マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟
「BREAK-4 KICK GUTS 2010梶原一騎24回忌追悼記念・第13回梶原一騎杯」
2010年7月18日(日)東京・後楽園ホール
開場16:30 開始17:00
▼メインイベント(第11試合) WMAF世界スーパーライト級王座決定戦 3分5R
○山本佑機(橋本道場/WBCムエタイルール日本スーパーライト級王者)
TKO 3R2分28秒 ※ローによる3ノックダウン
●キン・サンイル(韓国/MA−KMA韓国ライト級王者)
※佑機がWMAF世界スーパーライト級王者に
2007年8月7日、佑機の双子の兄である壮泰がタップルワン・ポー.チョーローソンとのWMAF世界スーパーライト級王座決定戦に臨み、1R38秒左フックで衝撃のKO負けを喫してから3年。タップルワンが防衛戦を行うことなく王座を返上したために、今回は弟である佑機が同王座に挑むことになった。
対戦相手のキムのプロフィール詳細は不明ながら、ヒジ打ちを得意とし、昨年11月には保持するMA−KMA韓国ライト級王座防衛に成功しているという。
1R、佑機が先制の左ミドル。キムも右ミドルを返す。左ローでプレッシャーをかける佑機。キムが右ローから左フックにつなぐ。佑機は左ジャブで下がらせながら左インロー。
キムのミドルに、佑機がストレートを合わせる。そして、左ミドル、右ロー、左ジャブで下がらせながらストレートをヒットさせる。キムは目立った攻撃はなし。お互いに慎重な攻めのラウンドとなった。
2R、ガードを上げながら前に出るキム。佑機は左ジャブから右インローにつなぐ。
キムは佑機の前進に合わせてヒジを狙う。回転ヒジも見せる器用な一面も見せた。佑機はペースを乱されることなく、キムの足をキャッチしこかす。佑機はコツコツと右ローを当てていく。ダメージを蓄積していったキムはたまらずダウン! 何とか立ち上がったところで2R終了。
3R、佑機は左ミドルを交えながら右ロー。キムは一発逆転のヒジ狙い。佑機の右ローでキムの体が泳ぐ。痛みから泣きそうな表情のキムだったが、カウンターでヒジを合わせる。
佑機は冷静に見切り、左ジャブから右インロー。そして右ミドルから右ローを喰らったキムは2度目のダウン! 立ち上がったキムに佑機は強烈な右ハイ。もはやサンドバック状態と化したキム。佑機は追加のダウンも奪う。何とか立ち上がるキムに対し、佑機が右ハイから右ローで3度目のダウンを奪ったところでレフェリーがストップ!
2本目のベルトを獲得した佑機はマイクを握ると、「3年前に壮泰が取れなかったベルトを巻けたので嬉しいです。今年からK-1
63kgで始まったのでメンバーに選ばれるように頑張ります。僕はパンチが得意なので、もっともっと上に行きます」とK-1
63kg出場をアピールした。
▼セミファイナル(第10試合) WBCムエタイルールバンタム級王座挑戦者決定トーナメント準決勝 3分5R
○山本ノボル(契明/元MA日本バンタム級王者)
TKO 3R31秒 ※ドクターストップ
●幸二郎(OGUNI/NJKF同級2位)
90年代、MAバンタム級戦線で歴史に名を刻んだ山本は、この日で49戦目。実力は衰えを知らず、今年6月には沖縄で現地の島んちゅ泰を4RKO。当初、今大会に出場予定だった島んちゅ泰が欠場となったために、山本が代打出場となった。対する幸二郎はOGUNIジムバンタム級のニューカマー。
1R、腕をだらりと下げた構えから山本は鋭い左ジャブ。モロに喰らった幸二郎は腰を落とす場面も。
前に出る山本は左ロー、伸びる左ジャブで幸二郎を後退させる。幸二郎はローを返しながら慎重な攻め。
