SHOOTO GYM K’z FACTORY
「プロフェッショナル修斗公式戦 龍争虎闘 Vol.4」
2010年9月17日(金)東京・北沢タウンホール
開場17:30 開始18:00
▼メインイベント(第8試合) フライ級 5分2R
○下川雄生(SHOOTO GYM K’z FACTORY/世界フライ級10位)
判定3−0 ※20−18、20−19、20−19
●天風ゆうすけ(ピロクテテス新潟)
現在4連敗中の下川は、バンタム級からフライ級に転向。階級を落とした初戦の相手は、現在昇り調子の天風(戦績は6戦4勝1敗1分)となった。所属するジム主催最終興行のメインですっきりとした勝ち星をあげたいところだ。
1R、いきなり天風が強烈な右ミドル! そして組み付くとヒザ蹴り連打で下川を追い込む。下川はテイクダウンを狙うも、天風がうまくがぶりフロントチョークを決める。苦しそうな表情を浮かべながらも、下川は立ち上がりようやく首を引っこ抜いて回避。
そのまま上を取った下川はパウンドを落とす。下から組みつく天風に対し、下川は肩固めを仕掛ける。決まったかに見えたが、耐えた天風は首を抜き、足関節へ。ここでゴング。
2R、フルスイングの左ストレートをクリーンヒットさせた下川は、そのままテイクダウン。必死に組みつく天風にパウンドを落とす。下川のパウンドがヒットするたびに、下川応援陣は大声を張り上げる。天風は足で突き放すなどして抵抗するも、下川がパウンドを落としたところでゴング。
3−0の判定で下川が勝利。約4年ぶりの勝ち名乗りを受け、「価値のある4年間だったと思います。負けても僕のことを応援し続けてくれた人たちに感謝したいです。相手は緊張してたみたいですけど、これから強くなる選手だと思います。自分も負けないように強くなり、熱い試合をしたいです」とマイクアピールした。
▼セミファイナル(第7試合) ウェルター級 5分2R
○パオロ・ミラノ(イタリア/パラエストラ東京)
判定2−0 ※19−19、19−17、20−18
●風田 陣(ピロクテテス新潟)
1R、右ローで前に出る風田に対し、パオロは左右のフックで反撃。ローを嫌がるように組み付いたパオロはヒザ蹴りで優位に立つ。いったん離れても、風田のローとパオロのフックが交錯する。
テイクダウンしたパオロだったが、風田は立ち上がる。そこを見逃さず、パオロは飛びつくようにフロントチョーク! ガッチリ決まるも、風田は首を抜きパウンドで反撃する。
2R、疲れの見えるパオロ。風田はガンガン前に出ては右ロー。これを避けたいパオロは左右のフック連打。タックルを仕掛けるパオロに対し、風田がガッチリと受け止める。そのままコーナーに押し込むとヒザ蹴り連打。
成す術のないパオロがヒザを受け続けたところでゴング。1Rの展開が勝敗を分けたか、パオロが僅差で判定勝利した。
▼第6試合 フライ級 5分2R
○澤田健壱(パラエストラ東京)
TKO 2R1分24秒 ※ドクターストップ
●鍋島 潤(和術慧舟會RJW)
1Rはお互いに慎重になり、打撃が単発となる。2R、ローをこつこつ当てる澤田が右ストレートで飛びこむと、鍋島の左頬がざっくりと切れる。これでドクターストップとなり、澤田が勝利した。
▼第5試合 ウェルター級 5分2R
○西岡耕治(マスタージャパン)
判定2−0 ※19−19、20−19、20−18
●藤原正人(パラエストラ東京)
1Rから積極的に西岡がパンチで前に出る。グラウンドの攻防でも西岡が上を取り、パウンドで攻め続ける。しかし、藤原のガードの前に攻めきれることが出来ない。西岡が判定2−0で勝利。
▼第4試合 ライト級 2010年度新人王決定トーナメント準決勝 5分2R
○佐々木憂流迦(和術慧舟會駿河道場)
判定3−0 ※20−18、19−18、20−15
●CRAZY D 元博(総合格闘技道場BURST)
注目の新人・佐々木憂流迦(=うるか)は、グラップリング大会で戸井田カツヤに一本勝ち。そしてケージフォースでの2戦と6月13日のプロ修斗デビュー戦でも一本勝ちを収めプロデビュー以来、連続一本勝ちが続いている。
1Rゴングと同時に出した飛びヒザで沸かせると、そのままスタンディングアームロック。
決まらないと見るや、バックチョーク。これで勝負あったかに見えたが、「落ちたと思って離してしまった」ことが原因で決めきれない。
2Rも、離れた間合いから左ストレート、左ミドルを当て、スタンドで優位に佐々木が攻める。しかし、粘りを見せる元博を最後まで仕留めることが出来ないまま終了のゴング。
佐々木の連続一本勝ちは“3”でストップしたが、大差をつけて判定勝利を収めた。
▼第3試合 バンタム級 5分2R
○石神保貴(和術慧舟會東京本部)
判定3−0 ※三者とも20−18
●高野祥之(シューティングジム八景)
▼第2試合 フライ級 5分2R
○志田裕幸(和術慧舟會東京本部)
TKO 1R3分43秒 ※レフェリーストップ
●奥村修一郎(総合格闘技道場STF)
▼第1試合 ウェルター級 5分2R
○川村文彦(KRAZY BEE)
判定3−0 ※三者とも20−18
●藤石義和(ピロクテテス新潟)
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