ガッツマンプロモーション
「SHOOTING DISCO 13 〜 どうにもとまらない!!! 〜」
2010年10月16日(土)東京・新宿FACE
開場17:00 開始18:00
▼メインイベント(第10試合)バンタム級 5分3R
○菅原雅顕(和術慧舟會Duroジム)
KO 3R14秒 ※ヒザ蹴り→パウンド
●GoZo(パラエストラ八王子/世界同級10位)
今年に入り公式戦では勝ち星がない両者の激突。GOZOは世界ランキングで10位、菅原もランキングの出入りを繰り返しており、どちらもこの一戦を制してランキングに自分の名前を残したいところだろう。
1R、GoZoは左右のフックで突進、タックルで組みつくと足関節を狙う。菅原はそれを潰して、立ち上がるとジャブ、そして右ストレート。ロープを背負ったGoZoにヒザ蹴りを突き刺す。菅原の打撃をもらいながらも何度もタックルを繰り返すGoZo。しかし菅原はテイクダウンを許さず、引き込んで展開を作ろうとするGoZoの顔面にパンチを落とす。
2Rも1Rと同じようにGoZoがパンチからタックルを何度も仕掛けるが、菅原はことごとくそれをディフェンス。引き込むGoZoに確実にパウンドでダメージを与える。そして3R開始直後、組み付こうとしたGoZoに菅原がカウンターの右ヒザ蹴り! これがモロのGoZoの顔面を捉え、GoZoがダウン! 菅原が追撃のパンチを落としたところでレフェリーが試合を止めた。
このKO勝利で連敗から脱出した菅原は「もう一度、上に行くために言わせてください。次は上位ランカーと対戦させてください! よろしくお願いします!」とマイクアピールした。
▼セミファイナル(第9試合)2010年度新人王決定トーナメント準決勝 バンタム級 5分2R
○本間祐輔(パラエストラ札幌)
一本 1R4分11秒 ※三角絞め
●安永有希(東京イエローマンズ)
ここまでワンマッチでの判定負けはあるものの、新人王トーナメントでは2連続一本勝ち中の本間。この日は安永のパンチをもらい、顔面を腫らし鼻から出血するという苦しい立ち上がりとなったが、テイクダウンを奪うとパスガード→バック→三角絞めという流れるような動きで一本勝ち。黒帯柔術家の寝技スキルを発揮し、トーナメント全試合一本勝ちで決勝に駒を進めた。
▼第8試合 フェザー級 5分2R
○細井鷹飛呂(パラエストラ松戸)
KO 1R3分14秒 ※ヒザ蹴り→パウンド
●河野啓太(GUTSMAN・修斗道場)
積極的にパンチで前に出て行く河野。細井は河野を首相撲に捉えるが、河野がその離れ際に右フックを当てて細井を後退させる。そのまま一気にパンチで前に出ていくが、ここで細野のヒザ蹴りがヒット! 崩れ落ちた河野に細井がパンチを落とし、レフェリーが試合を止めた。
▼第7試合 ライト級 5分2R
○廣瀬貴行(パラエストラ葛西)
判定3−0 ※3者とも20−18
●稲葉 聡(秋本道場JUNGLE JUNCTION)
ここまで1敗1分と未だ勝ち星がない稲葉と1勝1敗の廣瀬。試合は廣瀬がしつこいタックルと寝技でイニシアチブを取り、稲葉に反撃のチャンスを作らせず判定勝利。廣瀬はこれで公式戦2連勝となった。
▼第6試合 フェザー級 5分2R
○鷹島大樹(GUTSMAN・修斗道場)
判定3−0 ※20−19、20−18、20−19
●丸井憲一郎(アカデミア・アーザ水道橋)
1Rは互いにテイクダウンを取り合う展開だったが、2Rに鷹島の首投げで丸井を何度も投げる。丸井もその度に立ち上がっていたのだが、ラウンド後半に鷹島がトップポジションをキープすることに成功。コツコツとパンチを落とし、判定をものにした。
▼第5試合 バンタム級 5分2R
○塙 真一(パラエストラ小岩)
判定3−0 ※20−19、20−18、20−18
●のぶ渡辺(roots)
ジャブを基点にそこから左ボディや右ストレートにつなげる塙。渡辺は何度もテイクダウンを狙って組み付くが、塙は立ち上がり続けて、グラウンドに持ち込ませない。そして打撃でしっかりとダメージを与えた渡辺は、逆に渡辺をテイクダウンし、バックから攻め立てた。
▼第4試合 ウェルター級 5分2R
○粕谷優介(秋本道場JUNGLE JUNCTION)
一本 1R4分2秒 ※スリーパーホールド
●佐々木大輔(パラエストラ仙台)
今年のアマ修斗全日本選手権を待たずにプロ昇格を決め、注目を集めている粕谷。1R、粕谷はパンチと蹴りでガンガン前に出て行く。先にテイクダウンこそ取られたものの、グラウンドで上のポジションを取り返すと、強烈なパンチを落としてバックからスリーパー。一本勝ちでデビュー戦を飾った。
▼第3試合 フェザー級 5分2R
○田中路教(リバーサルジム横浜グランドスラム)
判定3−0 ※20−17、20−18、20−18
●HAMAJI(アカデミア・アーザ水道橋)
勝村周一朗の教え子で、今年のアマ修斗全日本選手権を優勝している田中。1R、いきなりHAMAJIのアームロックを切り返して腕十字を極めかける。これを外された田中だったが、しっかりとトップポジションをキープして強烈なパウンド。2Rもグラウンド&パウンドで有利に試合を進め、大差の判定勝利を収めた。
▼第2試合 フライ級 5分2R
○昼間 樹(PUREBRED大宮)
判定3−0 ※20−18、20−18、20−16
●阿藤リトル(GUTSMAN・修斗道場)
ガードを下げた構えから前後の出入りを繰り返す昼間。ノーモーションから繰り出す右ストレート、そしてカウンターの左フックを何度も阿藤の顔面に当てる。必死に前に出続けた阿藤だったが、昼間は抜群の距離感で阿藤にクリーンヒットを許さず。デビュー戦で勝利した。
▼第1試合 ウェルター級 5分2R
△太田洋平(和術慧舟會RJW)
判定1−1 ※20−19、19−20、19−19
△鈴木ジン(秋本道場JUNGLE JUNCTION)
秋本道場から粕谷と共にプロデビューしたアマ修全日本王者の鈴木。1Rは太田がガードポジションから何度も腕十字を仕掛け、鈴木がそれをディフェンスしてパンチを落とすという展開が続く。しかし2Rは太田がガードポジションから鈴木の体を引っくり返し、太田がトップポジションから攻める。終了間際、鈴木が首投げでテイクダウンするも、そこから攻めることが出来ず。判定は3者3様のドローに終わった。
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