2R、幸二郎のローをかわし、山本が接近戦を仕掛ける。組み際の攻防で幸二郎のヒザが顔面を捕え、山本がダウン! 何とか立ち上がった山本。一気呵成に攻める幸二郎は再びフックでダウンを奪う。何とか立ち上がる山本に対し、左右フックで前に出る幸二郎。
山本は首相撲や、両腕で突き放し、攻撃のラッシュを許さない。
3R、ローから左フックの幸二郎。前に出る山本に対し、幸二郎は前蹴りで突き反す。優位に試合を組み立てていた幸二郎が右ストレートを出したところに、山本がヒジを合わせる。これで幸二郎は額を大きくカット! ドクターストップとなり、山本が大逆転の勝利を収めた。
▼第9試合 日・イラン国際戦 3分3R延長1R
○サイード・チャハルドリ(イラン大誠塾/08&09年イランキックアジアトーナメント80kg級王者)
判定3−0 ※29−27、29−26、29−26
●我龍真吾(ファイティングマスター/M-1ミドル級王者、元WMAF世界ミドル級王者)
▼第8試合 WBCムエタイルール日本スーパーウェルター級王座決定戦準決勝 3分5R
○武田一也(JMC横浜/MA日本ミドル級1位)
判定3−0 ※49−48、50−47、49−48
●銀次郎(Soul of innocent/WMF世界ミドル級王者、UKFインターナショナルミドル級王者)
▼第7試合 MA日本フェザー級挑戦者決定トーナメント準決勝 3分3R延長1R
○BOB(M.A.G/同級5位)
判定3−0 ※29−28、30−28、30−29
●テープジュン・サイチャーン(真樹ジムアイチ/同級4位)
▼第6試合 フライ級 交流戦 3分3R延長1R
○勇児(HOSOKAWA/MA日本同級4位)
判定3−0 ※三者とも30−29
●関 正隆(昌平校/M-1スーパーフライ級王者)
▼第5試合 MA日本スーパーライト級 ランキング戦 3分3R
○豪鬼(ワイルドシーサー群馬/MA日本同級2位)
判定2−0 ※29−29、30−29、30−29
●冨田健祐(真樹ジムアイチ/MA日本同級7位)
▼第4試合 MA日本ウェルター級 ランキング戦 3分3R
△モハンドラゴン(士魂村上塾/同級8位)
ドロー 判定1−1 ※30−29、29−30、29−29
△中澤 純(ワイルドシーサー群馬/同級10位)
▼第3試合 フェザー級 交流戦 3分3R
○邦博(真樹ジムオキナワ/MA日本同級8位)
TKO 1R2分58秒 ※ドクターストップ
●洋・センチャイジム(センチャイムエタイ)
▼第2試合 ウェルター級 ジム対抗戦 3分3R
○中村直文(ダイケン)
KO 1R1分37秒
●倉橋 司(真樹ジムアイチ)
▼第1試合 ヘビー級 交流戦 3分3R
○菊池圭治(はまっこムエタイ)
KO 1R36秒
●林 武重(士道館本部)
▼オープニングファイト第5試合 新人王トーナメント ウェルター級準決勝 2分3R
○山際和希(谷山)
判定3−0 ※三者とも30−29
●小林 準(JMC)
※山際がトーナメント決勝戦に進出
▼オープニングファイト第4試合 新人王トーナメント ウェルター級準決勝 2分3R
○川口龍哉(武勇会)
判定3−0 ※三者とも30−28
●千野陽裕(柏)
※川口がトーナメント決勝戦に進出
▼オープニングファイト第3試合 新人王トーナメント ライト級準決勝 2分3R
○レンジャー櫻井(ひばりが丘)
判定3−0 ※三者とも30−29
●桃太郎(習志野)
▼オープニングファイト第2試合 新人王トーナメント ライト級準決勝 2分3R
○狂平(武勇会)
KO 3R1分38秒
●春日翔(村上塾)
▼オープニングファイト第1試合 新人王トーナメント フェザー級準決勝 2分3R
○寺田亮太(マイウェイ)
判定2−0 ※29−29、30−28、30−29
●MIDORI(習志野)
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