日本キックボクシング連盟
「真っ向シリーズ サード」
2010年10月23日(土)東京・後楽園ホール
開場17:00 開始17:30
▼メインイベント(第13試合)67kg契約 3分5R
○栄基(MTOONG/NKBウェルター級4位)
KO 2R2分18秒 ※3ノックダウン
●岡田清治(大塚道場/NKBウェルター級王者)
今年4月にウェルター級王座の初防衛に成功した岡田がノンタイトル戦に臨む。対するは4位の栄基。ムエタイスタイルながら破壊力のある攻撃を繰り出す選手だ。
1R、岡田はローからヒジをガードの上から叩きつけ、潜り込むような体勢からフックを連打。栄基のミドルキックをキャッチしてのパンチ連打、ハイキックを首で受け止めてのパンチ連打とアグレッシブに攻める。
終盤に打ち合いとなり、岡田が豪快な右フックでダウンを奪った。興奮した岡田はゴングが鳴っても殴りかかろうとし、レフェリーに制止される。
2Rも岡田が右ローからフック連打でアグレッシブに攻めていく。コーナーに追い詰められた栄基は首相撲に捕まえてのヒザ蹴り。岡田のローに栄基が狙い済ました右ストレート、組んでのヒザ蹴り。
下がる岡田へ右ハイキック! 逆転のダウンを奪う。1Rのお返しとばかりに、今度は栄基が倒れた岡田の頭を踏み潰す素振りを見せた。
深刻なダメージを負った岡田に栄基は右のパンチを連打して襲い掛かり、立て続けに2度のダウンを追加してのKO勝ち。ノンタイトル戦ながらチャンピオンに逆転KO勝ちを収めた。
▼セミファイナル(第12試合)62kg契約 3分5R
△武勇 晃(テツ/NKBライト級王者)
ドロー 判定0-1 ※50-50、48-50、50-50
△岩田 洋(八王子FSG/NKBライト級4位)
今年7月にNKBライト級王座をKOで獲得した武勇が、王者第一戦をノンタイトル戦で迎える。対するは武勇がデビューする5年前にデビューしたベテランのテクニシャンである岩田。
1R、武勇はフックを強振するが、大振りのため何度も空を切る。岩田はフットワークを使って狙いを定めさせず、ジャブと右ロー。武勇は途中から右ローでその足を止めにいく。
2R、岩田はガードを固めてフェイントを使いつつ右ローを集中させる。武勇も右ローを蹴っていくが、岩田のジャブ&ローにてこずる。
3R、左右フックを当てようと前へ出て強振する武勇に対し、岩田はフットワークで間合いを取りながら前蹴り、ジャブ、ロー。パンチで追いかける武勇とかわしてローを入れる岩田という図式に。
4R、前蹴りとジャブで距離をとる岩田に武勇はフックを当てようとローからパンチで飛び込む。このラウンドはこれといった攻防がなく、勝負は最終ラウンドにもつれ込んだ。
5R、岩田は武勇を何度もコカし、前蹴りとジャブで距離をとって右ローを当てていく。ヒジとパンチで攻める武勇に岩田もパンチで応戦。岩田がローの的確さで優ったかに思えたが、判定はドローとなった。
▼第11試合 NKBウェルター級 3分5R
○乃村悟志(真門/同級3位)
判定3-0 ※50-48、50-47、50-46
●高橋賢哉(渡辺/同級1位)
▼第10試合 NKBライト級 3分5R
○石井修平(ケーアクティブ/同級10位)
判定3-0 ※50-49、50-49、50-47
●石川 竜(八王子FSG/同級6位)
▼第9試合 NKBウェルター級 3分5R
○腰越正和(勇和会/同級9位)
判定3-0 ※50-48、50-47、50-46
●塚野真一(挙心館/同級6位)
▼第8試合 NKBヘビー級
△大畠正士(平戸)
ドロー 判定0-1 ※29-30、29-29、30-30
△工藤勇樹(エス)
▼第7試合 NKBフェザー級
○清水君高(MTOONG/同級7位)
KO 1R2分57秒 ※3ノックダウン
●藤枝利則(平戸)
▼第6試合 NKBライト級
○俊輝(八王子FSG)
KO 2R1分58秒 ※左ローキック
●大心(SQUARE-UP道場)
▼第5試合 NKBフェザー級
○稲石竜弥(TEAM.OJ)
KO 2R3分 ※右フック
●板垣龍司(SQUARE-UP道場)
▼第4試合 NKBライト級
○宮口 久(エス)
判定2-0 ※30-29、30-30、30-29
●波照間永葵(Y’ZD GYM)
▼第3試合 NKBミドル級
○塚田龍介(挙心館)
判定3-0 ※三者とも30-29
●太路宇(Y’ZD GYM)
▼第2試合 NKBライト級
○口田秋作(ケーアクティブ)
ドロー 判定0-0 ※29-29、29-29、30-30
●石塚正和(大塚道場)
▼第1試合 NKBフライ級
○葵勇之進(Dropout)
判定3-0 ※29-28、30-28、30-28
●新堂圭太(MTOONG)
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