DEEP事務局
「DEEP☆KICK」
2010年8月8日(日)テクスピア大阪
8月8日(日)テクスピア大阪にて『DEEP KICK 4』が開催された。大会のメインは今年4月に開幕した「60kg級関西最強トーナメント」2回戦。前回大会で勝ち上がった6選手に加え、シードとしてFire仭士、自演乙@PIGUの2選手がベスト4進出を懸けて争った。
メインでは“関西のファイヤー”Fire仭士が、1回戦を鮮やかなKOで勝ち抜いた竜宜と対戦。Fireがパンチ、竜宜が蹴りという図式の中、竜宜もミドル、ハイ、ヒザで攻め込んだが、各ラウンドの要所要所でラッシュを仕掛け、パンチをまとめたFireがスプリットとなった接戦を制した。
セミではスパイダーマンに扮してのダンス入場が名物となっている階勇弥が1回戦に続いてのKO勝利。ムエタイスタイルの林にヒザとパンチ連打で3ダウンを奪って圧勝した。
第11試合では佐藤嘉洋の弟弟子・石橋真幸と、“第2の自演乙”自演乙@PIGUが激突。6日後のKrush緊急参戦を控える佐藤がセコンドにつく中、名古屋から唯一の参戦となった石橋は序盤から素早い仕掛け。ローとパンチのコンビネーションで3Rにわたって攻め続け、一発を持つPIGUのスタミナを消耗させる。口の中を切ったPIGUを出血にも追い込んだ石橋が判定勝利でベスト4に進出した。
第10試合では参加選手の中でも一番のベテラン・楠本鉱平が、Krushにも参戦経験のあるKING皇兵と対戦。バックブロー、蹴り足を取ってからのパンチなど変則的な攻撃を得意とするKINGに対し、楠本はジャブとローをコンスタントにヒットさせて一進一退の闘いを制した。
前回の1回戦では各選手のK-1ルールへの対応が課題という印象だったが、4ヵ月を経た今回はその点について格段の進歩が見え、激闘の連続となった。勝ち抜いたFire仭士、階、勇弥、石橋真幸、楠本鉱平の4人は12月12日に行われる決勝ワンデートーナメントでいよいよ関西最強を懸けて闘う。名古屋からの参戦で勝ち残っている石橋が敵地でトップに立つか、他の3人がそれを阻止するのか。次回も見どころの多い大会となりそうだ。
<全試合結果>
▼メインイベント 60kg級関西最強トーナメント2回戦
○Fire仭士(SFK)
判定2−1
●竜宣(NJKF誠至会)
▼セミファイナル 60kg級関西最強トーナメント2回戦
○階 勇弥(NJKF健心塾)
KO 2R1分33秒
●林 恭平(アツキムエタイ)
▼第11試合 60kg級関西最強トーナメント2回戦
○石橋真幸(名古屋JKF)
判定3−0
●自演乙@PIGU(魁塾)
▼第10試合 60kg級関西最強トーナメント2回戦
○楠本鉱平(M-FACTORY)
判定2−1
●KING皇兵(SFK)
▼第9試合 54kg契約
○高橋拓也(NJKF・拳之会)
判定2−0
●上谷晃平(MA・多田ジム山口道場)
▼第8試合 58kg契約
○皇治(NJKF・二刃会)
判定3−0
●辻出優翔(京賀塾)
▼第7試合 55kg契約
○京谷祐希(TeamFreeStyle)
KO 1R2分42秒
●翔之(M−BLOW)
▼第6試合 70kg契約
○白神武央(NJKF拳之会)
TKO 3R2分50秒 ※クリンチによる反則勝ち
●佐々木誠(NJKF誠至会)
▼第5試合 61kg契約
○服部浩典(SFK)
判定3−0
●MO刃KI(NJKF・二刃会)
▼第4試合 63kg契約
○ケイスケ(頂上会テアゲネス)
KO 2R2分4秒
●藤本 亮(大和会館)
▼第3試合 67kg契約
○藤阪弘樹(M−FACTORY)
判定3−0
●福田祐介(PLACE-K)
▼第2試合 53kg契約
○加賀有美子(名古屋JKF)
判定3−0
●すずな(魁塾)
▼第1試合 72kg契約
○嶋田昌洋(志真会館)
ドロー 判定1−1
●中村 敦(侍)
▼オープニングファイト第6試合 NEXT LEVEL提供試合58kg契約
○戦国(強者・山根道場)
判定3−0
辻野彰平(誠輪館)
▼オープニングファイト第5試合 NEXT LEVEL提供試合46kg契約
○百花(T.B.NATION)
判定3−0
●高野マリア(SB立志会館)
▼オープニングファイト第4試合 ジュニア50kg東西王者対抗戦
○名倉拓海(堀切KMC桜)
判定2−0
●平原聖也(翔拳塾)
▼オープニングファイト第3試合 ジュニア40kg東西王者対抗戦
○阿曽 陣(闘神塾)
判定3−0
●野上克輝(WSR九州)
▼オープニングファイト第2試合 ジュニア28kg東西対抗戦
○黒田斗真(隆拳塾)
判定3−0
●服部柊斗(堀切KMC桜)
▼オープニングファイト第1試合 ジュニアスーパーファイト 33kg契約
△吉岡微吟(日進会館)
ドロー 判定1−1
△黒田勇斗(隆拳塾)
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