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【サバイバー】久保優太の弟KENJIが熱闘、木村健太郎との打ち合いを制す

2010/07/18



MKTマネジメント
「Survivor〜Round.4〜」

2010年7月18日(日)東京・新宿FACE
開場17:00 開始18:00

▼メインイベント(第8試合) 55kg契約 3分3R延長1R
○KENJI(アンリミテッド)
判定3−0 ※三者とも30−27
●木村健太郎(J-NETWORK/サバーイ町田)

 1月大会に続いてメインを任されたのは、久保優太の弟KENJI。3・13『Krush×Survivor』では全日本&M-1&RISE三冠王者の寺戸伸近に初回KOで敗れたものの、今年に入ってから2勝1敗で白星も全て初回KOだ。

 対する木村は5・30J-FIGHTで連敗から脱出し、戦績を6勝(1KO)5敗としてサバイバーに乗り込んできた。KENJIはビキニのレゲエダンサーを引き連れての入場だ。

 1R、軽量級らしくお互いにスピードのあるローからパンチの応酬、KENJIは木村の攻め終わりに右ロー、強いローが決まるとすかさず左右のフックを振り回して上を攻め、もう一度ローを蹴る。

 木村は左右のミドル、ローでKENJIを蹴りまくり、積極的に前へ出て行くがKENJIの快音を発するロー、そしてそこから繋げる左右フックのヒットが目立つ。

 2Rもお互いにパンチとローを放っていくが、KENJIの方がよりパワフル。木村は前へ出て飛びヒザ蹴り、パンチ&ロー。KENJIは左右フックを当ててから反対側の足でローを蹴る対角線のコンビネーション、打ち終わりにも強いローを蹴って上下へ揺さぶっていく。

 KENJIのローでバランスを崩し、ローから振り回してくるフックをもらう木村だが、前進はやめない。とにかくローを蹴って必死の応戦を続ける。KENJIの右ローは確実に効いているが、蹴り合い・打ち合いで全く下がらない。

 3R、倒そうと左右のフック、アッパーで攻めるKENJI。何度もいい当たりが出るが、木村は下がらず手と足を出してくる。KENJIは倒そうと躍起だ。パンチのコンビネーションで木村を追い詰めるKENJIだが、木村もしつこく打ち返す。

 そして最後1分、両者は足を止めての打ち合いを2度にわたって行う! この意地の張り合いで会場は大いに盛り上がり、左右フックで木村をロープに釘付けにしたKENJIが押し切り、ジャッジ三者とも30−27という完勝を収めた。

「本当は凄いKOで勝って、サバイバーは俺に任せろと言いたかったんですけれど、木村選手は何で倒れないんだろうって思うくらい気持ちが強かったです。僕もその気持ちを見習って、もう一度メインのチャンスをください。その時はKOで勝って、サバイバーは俺に任せろって言います」と、KENJIはサバイバーのエース襲名は次回送りになったことを告げた。

「相手は死ぬ気で来たのが分かって、僕も死ぬ気で行ったので後悔はないです。根性があっても意識を飛ばされたらダメだということが寺戸戦で分かったので、今回は僕がそれをやろうと思ったんですが出来なかったのが悔しい」と、KENJIは控え室でもKOでメインを飾れなかったことを悔しがっていた。




▼スペシャル・エキジビションマッチ
卜部弘嵩(チームドラゴン)
勝敗なし
野杁正明(OISHI)

  当初は試合が組まれていた卜部だが、対戦相手の負傷でエキシビションでの登場となった。相手は17歳、プロ3戦目で『Krush』のメインを務めた“名古屋の怪物”野杁。お互いに後ろ廻し蹴りやハイキックの大技を繰り出し、空いているところへ的確にパンチと蹴りを入れていった。ラスト1分ではリングサイドにいた才賀に「俺やったら本気でやるな」と野次られながらも、2分2Rのエキシビションを終えた。



▼セミファイナル(第7試合) 70kg契約 3分3R延長1R
○YOSHI(M&Jキックボクシング)
KO 1R2分54秒 ※3ノックダウン
●田村陽典(KING EXCEED)

  1月大会で共にKO勝利を挙げた2人が激突。YOSHIは4勝(3KO)3敗、田村は12勝(10KO)5敗という戦績が、KO決着の予感をかきたてる。

 1R、左ボディからの左右フックで前に出るYOSHIに、田村は右ロー。このローが早くも効き始めるが、YOSHIもパンチを出し続け、左ローから右フックを放ってきた田村に左フックのカウンター。これでダウンを奪う。続いての連打でもダウンを追加。

 これで終わりかと思いきや、田村は逃げずにパンチで打ち合い、左ローで逆に押していく。ローをもらう度に足がガクッとなるYOSHIに逆転KOの予感も漂ったが、ラウンド最後に勝負をかけたYOSHIのワンツーが決まり、3度目のダウンを奪ってKO勝ちを飾った。

「次もパンチでKOします。いろんなツライことを乗り越えて、一生懸命に頑張ります」とYOSHIはKOシーンに沸いた観客へ次回もKO勝利を誓った。


▼第6試合 55kg契約 3分3R延長1R
○匠(チームドラゴン)
判定2−0 ※28−28、30−28、30−29
●吉田 晋(KING EXCEED)

▼第5試合 60kg契約 3分3R
○森川修平(KSS健生館)
KO 2R2分14秒 ※パンチ連打
●佐々木涼助(チームドラゴン)

▼第4試合 63kg契約 3分3R
○星川大樹(Team Gwinds)
反則 2R1分57秒
●瞬太(GET OVER)
※瞬太が両手で掴んでのヒザ蹴り、星川が試合続行不可能な怪我を負ったため

▼第3試合 57kg契約 3分3R
○貴章(Team Gwinds)
判定2−0 ※30−29、29−29、30−29
●木谷典史(チームドラゴン)

▼第2試合 60kg契約 3分3R
○将大(M&Jキックボクシング)
判定3−0 ※三者とも30−29
●新城南平(西船橋ZEUS)

▼第1試合 ウェルター級 3分3R
△栗原圭佑(アンリミテッド)
ドロー 判定1−1 ※29−28、28−29、29−29
△TAIRA(小比類巻道場)

▼アマチュアマッチ 66kg契約 アマチュアルール 2分2R
○栗原優樹(アンリミテッド)
判定3−0
●岡部秀樹(GET OVER)

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