8月14日(金・現地時間)オーストラリアで行われた二大会に、日本から林田昌子(藤原)と名川弓立が出場した。
まず、ブリスベーンで開催されたムエタイ大会『RUMBLE AT THE RIDGEZ』で林田は“H”Showkoのリングネームで、メインイベントにてジェシカ・トールハーストとWKBF世界ライトフライ級王者決定戦で激突した。ルールは2分5R、顔面ヒザ蹴りあり、ヒジのみ無しのWKBF女子ムエタイルール。
1、2Rは林田がローで押し気味に試合を進める。3R、林田は、ジェシカの首相撲・ヒザに全く対応できず、ボディーへのヒザげ蹴りダメージが大きくダウン寸前。 後半、林田の右フックに合わせたジェシカの右ハイキックにて、林田がダウン。カウント8でようやく立ち上がる。 3R終了のゴングに救われる形で、ラウンド終了。
4R、このラウンド開始早々から林田がフラフラの状態。 3Rのジェシカからの林田へのボディーへのヒザと、ハイキックからのダウンによって悪い状態。なんとか3分持った林田。
5R、ジェシカ、林田とも多少の打ち合いで、五分五分に。 試合は判定決着となり、ジェシカが王座を獲得した。
また、シドニーで開催された、S F M センター『TOTAL HAVOC2 “Find NewComer”(ISKA NewComer Charenge Fight Part3)』に名川が出場、ISKAキックボクシング世界ウェルター級王座決定戦でティム・ドゥーリーと対戦した。ルールは2分7R、ヒザ、ヒジ、つかみなしのキックルール。
1R、プロボクサーとしても活躍しているティムのパンチと、高校生時代ボクシング経験のある名川とのパンチの打ち合い。どちらかと言うとティムのラウンド。
2R、パンチ、蹴りとも当たってきた名川のラウンド。しかし、ティムの老獪さでダウンにまでは行かず。
3R以降はやはりルール上ボクシング中心の試合展開が。時折名川のローキックとミドルキックが当たるがプロボクシングでも活躍するティムには及ばない。両者ダウン無いままティムの判定勝ちとなった。
Bronson Promotion
「RUMBLE AT THE RIDGEZ」
2010年8月14日(金・現地時間)オーストラリア・ブリスベーン・アカシアリッジホテル
開場17:30 開始18:30
▼メインイベント WKBF世界ライトフライ級王者決定戦 2分5R
○“リトルドラゴン”ジェシカ・トールハースト(オーストラリア/ブラックドラゴンカイ)
判定3−0 ※50−48、49−46、50−47
●“H”林田昌子(藤原)
※ジェシカが王座獲得
S F M センター
「TOTAL HAVOC2 “Find NewComer”
(ISKA NewComer Charenge Fight Part3)」
8月14日(土・現地時間)オーストラリア・シドニー シェールヘイヴェンエンターテイメントセンター
開場18:00 開始19:00
▼ メインイベント ISKAキックボクシング世界ウェルター級王座決定戦 キックボクシングルール 2分7R
○ティム・ドゥーリー(オーストラリア/896)
判定3−0 ※70−63、69−64、69−64
●“Hopper”名川弓立
※ティムが王座獲得
情報提供:中崎寿光
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