固め
●イ・チョンハン(韓国)

 試合前から激しく挑発し合う勢と韓国勢。1R、組み付いたマルシオがテイクダウンに成功し、あっという間に腕十字で勝利を収めた。

 喜ぶHARD COMBAT勢が舌を出すなどして挑発すると、チョンハンのセコンドの一人がリングに上がると乱闘寸前。レフェリー、関係者が慌てて止めに入る一幕もあった。




▼第8試合 M-1アジアAチーム準決勝 93kg以上契約 5分3R
○セ・ウォンホ(韓国)
TKO 1R2分37秒 ※レフェリーストップ
●SEIKEN(夜桜組)
 
 今大会一番のインパクトを残したのは、セ・ウォンホ。175cmで93kg以上の丸みのある体格からは全く想像できない瞬発力と強さを発揮。

 前蹴りで距離を取るSEIKENに対し、ガンガン大振りのフックを奮う。反則のサッカーボールキックを出す荒々しい一面も見せつつも、最後に強烈なパウンド連打で勝利した。



▼第7試合 M-1アジアAチーム準決勝 93kg以下契約 5分3R
○剛殺NOBUO(フリー)
判定3−0
●チェ・イヒュン(韓国)

▼第6試合 M-1アジアAチーム準決勝 84kg以下契約 5分3R
○キム・ヒースン(韓国)
一本 1R53秒 ※アームロック
●ガブリエル・トミカワ(HARD COMBAT)

▼第5試合 M-1アジアAチーム準決勝 84kg以下契約 5分3R
○長堂嘉夢(CMA戦)
一本 1R1分38秒 ※肩固め
●ジョン・ジェホ(韓国)

▼第4試合 M-1アジアAチーム準決勝 76kg以下契約 5分3R
○イ・ハンクウン(韓国)
判定3−0
●藤田克利(CMA戦)

▼第3試合 M-1アジアAチーム準決勝 76kg以下契約 5分3R
○ムン・ジュンヒ(韓国)
一本 2R4分3秒 ※三角絞め
●堀本祐介(THUG LIFE)

▼第2試合 M-1アジアAチーム準決勝 70kg以下契約 5分3R
○ホン・ジュンジ(韓国)
一本 1R1分18秒 ※チョークスリーパー
●平丸勝基(Team Pit Bull)

▼第1試合 M-1アジアAチーム準決勝 70kg以下契約 5分3R
○TOSHI(マッハ道場)
一本 1R3分27秒 ※チョークスリーパー
●ヨ・イウファン(韓国)

▼オープニングファイト第6試合
“道志の核弾頭”
○飯田建夫(道志)
判定3−0
“飛車角の殴り者”
●杉ヤーマン功一(飛車角道場)

▼オープニングファイト第5試合
“童顔の殺し屋”
○2FACE(飛車角道場)
反則 2R2分27秒 ※後頭部への打撃
“殺戮の膝職人”
●飛猿(D2群馬)

▼オープニングファイト第4試合
“BIFの実験人形”
○成田宏樹(D2群馬)
判定2−1
“戦うセールスマン”
●長嶺勝矢(飛車角道場)

▼オープニングファイト第3試合
“秩父の特攻一番機”
○岡田 仁(D2群馬)
TKO 2R1分2秒 ※レフェリーストップ
“酒乱特隊長”
●泰平克輔(飛車角道場)

▼オープニングファイト第2試合
“第六天魔王”
○田村健太(SCREAM)
判定3−0
“群馬の暴れ馬”
●高橋洋介(D2群馬)

▼オープニングファイト第1試合
“小さな巨人”
○小川一毅(SCREAM)
TKO 1R2分48秒 ※腕十字によるレフェリーストップ
“群馬の暴走柔道王”
●中村啓紀(D2群馬)





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