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【グラチャン】前代未聞のハプニング続出!レフェリー暴行、我龍は体重オーバー

2010/11/07


GRACHAN実行委員会
「GRACHAN V」

2010年11月7日(日)東京・ディファ有明
開場13:30 第一部14:00 第二部16:00



▽第二部
▼メインイベント(第12試合) キックルール 70kg契約 3分3R
○我龍真吾(ファイティングマスター)
KO 1R2分27秒
●藤井英人(BLUE DOG GYM)

 9月の城戸康裕戦、10月の横山剛戦と1カ月に1試合のペースで試合をこなしている我龍がメインに登場。対する藤井は昨年11月に横山伸吾と対戦し、惜しくも判定負けを喫した。

 試合前、我龍が契約体重をオーバーしたためにイエローカード3枚が提示される。主催者発表によると、両者の体重差は11kg! リング中央で並ぶと明らかな体格差が目立つ。

 1R、じっくり様子見の我龍に対し、藤井はロー、ジャブと先制攻撃。徐々に圧力をかけていく我龍はローから強烈なボディ! 

  金網際に追い込むとボディの連打で藤井がダウン。立ち上がった藤井は何とここで我龍タイムを要求! 「本来は3R残り1分でやるもので、1Rだと余力がまだ残っているのでやりたくなかった。でもオレは体重オーバーで向こうの希望に応えてあげようと思った」という我龍は受諾。

 ここでノーガードの打ち合いとなり、我龍の連打がとらえ、藤井はバッタリと倒れKO負け。勝った我龍はマイクを握ると、「オレはプロで79戦しているけど、こういう体重オーバーは初めてのことで申し訳ない。

  ファイトマネーはいらないので、藤井選手とはもう一回やりたい。藤井選手が希望するルールなんでもいいのでお任せします」と契約体重での再戦をアピールした。

 大会終了後、契約体重オーバーした理由について我龍は「普通だったら1日で8kg落とすのですが、1週間前から風邪を引いていて昨日まで体重が落ちなかった」と説明。次は12月1日藤原祭りのWPMF日本ミドル級王者決定戦で小又大貴と対戦することが決定しており、「9本目のベルトを狙います。今、各団体のベルトを8本持っていて、10本獲得したらギネスに申請しようと思います」とベルト奪取を誓っていた。




▼セミファイナル(第11試合) GRACHANキックフェザー級トーナメント決勝戦 63kg契約 3分3R
○菊崎義史(パワーオブドリーム)
判定2−1
●伊藤佑一郎(BLUE DOG GYM)
※菊崎がGRACHANキックフェザー級王者に

 1Rから右ロー、左ミドルと蹴りを中心とした攻めの菊崎。下がる伊藤はうまく距離を取りながらパンチで応戦していく。2Rには菊崎がボディを中心とした攻め。3Rには、伊藤が右フックで菊崎をぐらつかせる。

  お互いに手を休めることなく、打ち合う場面を見せ終了。僅差の判定で菊崎が勝利し、ベルトを獲得した。




▼第10試合 MMAルール 67kg契約 5分2R
○高橋直希(マッハ道場)
TKO 1R4分24秒 ※レフェリーストップ
●チョン・カンソク(韓国/CMA KOREA)

 大振りのカンソクに対し、冷静に組み付いた高橋がヒールホールドで一気に極めにいく。何とか逃げたカンソクだったが、高橋がバックマウントを奪いチョークスリーパーで一本勝ちした。



▼第9試合 MMAルール 77kg契約 5分2R
○濱村 健(Team TOURI)
判定2−1
●ナム・イェオン(韓国/CMA KOREA)

 1Rから左ミドルと三日月蹴りを出していく濱村。イェオンはパンチの連打で下がらせると、右ストレートで濱村をダウンさせる。持ち直した濱村はグラウンドでマウントを奪いパウンド連打。2Rも、濱村がグラウンドで優位な体勢を取り、パウンドで追い込む。
濱村が判定勝利した。




▼第4試合 MMAルール 70kg契約 5分2R
○イ・ジュンヒョン(韓国/CMA KOREA)
反則 1R33秒 ※レフェリーに暴行を加えたため
●ケルベロスTAKE(フリー)

 前代未聞の事件が勃発した。両者、入場するとジュンヒョンに対し、激しく睨みを利かせるTAKE。ゴングがなると、TAKEが一気にパンチ連打で追い込みジュンヒョンがダウン! TAKEが追撃のパウンドを落としたところで木村参味夫(きむら・さみお)レフェリーがストップをかけたのだが、興奮が収まらないTAKEはそのままジュンヒュンだけでなくレフェリーにも襲いかかった。

  ダメージは大きく、 顔面を押さえなかなか立てない木村レフェリー。韓国陣営とTAKE陣営も金網の中になだれ込み、乱闘寸前。第1部のメインで勝利したパーキーは「オレとやれ」とばかりにTAKEに詰め寄るなど、場内は一時騒然となった。一度はTAKEのTKO勝利がアナウンスされたが、レフェリー暴行によりジュンヒュンの反則勝ちとなった。




▼第8試合 MMAルール 77kg契約 5分2R
○栗栖達也(パラエストラ松戸)
判定3−0
●安藤 純(超人クラブ)

▼第7試合 MMAルール 62kg契約 5分2R
○種市彩人(BLUE DOG GYM)
判定3−0
●鈴木達也(YMC栃木)

▼第6試合 MMAルール 74kg契約 5分2R
○劉官保(DEEP GYM IMPACT)
一本 1R2分 ※腕ひしぎ十字固め
●長尾拓也(GRACHAN育成選手)

▼第5試合 キックルール 60kg契約 3分3R
○我龍レオ(ファイティングマスター)
判定3−0
●吉峰 翔(フリー)

▼第3試合 MMAルール 無差別級 5分2R
○SEIKEN(UMW)
TKO 1R1分31秒 ※レフェリーストップ
●シャーク(Team SCREAM)

▼第2試合 MMAルール 60kg契約 5分2R
○金城和樹(SOUL FIGHTERS JAPAN)
TKO 1R11秒 ※レフェリーストップ
●小川一毅(team SCREAM)

▼第1試合 MMAルール 70kg契約 5分2R
○ドラゴン裕作(チームエルドラド)
一本 2R1分17秒 ※チョークスリーパー
●柏倉康史(フリー)

▼パーキーがメインの第1部の試合結果はこちら

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